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auひかりには速度制限が存在する!?速度制限の原因と対処法を解説

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auひかりの通信制限について

速度制限がかかるのは、モバイルWi-Fiとスマホだけと思っていませんか。

実は、auひかりは一定の条件を満たすと速度制限にかかってしまう可能性があります。

この記事では、auひかりの速度制限にかかる条件や制限期間や制限時の速度、速度制限を解除する方法などを詳しく調べてみました。

速度制限のない光回線も紹介するので、auひかりの速度が遅くて困っている人は、最後まで確認してみてください。

使い過ぎに注意!auひかりの速度条件のポイント

auひかりの通信速度になる理由

あまり知られていませんが、実はauひかりは下記条件に該当すると速度制限がかかります。

■auひかりの速度制限の条件

対象プラン

速度制限の条件

  • ホーム全プラン
  • マンションギガ
  • マンションミニギガ

1日30GB以上の上り通信

※参考:KDDI大容量データ送信の制限について

速度制限となるのは、あくまでもアップロードと呼ばれる上りの通信になります。

下記操作の通信量が1日30GB以上になったときに速度制限がかかると思ってください。

■速度制限の対象となる上り通信の操作

  • SNSやブログに画像や動画を投稿
  • メールを送信
  • GoogleドライブやDropboxにデータを保存など

スマホやモバイルWi-Fiと違い、auひかりはダウンロードと呼ばれる次の下り通信は、何GB使っても速度制限はかかりません。

■速度制限の対象外の下り通信の操作

  • メールを受信
  • ネットサーフィン
  • 動画配信サービスで動画を視聴
  • 電子書籍を読むなど

速度制限の対象となるプランもホームとマンションの一部プランだけです。

実際は1日30GB超で制限はかからない

実際には、1日だけ30GB超の上り通信をしても速度制限はかかりません。

1週間のうち3日以上30GB超の上り通信をしたときに、速度制限の対象となります。

一般的な500万画素のデジカメの最高画質で撮影した写真を添付したメールを1通送信したときの通信量は、約3MBです。

1GB=1000MBなので、普通に使う分には1週間で3日以上も30GB超の上り通信をする機会はほとんどないでしょう。

auひかりで速度制限になったときの速度や期間

auひかりで速度制限がかかると、上りの通信速度は約3Mbpsに制限されます。

制限時でも次の操作ならストレスなく使えますよ。

■約3Mbpsで問題なくできる操作

  • メール送信
  • TwitterやFacebookなどSNSへの画像投稿
  • ビデオ通話など

逆に、次の操作をストレスなく行うには、最低約10Mbpsは必要になるため、スムーズに楽しむには難しいでしょう。

■約3Mbpsだとストレスを感じる操作

  • InstagramやYouTubeなどへの動画投稿
  • データファイルの共有

速度制限が継続する期間は、約3週間です。

ただし、モバイルWi-Fiのように正確な期間を設けてはいません。

2023年9月時点では、auひかりの確実な速度制限の期間は公開されてませんが、目安として公表されている情報では3週間のようです。

そのため、人によっては数日程度の誤差があると考えておくべきでしょう

auひかりの実際の速度はどのくらい?1Gbpsは無意味かもしれない

auひかりの速度制限を確認する方法

auひかりの速度制限の確認方法

auひかりのマイページには、スマホのように月間通信量を確認できる機能はありません。

速度制限がかかると、運営元のKDDIから書面で速度制限が通知されます。

auひかりの平均実効速度は、100~300Mbps前後になるため、いつもより遅いと思ったら、次の速度計測サイトで調べてみるとよいでしょう。

これらの速度計測サイトで上り通信の速度が3Mbps前後となった場合は、速度制限にかかっている可能性が高いと考えられます。

ただし、VDSL方式のマンションでは最大速度100Mbpsで、もともと速度が出にくい配線方式です。

制限時でなくても約3Mbpsまで速度低下する可能性はあるので注意しましょう。

【注意】auひかりの速度制限は解除できない

残念ながらauひかりには、速度制限を解除する方法はありません。

一度、制限がかかると約3週間の制限期間が過ぎるのを待つだけです。

スマホのように0.5GB/500円といった通信量のチャージ機能はありません。

auひかりで速度制限になりやすいケース4選

auひかりで速度制限になりやすいケース

上り通信でauひかりの速度制限にひっかかりやすいケースは、次の4つ。

  1. 映像、音楽関係の仕事をしている
  2. DropboxやGoogleドライブなどを頻繁に使う
  3. 動画のライブ配信
  4. パソコンのウイルス感染

詳細を1つひとつ確認してみましょう。

映像、音楽関係の仕事をしている

映像や音楽関係の仕事をする人たちは、他の人と比べて高画質な動画・音声ファイルを扱う機会が増えます。

容量256GBのSDXCメモリカードに保存可能な動画の長さは下記になります。

■容量256GBのSDXCメモリカードに保存できる動画の長さ

  • 4K動画(3840×2160画素):78分
  • フルHD動画(1920×1080画素):600分

そのため、編集ソフトで作成した動画をパソコンでやり取りしているうちに、いつの間にか速度制限の対象となるかもしれません。

音声ファイルもWAVやFALC、ALACのようなハイレゾ音源だと5分あたり約200~300MBと容量が大きいため、頻繁に使う人は注意が必要です。

 DropboxやGoogleドライブなどを頻繁に使う

DropboxやGoogleドライブなどのファイル共有サービスに頻繁にデータをアップロードする人も、速度制限にひっかかりやすいでしょう。

WordやExcelなど容量が小さいテキストファイルのアップロードは、そこまで気にする必要はありません。

しかし、画素数の多いデジカメで撮影した画像や動画は、1ファイル当たりの容量が大きいので、頻繁にアップロードすると速度制限にかかる可能性があります。

DropboxやGoogleドライブなどを頻繁に使う人は、アップロード前に保存するファイルの容量を調べておきましょう。

Windowsパソコンでは下記手順でファイルサイズを確認できますよ。

■ファイルサイズの調べ方

1. 保存するファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択。

2. 赤枠で囲んだ「サイズ」を確認。

Windows ファイルサイズ 確認方法

動画のライブ配信

YouTubeやニコニコ動画などでライブ配信する人も速度制限にひっかかる可能性があります。

720pの動画を1分配信した場合の通信量は約20~45MB前後。

1時間ライブ配信すると、約1.2~2.7GBの通信量を消費することとなります。

送信される文字データの通信量も加わるため、1時間のライブ配信で1.5~3GB程度の通信量を消費すると思っておけばよいでしょう。

頻繁に動画のライブ配信する人は注意してくださいね。

パソコンのウイルスに感染

パソコンのウイルス感染も速度制限にひっかかりやすい原因の1つです。

ウイルスの中には、勝手にメールアドレスを収集し、短期間のうちにメールを大量に送信するものもあります。

大量のメール送信でネットワークの帯域を占有するので、すぐ速度制限の対象となるでしょう。

自分のパソコンだけでなく、他人のパソコンやスマホのウイルス感染の原因となります。

パソコンやスマホにセキュリティソフトを入れていない人は、これを機に購入するとよいでしょう。

プロバイダの速度制限もある

光回線に速度制限がなくても、プロバイダ側で速度制限を設けている場合もあります。

auひかりのプロバイダでは、@niftyが通信品質を保つため、他の利用者と比べて大幅にネットワーク帯域を占有するような通信を行った場合のみ速度制限の対象となります。

制限時でもネットサーフィンをする分には問題ない速さと書かれていますが、詳細な条件は公開されていません。

auひかりの速度が気になる人は、申し込み前にプロバイダの速度制限を調べてみるとよいでしょう。

auひかりプロバイダ比較!キャンペーンや速度に違いはある?

auひかりの速度制限がイヤ!!⇒NURO光がおすすめ

auひかいの速度制限の対処法

auひかりで頻繁に速度制限が起きて不便に思う人は、速度制限がほとんどない光回線への乗り換えを考えてみてください。

当サイトでおすすめの光回線は、 NURO光 です。

NURO光公式キャンペーン特典
  • 特典・キャンペーン
    無条件:45,000円キャッシュバック
    ※オプションで最大20,000円プラス
    他社違約金最大20,000円補填
  • 月額料金
    2ギガ:5,200円
    10ギガ:5,700円
    ※戸建て、マンションミニ共通

NURO光は、上り下りどちらの通信にも速度制限がありません。

ホーム、マンションと住居の種類に関係なく、誰でも最大2Gbpsの高速インターネットが楽しめます。

月額料金も「光回線+プロバイダ+無線ルーター」を含めて5,200円と、auひかりホームよりもお得な値段です。

ただし、他の利用者の妨げになるほどネットワーク帯域を占有すると速度制限がかかる可能性があります。

以下の操作がネットワーク帯域を占有しやすい通信だと思ってください。

■NURO光で速度制限の対象となりやすい操作

  • 過度な動画再生
  • P2Pによるファイル交換など
  • 大量すぎるデータのアップロード

あくまでも、速度制限がかかるのは1人の利用者が短時間で膨大な通信量を消費したときだけです。

残念ながら、膨大な通信量の明確な基準や制限をかける期間は公開されていませんが、一般的な使い方をする限り速度制限の対象にはならないので安心してくださいね。

【要注意】マンションの速度低下は速度制限とは限らない

NURO光 for マンションでは、通常のNURO光と比べて速度が落ちやすい傾向にあります。

NURO光と違い1本の光ファイバーを、同じ建物の住民と共有して使うからです。

そのため、インターネットを使う人が多い平日夜や土日祝日は、速度が大幅に落ちる可能性があります。

NURO光 for マンションで極端に速度が落ちても、速度制限とは限らないので注意しましょう。


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結論:普通に使う分には滅多に速度制限にならない

auひかりは、ホームタイプとマンションの一部プランで、1週間のうち3日以上30GB超の上り通信をすると速度制限がかかります。

約3週間の制限期間でも約3Mbpsの速度は出るため、次の操作を行う分には特に問題ないでしょう。

  • メール送信
  • TwitterやFacebookなどSNSへの画像投稿
  • ビデオ通話

ネットサーフィンや動画視聴など下り通信は速度制限の対象外なので、auひかりの速度制限はそれほど厳しいものではありません。

下記ケースに該当しない限り、速度制限がかかる心配はほとんどないでしょう。

  • 映像、音楽関係の仕事をしている
  • DropboxやGoogleドライブなどを頻繁に使う
  • 動画のライブ配信
  • パソコンのウイルス感染

頻繁にauひかりで速度制限がかかる人は、速度制限がほとんどない光回線への乗り換えを考えましょう。

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