NURO光10Gと2Gを徹底比較!知らないと後悔する決定的な違いとは?
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2023年現在、NURO光では最大2Gbpsのサービスを始め、10Gbpsや6Gbpsと言ったサービスを提供しています。
NURO光は2013年に最大2Gbpsの世界最速回線としてサービス提供を開始しました。
その後、2015年には最大10Gbps回線を開始し、大きく話題になったのです。
現在、日本で10Gプランを提供しているサービスはNURO光の他にauひかりが挙げられます。
また、フレッツ光でも10Gプランの提供を開始しました。
結論から言うと、NURO光の10Gプランはあまりお勧めできません。
月額料金や初期工事費が高額になり、利用するための機器にも特殊な条件があります。
さらに、『10Gプランじゃないと使えない!』といったWEBサービスも現状では無いため、ネットに接続するにあたってそこまでの速度が必要ないことも理由の1つです。
また、10Gプランにはキャッシュバックなどお得な特典が存在しませんが、NURO光2Gプランであれば、 高額なキャッシュバック特典
も適用されます。
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このページではNURO光の2Gプランと10Gプランの違いを徹底的に比較しました。
先に、お得なキャンペーン情報を確認したい方はNURO光 2Gプランはキャンペーンが豪華をご覧ください。
2Gと10Gの決定的な違いとは?

NURO光の2Gと10Gで最も大きな違いは当然速度でしょう。
最大2Gbpsと最大10Gbpsという明らかな差があります。
また、速度の他にも、初期工事費や契約期間、解約時の解約金についてもプランによって違ってきます。
NURO光2G | NURO光10G | NURO光10Gs | NURO光6Gs | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 5,200円 | 7,128円 | 5,700円 | 5,767円 |
最大速度 |
下り:2Gbps |
下り:10Gbps |
上り:10Gbps |
上り:6Gbps |
工事費 | 44,000円 | 44,000円 | ||
契約期間 | 3年 | 2年 | 3年 | |
契約 解除料 |
3,850円 | 4,400円 | ||
キャッシュ バック |
45,000円 | なし |
特典について詳しくはNURO光2Gならキャンペーンが豪華で解説しています。
NURO光 10Gと10Gsは何が違う?
上記の比較表を見るとNURO光の10Gプランが2つ有るのが分かると思います。
NURO光 10Gが2015年にリリースされたプランで、NURO光 10GsについてはNURO光 6Gsと共に2018年10月からサービス提供開始です。
NURO光 10Gの旧プランはXG-PONと呼ばれる共有技術が使われています。
この技術の特徴として下り(ダウンロード)は最大10Gbpsで利用できるのですが、上り(アップロード)に関しては最大2.5Gbpsまでに制限されています。
また、初期費用や契約期間、解約時の解約金については2Gプランと全く同じなので、比較的ハードルが低く導入しやすい特徴も兼ね備えています。
ただ、月額料金が少々高く、月額7,128円かかってしまうのが欠点です。
一方、NURO光 10GsについてはXGS-PONと呼ばれる技術が利用されています。
この技術の特徴は下りと上りの最大速度が同じで、どちらも10Gbpsで利用することが可能です。
NURO光 6Gsについても同じくXGS-PONになっており、上りと下り両方で最大6Gbpsとなります。
このXGS-PONを使った10Gsと6Gsに関しては、まず初期工事費が44,000円と高額です。
また、契約期間も3年間となっており、解約金も4,400円に跳ね上がります。
ただ、月額料金が多少安く、10Gsで5,700円、6Gsに関しては5,767円で利用可能です。
提供エリアの違い

NURO光 2Gと10Gプランでは提供エリアにも違いがあります。
また、XGS-PONが使われている10Gs/6Gsに関してもさらに提供範囲が異なっており、申し込み前に確認が必要です。
NURO光 2Gの提供エリア
NURO光の提供エリア
- 北海道…石狩市、恵庭市、江別市、小樽市、札幌市、千歳市
- 関東…茨城県、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、栃木県
- 東海…愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
- 関西…大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
- 中国…広島、岡山
- 九州…福岡県、佐賀県の一部
NURO光 2Gのエリア判定方法についてはNURO光エリア確認ナビで詳しく解説しています。
NURO光 10G(XG-PON)の提供エリア
- 関東…東京都、神奈川県
- 東海…静岡県
- 関西…大阪府、兵庫県、奈良県
NURO光 10Gs/6Gs(XGS-PON)の提供エリア
- 北海道
- 関東…東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
- 東海…静岡県、愛知県
- 関西…大阪府、兵庫県、奈良県
- 九州…福岡県の一部
また、提供されている都道府県に住んでいたとしても、必ず利用できるとは限りません。
市町村単位に提供されていないこともあり得ます。
特に10Gに対応したNURO光は2Gサービスと比べると極端に提供エリアが狭くなってしまいます。
そのため、比較的人口が多い都市部であっても、提供地域に穴があいていることもあり得るのです。
料金の違い
上記ですでに解説しましたが、NURO光はプランによって料金がことなります。
2Gサービスが最も安く、5,200円となっており、10G対応プランでは料金が上がります。
サービス | 月額料金 |
---|---|
NURO光 2G | 5,200円 |
NURO光 10G | 7,128円 |
NURO光 10Gs | 5,700円 |
NURO光 6Gs | 5,767円 |
最も料金が高いのがXG-PONが使われているNURO光 10Gです。
10Gsや6Gsはもともとauひかりの10G/5Gサービスに対抗するために作られたので、料金が安く設定されています。
ただ、月額料金が最も安いのがNURO光 2Gとなっており、速度とのバランスを考えると一番経済的と言えるでしょう。
初期工事費や解約金が高額
XG-PONを使ったNURO光 10Gに関しては2Gプランと初期工事費に違いはありません。
また、契約期間内に解約すると3,850円の解約金が請求されます。
一方、XGS-PONを使ったNURO光 10Gs/6Gsに関しては初期工事費が20,000円高い、66,000円に設定されています。
契約期間内に解約した場合の解約金も4,400円と高額です。
サービス | 工事費 | 契約期間 | 解約金 |
---|---|---|---|
NURO光 2G | 44,000円 | 3年間 | 10,450円 |
NURO光 10G | 2年間 | ||
NURO光 10Gs | 44,000円 | 3年間 | 4,400円 |
NURO光 6Gs |
工事費はキャンペーンで相殺される
NURO光の導入で一番厄介なのが初期工事費でしょう。
いくらNURO光のコスパが良くても、数万円の初期費用は負担となってしまい、乗り換えを踏みとどまってしまうのではないでしょうか?
しかし、基本的に工事費はキャンペーンで実質無料になるのです。
例えば、NURO光 2G/10Gプランの場合、工事費は44,000円です。
この工事費は毎月1,222円×36ヵ月の分割で請求されます。
しかし、この毎月の分割代金と同時に1,222円×36ヵ月の割引も同時に適用されるのです。
毎月1,222円の工事費を請求すると同時に、1,222円が割引されるので、工事費は相殺され実質無料になるしくみとなっています。
詳しくは別記事「 NURO光の工事費は非常に高額!無料にする方法とカラクリを解説」で詳しく解説しています。
XGS-PONを使ったNURO光 10Gs/6Gsも初期工事費は高額ですが、同じように割引がが適用されます。
44,000円の工事費は毎月1円×60ヵ月の分割で支払う必要があります。
この工事費と同時に毎月1,100円×60ヵ月の割引も適用されるので、工事費は実質無料となります。
ただし、工事費の分割が終了する前にNURO光を解約してしまうと残りの残金が請求されるので、工事費の一部を負担する必要がでてくるのです。
特にNURO光 10Gs/6Gsに関しては分割期間が60ヵ月となっており、割引期間も60ヵ月と長く設定されています。 この場合、NURO光を60ヵ月(5年間)使わなければ工事費が実質無料にならないので注意が必要です。
10Gはデメリットが多い?

このように10Gプランの特徴を見てみるとデメリットも多いことが分かります。
XG-PONを使ったNURO光 10Gsに関しては2Gと比較してかなり月額料金が高く設定されており、月額5,700円です。
また、XGS-PONを使ったNURO光 10Gs/6Gsに関しては多少月額料金は安いですが、初期工事費が高額となっており、44,000円かかります。
毎月の割引で相殺されるものの、実質無料にするには60ヵ月(5年間)使う必要が出てくるのです。
また、10G対応のプランには他にもデメリットが存在します。
特殊なLANカードが必要

通常スマホのWiFiやパソコンのLANポートは10G回線には対応していません。
一般的な有線LANポートは10Gに対応しておらず、せっかく10G回線を導入しても回線速度が大幅に制限されてしまいます。
そのため、NURO光の10Gプランでは必ず10Gに対応したLANカードの導入が必要です。
もちろんLANカードを導入しなくてもインターネット自体は利用できますが、10G回線を入れる意味が無くなってしまうのです。
ただ、このLANカードを導入する際、パソコンを分解してマザーボードにLANカードを接続する必要があります。
自作PCに慣れている方なら問題有りませんが、初心者には少しハードルが高いでしょう。
そのため、10Gプランは基本的にパソコンの知識が十分にある方でないと対応できません。
関連記事
10G対応LANカードの基礎知識!NURO光やauひかりの10G回線に必須
10G対応PCを2台以上使いたいなら高額なスイッチングハブが必要

NURO光の10G対応プランに申し込みをするとプロバイダであるSo-netからONUと呼ばれるネットワーク機器が貸し出されます。
このONUには元々10G対応のLANポートが付いているため、必要な物は、すでに解説した10G対応のLANカードぐらいでしょう。
しかし、このONUには10GのLANポートが1つしか付いていません。
通常のハブやルーターなどで分岐することは出来ますが、一般的な製品の場合、10G対応していないため、速度が制限されてしまいます。
そのため、10G回線が使えるパソコンを2台以上使いたい場合、業務用の高額なスイッチングハブが必要となります。
一般の過程であまり利用される機器ではないため、安くても30,000円ほどの出費は覚悟しなければなりません。
実測を考えたら2Gで十分

NURO光の10G回線は、今後主流となる4K/8K映像配信やIoT機器などの導入に適している回線です。
しかし、すでに解説した通り、10G回線には経済的な出費が多かったり、専門的な知識が必要となるため、デメリットも多く存在します。
実際に速いインターネット回線を求めるのであれば、通常の2G回線でも十分でしょう。
インターネットの速度は環境によって大きく異なるので一概には言えませんが、平均的に500Mbpsほど出ることがほとんどです。
フレッツ光やソフトバンク光などの光コラボの場合だと、200Mbps程度でていれば普通なので、NURO光の2Gプランは他社回線と比較すると非常に速い方と言えるでしょう。
また、環境が良ければ人によっては800Mbpsや900Mbpsを超える速度で利用できる事もあるので、よっぽどヘビーな使い方をしても困ることはありません。
詳しくは NURO光の速度を300人分の実測データから比較検証!本当は遅い?で他社回線との比較を行っています。
NURO光 2Gプランの実際の速度や月額料金などを考えると、現状10G回線はそこまで必要性は薄いと言えます。
NURO光 2Gプランはキャンペーン特典が豪華

NURO光 2Gプランは速度の割に月額料金が安くコスパの良いプランと言えます。
また、料金だけでなく申し込み時のキャンペーンも10Gプランと比較するとお得なキャンペーンが多いと言えるでしょう。
2Gプランであればキャンペーンで30,000円を超えるキャッシュバックを受け取ることも可能です。
ただ、キャンペーンは申し込みをする窓口によって大きく変わってきます。
中には不要なオプションを付けられたり、紹介者を用意しないとキャッシュバックが受け取れないなどの厳しい条件がついていることもあるのです。
そのため、キャッシュバックの金額だけで申し込みを決めてしまうと逆に損をしてしまう可能性があるでしょう。
中でもオススメなのがSo-netが公式で行っている45,000円キャッシュバック特典です。
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