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ドコモ光マンションタイプ全集!速度・料金からプロバイダまでまとめて解説
マンションやアパートの集合住宅にこれから住む場合、ネット回線としてドコモ光のマンションタイプを検討している方も少なくないでしょう。
しかしドコモ光ホームタイプ(戸建て)と違い、マンションに導入されているプランや設備によって、速度に違いが出たり、工事の内容も変わってきます。
そこで今回は、ドコモ光のマンションタイプの概要について詳しくまとめました。
料金や工事内容、エリアでの違いなど、ドコモ光のマンションタイプを選ぶ際に役立つ情報をまとめて解説していきますのでぜひ参考にしてください。
ドコモ光のマンションタイプの料金は?
ドコモ光のマンションタイプは、フレッツ光の設備を導入済みの集合住宅で利用できるサービスです。
特徴として、戸建てタイプに比べて料金が安く、すでに建物に設備が導入済みであれば工事が必要ない点が挙げられます。
ドコモ光の戸建てタイプは、場合によってはマンションでも利用可能ですが、マンションタイプは戸建てでは契約できません。
ただし、通信速度の面では戸建てタイプの方が速く、マンションタイプは設備になどによって速度が上下する可能性があります。
ドコモ光の料金プランは、以下のとおりです。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 5,720円~ | 4,400円~ |
新規工事費 | 22,000円 | 22,000円 |
セット割 | ドコモ光スマホセット割 ※最大3,520円割引 |
ドコモ光のマンションタイプは、タイプAなら4,400円、タイプBなら4,620円で利用できます。
上の表にも記載しているように、ドコモ光のマンションタイプは戸建てタイプより1,200円ほど安く使えるのが魅力です。
フレッツ光の一番安い月額料金がプロバイダ込みで戸建て6,000円前後、マンションが4,500円前後なので、ドコモ光のほうがお得にインターネットを利用できます。
なお、戸建てプランと同じく、料金タイプによってドコモ光で利用できるプロバイダが異なるため、利用したいプロバイダによって選ぶと良いでしょう。
料金プラン | プロバイダ |
---|---|
タイプA |
|
タイプB |
|
ドコモ光のプロバイダについて詳しくは、後述のドコモ光のマンションタイプで利用できるプロバイダで解説しています。
マンションタイプでもドコモスマホとのセット割可能!
ドコモユーザーの場合、スマホとのセット割である「ドコモ光セット割」が適用できるため、月々のスマホ料金を節約できます。
ドコモ光セット割は、契約しているスマホの料金プランと契約回線数に応じて、ドコモのスマホ・携帯電話の月額料金に割引を適用するサービスです。
毎月最大1,100円が割り引かれるため、少しでもスマホ代をお得にしたい方にぴったりだと言えるでしょう。
たとえば、ドコモスマホでギガプランを契約している場合の割引額は以下のとおりです。
料金プラン | 割引額 | 割引前の料金 | 割引後の料金 | |
---|---|---|---|---|
5Gギガホ | 1,100円 | 8,228円 | 7,128円 | |
ギガホ | 7,678円 | 6,578円 | ||
5Gギガライト ギガライト
|
~7GB | 6,578円 | 5,478円 | |
~5GB | 5,478円 | 4,378円 | ||
~3GB | 550円 | 4,378円 | 3,828円 | |
~1GB | - | 3,278円 |
その他のプランの割引額や適用条件等は、別記事のドコモ光スマホセット割の適用条件と割引金額でご紹介しています。
ドコモ光のマンションタイプの提供エリア確認方法
ドコモ光のマンションタイプを利用したいときは、まずはお住まいのマンションがドコモ光の提供エリア内かどうかを確認しましょう。
ドコモ光は、フレッツ光の設備をそのまま利用しており、提供エリアもまったく同じです。
そのため、フレッツ光の公式サイトからエリアの検索が可能です。
■ドコモ光の提供エリア確認方法
- NTTフレッツ光のエリアを確認
- 居住地の郵便番号を入力
- 住所を選択する
- 建物形態で「集合住宅」を選択
- 提供状況を確認
検索する際は、お住まいのエリアに応じてNTT東日本、またはNTT西日本の公式サイトへアクセスします。
該当する都道府県および確認方法の詳細は、別記事ドコモ光の対応エリアはフレッツ光公式サイトで確認をご覧ください。
また、おおよその提供エリアだけ知りたいという方は、お住まいのエリアに応じたNTTの公式サイトでも確認できます。
■地図でのエリア確認方法
- NTT東日本
東日本サービス提供エリア(地図) - NTT西日本
西日本サービス提供エリア(地図)
ドコモ光のマンションタイプを利用可能な設備かどうかも重要
ドコモ光のマンションタイプは、フレッツ光が利用できるマンションやアパートであれば利用が可能です。
しかしマンションやアパート自体が他の光回線設備を利用している場合、ドコモ光のマンションタイプは契約できません。
ドコモ光のマンションタイプに申し込んだ後でもオペレーターから利用可否について連絡をもらえます。
しかし、マンションやアパートの契約後にドコモ光のマンションタイプが利用不可だと知らされた場合、予定が狂う可能性もあるでしょう。
そのため、ドコモ光のマンションタイプが利用できる設備かどうかは、事前に大家さんや管理会社さんに直接確認するのがもっとも確実です。
ドコモ光の開通工事は2種類!工事の内容と工事費を解説
ドコモ光をマンションで利用するためには、必ず開通工事が必要です。
しかし、お住まいの建物の仕様によっては、工事に立ち会う必要なく開通できる場合があります。
別記事のドコモ光マンション工事を解説!でも解説している通り、ドコモ光のマンションタイプの開通工事は2種類です。
ドコモ光の派遣工事とは?
光回線屋光コンセントなどの設置が必要な場合は派遣工事になります。
派遣工事では、工事を行う作業員が住居内に立ち入るケースもあるため、必ず立会いが必要です。
そのため、立会い工事が必要な場合には、工事日の調整を行わなくてはいけません。
別記事ドコモ光の立会い工事は本人がしなきゃダメ!?でも解説している通り、平日は仕事で休めないという場合は土日の工事も可能です。
ただし、その場合は追加工事費として3,300円が発生します。
ドコモ光の無派遣工事とは?
マンションに導入済みの設備によっては、ドコモ光側の設定のみで開通できるケースがあります。
その場合、ご自身で機器の設置が行えるため、作業員が工事を行わない無派遣工事のみでドコモ光の開通が可能です。
すでに光コンセントなどが設置されていたり、マンションやアパートに設置されている配線の違いによっても無派遣工事になる場合があります。
無派遣工事の場合は利用者の立会いは不要なので、仕事から帰ってくると工事が終わっている場合もあります。
しかも無派遣工事の場合は、派遣工事で発生する料金よりはるかに安いのが特徴です。
工事不要でドコモ光は引越し可能!不要なケースと工事ありの違いは?
ドコモ光の工事費は工事形態によって変わる
開通工事を行うと、少なからず工事費が必要です。
ドコモ光の場合、派遣工事と無派遣工事の2種類の工事形態によって、発生する工事費は変動します。
工事形態 | 申し込み | 工事費 | 事務手数料 |
---|---|---|---|
派遣工事 | 転用 | 0円 | 3,300円 |
戸建て | 22,000円 | ||
マンション | 22,000円 | ||
無派遣工事 | 転用 | 0円 | |
戸建て | 3,300円 | ||
マンション |
上の表を見て分かる通り、ドコモ光の工事費は0円~22,000円と非常に幅が広いです。
なお、工事費用は分割が可能で、12/24/36/48/60回払いから選択できます。
一括での支払いが難しいのであれば、ご自身の経済状況に応じて分割払いを選びましょう。
また、土日しか工事に立ち会えない場合は3,300円の追加料金が発生します。
余計な費用をかけたくない方は、なるべく平日に工事を行いましょう。
【簡単解説】ドコモ光の工事内容を詳しく解説!工事費はかかる?
フレッツ光の転用とは
フレッツ光からドコモ光へ乗り換える際は、転用を利用すれば工事費0円で乗り換え可能です。
転用とは、フレッツ光と同じ設備を使ってドコモ光へ乗り換える手続きを指します。
そのため、事務手数料3,300円のみでドコモ光への乗り換えが可能です。
ドコモ光と提携しているプロバイダを契約中であれば、プロバイダの変更も無しでドコモ光をすぐに使うことができるため、非常に便利な申し込み方法だといえます。
また、フレッツ光で通常発生する乗違約金や工事費用も発生しません。
ソフトバンク光などの光コラボ回線を利用している場合は、事業者変更を利用すれば転用と同じように工事なしでドコモ光へ乗り換えられます。
転用について詳しくは、別記事ドコモ光の転用ってどうするの?でも解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ドコモ光のマンションタイプの速度は配線方式によって決まる
ドコモ光のマンションタイプの工事内容について解説する際、切っても切り離せないのが配線方式でしょう
現在利用されている配線方式は、主に以下の3種類です。
■ネット回線の配線方式
- 光配線方式
- VDSL配線方式
- LAN配線方式
別記事ドコモ光のマンションタイプは速度がでない?でも解説していますが、マンションタイプのネット回線の速度は、配線方式によって大きく変動します。
光配線方式
光配線方式は、現在最も普及している配線設備です。
マンションの共有スペースから各部屋まで全て光ファイバーケーブルで直接引き込むため、現在主流になっている配線方式のなかでもっとも通信速度が速く安定しているのが特徴です。
マンションやアパートの場合は、1本の光ファイバーを複数世帯で分けて使うため、戸数や利用者の数によって速度に影響が出やすいのがデメリットでした。
しかし、光配線方式の場合はマンションやアパートの戸数が多くても、通信速度に影響が受けにくいです。
参照:NTT公式ページ「集合住宅の導入工事と配線方式:光配線方式」
もしお住まいのマンションやアパートが光配線方式であれば、快適にインターネットができる可能性が高くなります。
デメリットとしては光配線方式は光コンセントの取り付けが必要になってくるため派遣工事が発生する可能性があります。
VDSL配線方式
2006年以前のマンション・アパートに多いのが、VDSL配線方式です。
光ファイバーがまだそれほど普及してない時に確立された方式で、電話線を利用した高速回線を実現しました。
VDSL方式は、光配線方式と同様にマンションやアパートの共有部分まで光ファイバーが引き込み、各部屋には既存の電話線を利用してインターネット通信を行います。
参照:NTT公式ページ「集合住宅の導入工事と配線方式:VDSL配線方式」
電話線を使ってしまうと、電話はどうように配線するのか心配になる方もいるかもしれません。
その場合、「VDSL室内装置(モデム)」に接続して、電話とインターネットを分けて利用できるようになります。
電話線があれば利用できるため便利ではあるのですが、新しいマンションやアパートでは貸主にかかる電気代と通信速度の面から見て、光配線方式を導入するケースがほとんどです。
実は、光配線方式は、長い目でみると大家さんや管理会社さんにとって、電気代の負担が少ないメリットがあります。
最近では固定電話を利用する人も少なっているため、わざわざインターネットを利用するために電話線を引くメリットがないのです。
そのうえ、光回線を直接利用した方が通信速度が圧倒的に速いので、利用者にとっても光配線方式の方が魅力が大きいと言えます。
通信速度も戸数や利用者数によって光配線より影響が出やすく、速度のベストパフォーマンスをかなり下回る速度になる可能性があるため、近年では光配線方式に切り替える集合住宅も多いです。
ただ、工事内容に関してはVDSL方式のほうが、ほぼ無派遣工事になる確率が高いため、その点はメリットと言えるでしょう。
LAN配線方式
VDSL配線方式と同様に、2006年以前の建物やフレッツ光を契約したマンションやアパートによくみられる配線方式です。
LAN配線方式の場合は、電話線の変わりにそのままLANケーブルを各戸に引き込んで使います。
パソコンを複数台利用する際に、ケーブルをいくつも分けて利用する方法をイメージすれば、分かりやすいかもしれません。
参照:NTT公式ページ「集合住宅の導入工事と配線方式:LAN配線方式」
LAN配線方式の場合は、各部屋に直接LANケーブルを差し込むための差し込み口(LANコネクタ)が用意されています。
この部分に関しては光コンセントと似ており、差し込むだけでインターネットが利用可能です。
VDSL配線方式より分かりやすくていいように感じますが、一番のネックは通信速度です。
LAN配線方式の場合は、通信を分けて使う側面が大きく出やすいため利用者の人数や利用時間によってはかなり速度が落ちてしまうでしょう。
もちろん、VDSL配線方式も同じように通信を分けて理由するのは間違いないのですが、それ以上に通信速度にムラが出やすいというデメリットがあります。
NTT東日本とNTT西日本でのサービスと速度の違いはある?
ドコモ光は、NTTのフレッツ光の設備を流用したサービスですが、フレッツ光はNTT東日本・西日本でプランが違います。
そのため、NTT東日本の提供エリアからNTT西日本の提供エリアに引っ越した場合などはプランや速度が変わる可能性も出てくるでしょう。
そこで、フレッツ光のマンションプランについてもまとめてみました。
マンションプラン | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
フレッツ光ネクスト
|
ギガマンション・スマートタイプ(光配線方式) | 1Gbps | 1Gbps |
マンション・ギガラインタイプ(光配線方式) | 1Gbps | 1Gbps | |
マンション・ハイスピードタイプ(光配線方式) | 200Mbps | 100Mbps | |
マンションタイプ(VDSL、LAN配線方式) | 100Mbps | 100Mbps | |
フレッツ光ライト | マンションタイプ(VDSL、LAN配線方式) | 100Mbps | 100Mbps |
マンションプラン | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
フレッツ光ネクスト
|
マンション・スーパーハイスピードタイプ隼(光配線方式) | 1Gbps | 1Gbps |
マンション・ハイスピードタイプ(光配線方式) | 200Mbps | 200Mbps | |
マンションタイプ(VDSL、LAN配線方式) | 100Mbps | 100Mbps | |
フレッツ光ライト | マンションタイプ(VDSL、LAN配線方式) | 100Mbps | 100Mbps |
光配線方式のプランの場合、最大速度が1Gbpsか200Mbpsと非常に高速なのが分かります。
このフレッツ光の設備による速度の違いは、ドコモ光のマンションタイプにもそのまま影響します。
詳しく確認したい場合は、大家さんや管理会社に聞いてみると良いでしょう。
ドコモ光のマンションタイプで利用できるプロバイダは?
ドコモ光のマンションタイプを利用する際に重要なポイントのひとつとして、どのプロバイダを使うのかがあります。
プロバイダとはドコモ光をインターネットに繋ぐ事業者で、プロバイダと契約しないとインターネットには接続できません。
そのため、ネット回線を利用する際には、回線事業者とプロバイダの両方と契約する必要があるのです。
失敗しないドコモ光プロバイダの選び方!違いを分かりやすく比較
ドコモ光のプロバイダは全部で24社!
ドコモ光で利用できるプロバイダは全24社で、その中から好きなプロバイダを選べます。
選んだプロバイダによって料金が異なりますが、ドコモ光のサービス内容や品質等は変わらないので、ご自身がどれを優先したいかによって選びましょう。
タイプA
タイプAは、ドコモ光をお得に利用したい方に適したプランです。
月額4,400円で、全17社の中から好きなプロバイダを利用できます。
■タイプAのプロバイダ
ドコモNET、ぷらら、GMOとくとくBB、BB.excite、BIGLOBE、DTI、エディオンネット、SYNAPSE、楽天ブロードバンド、TikiTiki、@ネスク、Ic-net、hi-ho、Tigers-net、01光コアラ、SIS、andline
とくにプロバイダにこだわりがなく、なるべく料金を安くしたい方は、タイプAのプロバイダを選びましょう。
タイプB
タイプBの月額料金は4,620円と、タイプAよりも220円だけ高額です。
タイプBでは、以下の7社からプロバイダを選べます。
■タイプBのプロバイダ
@TCOM、OCN、@nifty、TNC、AsahiNet、ワクワク、@ちゃんぷるネット
先述したとおり、ドコモ光では料金タイプによるサービス品質の違いはありません。
そのため、もともとタイプBのプロバイダを利用していた方や、これから使いたいと思っていた方以外は、とりあえずタイプAを選ぶ方が多いようです。
また、プロバイダは追加料金を支払えば契約後に変更することも可能です。
ドコモ光のプロバイダ変更については、別記事ドコモ光のプロバイダ変更の注意点や安全な方法をご覧ください。
ドコモ光のおすすめのプロバイダは?
ドコモ光は、24社の中から好きなプロバイダを選べるのもメリットのひとつですが、中にはまったくプロバイダにこだわりがない方もいるでしょう。
そんな方は、申し込み時に適用されるキャンペーンを基準にプロバイダを決めるのをおすすめします。
特典を重視するのであれば、ドコモ光の申し込みだけで37,000円のキャッシュバックが受け取れる OCN インターネットからの申し込みがもっともお得です。
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光回線でキャッシュバックを受け取るためには、有料オプションの申し込みが義務づけられていることも珍しくありません。
有料オプションに申し込むと当然月額料金も上乗せさえるので、せっかくキャッシュバックを受け取っても意味がないでしょう。
しかし、OCN インターネットでは、公式サイトからドコモ光に申し込むだけでキャッシュバックが受け取れるため、余計な費用を支払うことなく特典がもらえます。
また、OCNはNTTが提供している老舗プロバイダであるため、サポートや品質についても定評があるのも魅力でしょう。
最新の通信方式であるIPoEに対応しているため、速度を重視したい方にもおすすめです。
料金重視ならGMOとくとくBB
もし月額料金を重視して決めたいのであれば、OCNよりも220円だけ月額料金が安い GMOとくとくBB がおすすめです。
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GMOとくとくBBはタイプAに属するプロバイダのため、タイプBのプロバイダよりも毎月220円お得に利用できます。
また、IPv6に対応した高性能Wi-Fiルーターを無料レンタルしてくれたり、独自の速度保証制度を設けているなど、速度にも定評があるのが特徴です。
そのため、毎月の料金を安くしつつ、なるべく回線速度も速い方が良いという方は、GMOとくとくBBから申し込むと良いでしょう。
また、申し込み時にドコモ光の映像視聴サービスも同時に申し込むなど諸条件を満たすと、最大100,000円のキャッシュバックが受け取れるのもうれしいポイントです。
ドコモ光×GMOとくとくBBのキャンペーンを申し込んで発覚したデメリットとは?
ドコモ光のマンションタイプの注意点
ドコモ光のマンションタイプは、月額料金が安く対応している建物も多いのがメリットですが、当然デメリットも存在します。
■ドコモ光マンションタイプのデメリット
- 更新月以外では違約金が発生する
- 工事費の残債は一括支払い
- 引っ越しで移転する際に費用が発生
更新月以外は違約金が発生する
通常ドコモ光のマンションタイプを契約する際、工事費無料のキャンペーンを受けるためにはたいてい2年以上の契約期間で申し込む必要があります。
もし契約期間内に解約した場合、4,180円の解約違約金が必要です。
解約違約金を発生させずに解約するためには、契約から25ヶ月目と26ヶ月目にあたる更新月に解約手続きを行いましょう。
もし更新月に解約手続きをしない場合、2年間の契約期間が自動更新されます。
そのため、ドコモ光の解約を考えているのであれば、まずは更新月をチェックしましょう。
工事費の残債は一括支払い
ドコモ光の工事費は工事形態によって変わるでも解説したとおり、解約の際に工事費の分割費用が残っていると、残りの工事費を一括で請求されます。
タイプ | 工事費 | 1回あたりの分割支払い額(税込) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
12回 | 24回 | 36回 | 48回 | 60回 | ||
戸建て | 22,000円 | 1,782円 | 891円 | 594円 | 445円 | 356円 |
マンション | 22,000円 | 1,485円 | 742円 | 495円 | 370円※ | 297円 |
※端数が発生するため初回引き落としで調整
例えば、ドコモ光のマンションタイプの工事費用を24回払いで契約して1年で解約した場合、解約時に8,250円を一括で請求され、分割払いの継続はできません。
そのため、工事費を支払い終わる前に解約するのであれば、残りの工事費がいくらなのかを必ず確認しておきましょう。
なお、ドコモ光では工事費の完全無料キャンペーンを不定期に開催しています。
キャンペーンを利用すれば、ドコモ光の開通7ヶ月目以降いつ解約しても工事費が0円になるため、キャンペーンの開催時は迷わず申し込むのをおすすめします。
ドコモ光の工事費無料キャンペーンの適用条件|いつまで実施される?
引っ越し時には多額の費用が発生する場合も
ドコモ光のマンションタイプのサービスをそのまま引っ越し先でも利用したいときは、移転という手続きを行います。
移転を使うと、契約内容はそのままで、違約金がかからずに引っ越し先でもインターネットを継続して利用可能です。
ただし、移転の際には2,200円の事務手数料が発生します。
また、引っ越し先で派遣工事が発生する場合は別途工事費用も必要です。
さらに、NTTの管轄エリアが異なる場合の引っ越しについては、移転ではなく解約手続きになってしまうため、違約金や工事費の残債等が通常通り請求されます。
引越し時のエリアの状況ごとの費用については、以下のとおりです。
マンション | 戸建て | |
---|---|---|
移転事務手数料 | 2,200円 | 2,200円 |
工事費 | 8,250円 | 9,900円 |
合計 | 220082500円 | 220099000円 |
マンション | 戸建て | |
---|---|---|
移転事務手数料 | 2,200円 | 2,200円 |
工事費用 | 22,000円 | 22,000円 |
合計 | 2200022000円 | 2200033000円 |
もしドコモ光の契約中に引越しが必要になった場合は、引っ越し先のエリアについても確認し、大まかな費用をチェックしておくのをおすすめします。
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