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【2024年】ドコモ光引っ越しの手順と最も損しない方法、工事内容を解説
ドコモ光は、引っ越しの際2つの手続きから選べます。
利用中の契約を継続する「移転手続き」と、1度解約をしてから再契約をする「解約新規」です。
2つの手続きにはどのような違いあるのでしょうか。
このページでは、移転手続きに関する詳しい手順と、移転・解約新規はどちらがお得なのかを比較してみました。
ドコモ光の引っ越しを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
まずは現住所・引っ越し先がNTT西日本か東日本かを確認
引っ越し前と引越し先の住所が、NTT西日本のエリア内なのか、東日本のエリア内なのかを確認しましょう。
NTT東西のどちらかは下の図で簡単に確認できます。
上の図から分かる通り、新潟・長野・山梨から北がNTT東日本圏内で、富山・岐阜・静岡から南がNTT西日本圏内になります。
NTT東西をまたぐ場合は工事費用が2倍になってしまうため、東西をまたぐかどうかを確認してください。
その場合は「移転」よりも「解約新規」の方がオススメです。解約新規についてはこちらへ
引っ越し先がNTTの提供エリアかどうか確認
次に引っ越し先がNTTの提供エリア内かどうかを確認しましょう。
以下のフレッツ光の公式サイトで引っ越し先の住所を入力すればNTTの提供エリアかどうかがわかります。
- NTT東日本の方はこちらのサイトから
東日本の提供エリアの確認 - NTT西日本の方はこちらのサイトから
西日本の提供エリアの確認
※上記のサイトはフレッツ光の申し込みページになりますが、ドコモ光とフレッツ光は同じ回線を使っています。そのため、フレッツ光が提供可能であればドコモ光も提供可能です。
戸建に引っ越す場合
フレッツ光の提供エリア内であれば、ドコモ光でも同様に「ファミリータイプ」で利用できます。
マンションに引っ越す場合
フレッツ光の提供エリア内であることを確認したら「マンションタイプ」なのか「ファミリータイプ」なのかを確認して下さい。
マンションタイプと表示されれば、引っ越し先でドコモ光のマンションタイプが利用できます。
ファミリータイプと表示された場合は、ドコモ光マンションタイプでの利用ができません。
そうなると、マンションに住んでいても「ドコモ光ファミリータイプ」での契約になります。
関連記事
ドコモ光移転手続きにかかる費用
移転費用を表にまとめました。移転費用=事務手数料2,200円+工事費で計算できます。移転費用(税抜) | ファミリータイプ | マンションタイプ |
---|---|---|
派遣工事あり (東西をまたぐ) |
24,200円 | 24,200円 |
派遣工事あり |
12,100円 |
10,450円 |
派遣工事なし |
5,500円 |
派遣工事ありの場合は高額な移転費用がかかります。
料金を抑えたいのであれば解約新規のほうが安いです。
ドコモ光移転手続きの申し込み手順
ドコモ光の移転手続きの手順は以下の通りになります。それぞれ項目ごとに解説していきます。
- 引っ越しの申し込み
- 撤去工事・開通工事の日にちを決める
- 撤去工事をする
- 開通工事をする
- 接続設定して利用開始
①引っ越しの申し込み
ドコモ光の申し込み方法はWEB、電話、ドコモショップの3種類あります。
おすすめはWEB申し込みです。その理由は、5,000円分のdポイントが貰えるからです。
手続きに必要なのは以下の5点になります。
- ご契約者名義
- ペアとなる携帯電話の番号
- ご契約ID※(お客さまID)
- お引越し先のご住所
- 工事希望日
▲参考:ドコモ光公式HP
dポイント5,000ptお得!WEB申し込み
WEBで申し込めば5,000円相当分のdポイントがもらえます。
WEBフォームを入力後、原則翌日に確認の電話が入ります。
対面で契約したい人はドコモショップ!
「質問したいことがたくさんある」「いきなりWEB申し込みは不安」という方は、お近くのドコモショップで申し込みしましょう。
下記の公式サイトで近くのドコモショップが探せます。
店頭には行けないけどWEBは心配という方は電話申し込み
電話からの申し込みは下記の「ドコモ インフォメーションセンター」から申し込みができます。
ドコモ インフォメーションセンター
- 〈ドコモの携帯電話からの場合〉
151 - 〈一般電話からの場合〉
0120-800-000
ドコモインフォメーションセンターは混みあっていて繋がらない場合があります。
その場合は、事前予約で待ち時間を短縮しましょう。
②撤去工事・開通工事の日にちを決める
ドコモ光申し込み後、後日、工事日確認の電話が入ります。
電話を受け取ってから工事日まで最短2週間ほど先の日程から選ぶことになります。
そのため、2~3週間後までの候補日を用意しておくといいでしょう。
③撤去工事をする
ドコモ光の撤去工事は必要な場合と必要ない場合があります。
- 必要な場合・・・①賃貸物件で大家や管理会社に原状復帰を求められている場合
- 必要ない場合・・・①持ち家で自分で決めていい場合 ②賃貸で大家や管理会社に残しておいていいと許可を得ている場合
賃貸物件にお住いの方は、先に大家さんや管理会社に連絡して撤去はした方がいいのか、確認を取っておくとスムーズです。
撤去工事は入居者が立ち会う必要があるので、1~2時間程度空けておきましょう。
④開通工事をする
開通工事には、派遣工事と無派遣工事の2パターンの工事があります。
光回線2パターンの工事
- 派遣工事…作業員が訪問し直接工事をする。1~2時間程度の立ち合いが必須。
- 無派遣工事…工事不要のため作業員は訪問しない。ONUなどの機器が送られ自分で接続する。
一方、無派遣工事はすでに光回線の設備が整っているなどの理由から作業員は訪問せず、契約者側で機器を取りけるのみでドコモ光の開通ができます。
工事のハードルを比較すると無派遣工事のほうが非常に簡易的ですが、引っ越し先の建物によって対象となる工事の条件は異なります。
戸建は派遣工事の可能性が高い
戸建てに引っ越す場合、おおむね派遣工事になると考えておいたほうがいいでしょう。
光ファイバーケーブルなどを新設しなければならないケースが多く、工事業者の作業が必須となることが理由です。
派遣工事は下記の流れでおこなわれます。
派遣工事の流れ
- 最寄りの電柱から光ファイバーケーブルを引っ張ってくる
- 電柱から引っ張ってきた光ファイバーケーブルを家の中に引込む
- 家の中に光コンセントを設置
- 光コンセントとONU(※光回線終端装置)を接続
- 検証用パソコンでドコモ光が開通しているかを確認
ただ、戸建てであっても引越し先の建物のような例では、無派遣工事になることもあります。
無派遣工事になる可能性がある例
- 建築の段階で光回線を導入した新築の戸建て
- 旧入居者がフレッツ光などの利用歴があり、設備をそのまま残置している借家 など
マンションタイプは高確率で無派遣工事
マンションは戸建てとは異なり、建物の自体に光回線の設備が導入されているケースがほとんどです。
そのため、1からの開通工事は不要になり、高確率で無派遣工事によってドコモ光が再開できます。
無派遣工事は引っ越し後、ドコモ側から指定された開通日にONUなどの機器を自身で取りけるだけになるので手間がかかりません。
ただ、マンションの無派遣工事の可否は建物に導入された光回線の設備タイプに左右されるため、設備によっては引っ越し後に派遣工事が必要となることもあります。
光回線マンションの設備タイプ
- VDSL配線方式⇒工事不要
- LAN配線方式⇒工事不要
- 光配線方式⇒建物によっては派遣工事あり
マンションに導入されている光回線の設備は、上記3種類のパターンのどれかが採用されています。
基本的に、VDSL配線方式とLAN配線方式が採用されている建物では物理的な工事が不要になるため、無派遣工事でドコモ光が利用可能です。
光配線配線方式の物件は派遣工事を必要とするケースが多くありますが、旧入居者がフレッツ光などの利用歴があり、光コンセントなど設備を残していた場合は無派遣工事で済むことも少なくありません。
マンションは戸建てに比べて、引っ越し後に工事に関する手間が少ない可能性は高いでしょう。
なお、マンションにどの設備タイプが導入されているかは移転するマンション次第になるため、好きな設備タイプを選択すことはできませんので注意しましょう。
マンションに光回線の設備自体が導入されていない場合、ドコモ光の提供エリア内の建物であれば戸建てタイプを導入することも可能です。
その場合、事前にオーナーや管理会社へ許可を得る必要があります。
⑤接続設定して利用開始
送付されてくる説明書に沿ってインターネットの接続設定を行いましょう。
機器をつなぎ、ID・パスワードを設定すれば終了です。
もし設定ができないという方は、月額550円(初月無料)のネットトータルサポートを申し込めば遠隔操作で接続設定をしてもらえます。
申し込みから開通までは基本的に1か月くらい
ドコモ光の移転手続きでは、基本的には1か月くらい、最短2~3週間で開通します。
ただし、3~5月は引っ越しシーズンのため工事日が申込日の1~2か月先になってしまうこともあるようです。
そのため、住所が判明した時点で窓口に連絡をしておくとよいでしょう。
【簡単解説】ドコモ光の工事内容を詳しく解説!工事費はかかる?
移転手続きではモデム・ルーターは返却するの?
移転前に使っていた機器類は返却する場合もあれば、返却せずに引っ越し先へ持ち運んでいい場合もあります。原則、以下の通りです。
- 返却しない ⇒ 引っ越し前と引っ越し先でドコモ光のプランや配線方式が変わらない場合
- 返却する ⇒ ドコモ光のプランや配線方式が変わる場合
機器類を返却する際には、業者が撤去工事のついでに回収してくれる場合と、自分で返却する場合があります。
自分で返却する際には返却キットが送られてくるので、その箱に入れて返却しましょう。
なお、ドコモ光の引っ越しや解約に伴う返却物については、別記事『【ドコモ光解約工事】撤去工事費用や返却するもの』にて、詳しく解説しています。
ドコモ光の移転手続きは損?解約新規の方がお得な理由
ドコモ光の引っ越し手続きの方法は移転手続きだけではありません。
解約新規という方法があります。
ドコモ光を「一度解約して引っ越し先で再度新規契約する」という契約方法です。
実際に計算してみたところ、ほとんどの場合で、料金的に解約新規のほうがメリットが大きいことがわかりました。
【2024年12月版】ドコモ光のキャンペーンを解説!いちばんおトクな窓口はどこ?
ドコモ光公式窓口で解約新規を申し込んだ場合
ドコモ光公式キャンペーンで工事費無料
ドコモ光の公式キャンペーンはどこの窓口から申し込んでも受け取ることができます。
ドコモ光新規契約の公式キャンペーンは2019年9月1日から以下のようになります。
- 工事費無料
- dポイント2,000‘ptプレゼント
これにより、新規契約にかかる費用は事務手数料の3,300円のみになりました。
さらにdポイントが2,000ptもらえます。
更新月以外は違約金はかかってしまう
現状の回線は解約することになるので、2年ごとの更新月以外の解約には違約金が発生します。
ドコモ光の違約金は以下の通りです。撤去費用は無料です。
- ファミリータイプ:5,500円
- マンションタイプ:4,180円
収支の計算をし比較すると・・・
ドコモ光の解約新規でかかる実質の費用を計算し、移転費用と比較しました。
ほとんどの場合で解約新規の方が安いことがわかりました。下記が計算結果です。
解約新規は引っ越し前のタイプ、移転手続きは引っ越し後のタイプによって料金が変わりますので参考の際は注意してください。
また、計算は下記の条件のもと行いました。
- dポイントは現金と等価値のものと考える(dポイントは1pt=1円です。)
- 誤差を無くすためそれぞれ税込価格での計算を行う
解約新規後の収支(税込) | 引っ越し前がファミリータイプ | 引っ越し前がマンションタイプ |
---|---|---|
計算式 dポイント-違約金-事務手数料 |
10,000pt-14,040円-3,240円 | 10,000pt-8,640円-3,240円 |
解約新規 |
-7,280円 |
-1,900円 |
移転後の収支(税込) |
引っ越し後がファミリータイプ |
引っ越し後がマンションタイプ |
派遣工事あり (東西をまたぐ) |
-21,600円 |
-18,360円 |
派遣工事あり (東西をまたがない) |
-11,880円 |
-10,260円 |
派遣工事なし |
-4,320円 |
計算の結果、公式窓口で申し込んだ場合に、解約新規よりも移転のほうが安くなるのは「引っ越し前がファミリータイプで移転時に派遣工事なし」(解約新規:7280円、移転:4,320円)の場合のみです。
他の場合は解約新規にした方が安いです。
さらにGMOとくとくBBの窓口でキャッシュバックを受け取った場合
| |
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GMOとくとくBBはプロバイダの会社です。ドコモ光のプロバイダの提供を行っており、ドコモ光の窓口の機能も持っています。
この窓口でドコモ光を申し込むと上記の公式キャンペーンに加え、10,000円~100,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。
キャッシュバック額 | オプション加入条件 |
---|---|
10,000円 | なし |
15,000円 | DAZN for docomo または スカパー! |
18,000円 |
ひかりTV for docomo |
100,000円 |
ひかりTV for docomo |
表の通り、GMOとくとくBBでドコモ光を申し込むと10,000円のキャッシュバックはオプションなしでも受け取れます。
このキャッシュバック金額10,000円を上乗せして、最終的な収支を以下にまとめました。
解約新規の収支(税込) | 引っ越し前がファミリータイプ | 引っ越し前がマンションタイプ |
---|---|---|
公式窓口 | -7,280円 |
-1,900円 |
GMOとくとくBB窓口 | -1,780円 | +3,600円 |
移転手続きの収支(税込) | 引っ越し後がファミリータイプ | 引っ越し後がマンションタイプ |
派遣工事あり (東西をまたぐ) |
-21,600円 | -18,360円 |
派遣工事あり (東西をまたがない) |
-11,880円 | -10,260円 |
派遣工事なし | -4,320円 |
計算の結果、「ドコモ光はGMOとくとくBBで申し込めばどの場合でも移転より解約新規の方がお得」という結論になります。
なお、GMOとくとくBBのキャンペーンは別記事『GMOとくとくBBのキャンペーンってどう?』でも詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ドコモ光解約新規のデメリット
解約新規は手間がかかる
引っ越し前の回線を一度解約し再契約という形になるので、移転手続きよりも手間がかかる可能性が高いです。
ドコモ光公式キャンペーンで貰える2,000円分はdポイント
上記の計算では、dポイントを現金と同じ価値として計算しました。
しかし、実際には用途は限られています。
ただし、dポイントはamazon、メルカリ、LAWSON、FamilyMartなど日常生活でよく利用されるショップで利用できます。
ほとんどの人にとっては現金と変わらない価値があるのではないでしょうか。
まとめ 申し込みはお早めに
解約新規の場合も移転手続きの場合も、申し込みが多ければ工事日が先延ばしされる可能性があるため、できるだけ早くに申し込みましょう。
特に解約新規の場合は、キャンペーンが予告なく終わってしまうこともありますのでお気を付けください。
本記事が回線お引越しの参考になれば幸いです。