JCOMとauひかりを完全比較!料金から速度、デメリットまで丸ごと解説
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JCOMは、KDDIの連結子会社が運営しているケーブルテレビサービスです。
KDDIグループなので、auひかりと同じくauスマホとのセット割を適用できます。
しかし、同じKDDIグループであっても、料金や速度、提供エリアに至るまで、auひかりと異なる点がいくつもあるのです。
このページではauひかりとJCOMとの違いを詳しく比較してみました。
JCOMのデメリットに関してはJCOMの4つのデメリットを公開をご覧ください。
J:COM | auひかり | |
---|---|---|
月額料金 | 3,476~7,348円 ※戸建て/マンション共通 |
戸建て:5,390~5,610円 マンション:3,740〜4,510円 |
回線速度 | 12Mbps~1Gbps ※1G以上は戸建てのみ |
戸建て:1Gbps マンション:100Mbps~1Gbps |
10ギガプラン | あり ※auひかり回線利用 |
あり |
初期工事費 |
戸建て:41,250円円 |
戸建て:41,250円 マンション:33,000円 |
キャンペーン | 6ヶ月~12ヶ月の割引 ※J:COM公式の場合 |
総額85,784円割引 ※So-net auひかり公式の場合 |
おすすめ窓口 | J:COM公式ページ
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auひかりとJCOMの料金比較|コスパが良いのはauひかり
auひかりの場合、一部の集合住宅で最大100Mbpsで提供しているところもありますが、基本的には最大1Gbpsのギガ回線です。
しかし、JCOMでは、下は1Mbpsから上は1Gbpsまであらゆるコースが用意されています。
一見便利なように見えますが、速度のわりに月額料金が高く、コストパフォーマンスは悪くなってしまうのが難点です。
速度 | auひかり | JCOM |
---|---|---|
12Mbps | - | 3,476円 |
40Mbps | - | 4,576円 |
100Mbps | 3,740〜4,510円 | - |
120Mbps | - | 6,248円 |
320Mbps | - | 6,798円 |
1Gbps (1,000Mbps) |
5,390〜5,610円 | 7,348円 |
5Gbps (5,000Mbps) |
5,390〜5,610円 | 7,898円 |
10Gbps (10,000Mbps) |
6,248~6,468円 |
7,960円 |
auひかりの詳しい月額料金に関してはauひかりの料金をご覧ください。
ADSLよりもコスパが悪いJCOMの12Mbpsコース
JCOMのインターネットプランで最もコスパが悪いのが、12Mbpsと40Mbpsコースです。
サービス終了が決まっているADSL回線でも50Mbpsに対して、2,000円ほどで利用する事ができます。
しかし、JCOMでは50MbpsのADSLよりさらに遅い回線に対して、3,000〜4,000円を支払わなくてはいけません。
この月額料金は、日本でインターネットが流行りだした2000年ごろのADSLの料金とほぼ匹敵するほど高額な料金設定となっています。
JCOMの120Mbpsよりもauひかりの100Mbpsの方がお得
auひかりではマンションタイプに限り、最大100Mbps~1Gbpsのプランがあります。
auひかりをマンションで申し込むポイントでも解説していますが、この最大速度はお住まいのマンションに入っているauひかりの設備によって決まります。
そのため、自分でコースを選択する事はできません。
ただ、最大速度が1番低い100Mbpsのプランが4,180円で提供されているのに比べ、JCOMでは同じレベルの120Mbpsコースが6,248円もかかってしまいます。
最大速度の差は20Mbpsほどしかないのに、料金はかなり割高になってしまいます。
また、auひかりマンションタイプの最大1Gbpsのプランは月額4,455~5,500円で提供されているため、コスパに関してauひかりが圧倒的と言えるでしょう。
マンションでauひかりとJ:comはどっちがいい?評判を調べた結果…
1Gbps以上の速度でもauひかりが有利
現在日本でインターネットを利用する場合、ほとんどのサービスで最大速度は1Gbps(1,000Mbps)です。
NURO光
などの限られたサービスでは最大2Gbpsを実現していますが、基本的には最高速度は1Gbpsです。
同じ1Gbpsですが、auひかりとJCOMでは月額料金に大きな差があります。
auひかりでは月額5,390〜5,610円で利用できるのに対し、JCOMの場合、毎月7,348円も支払わなければなりません。
そのため、1Gbps以上の速度に対応しているプランであっても、auひかりの方がコスパは良いでしょう。
なお、5Gbps・10Gbpsといった高速プランにおいてもauひかりの方が料金的なコスパは良いですが、高速プランは2社ともエリアがかなり限られています。
auひかりの高速プランのエリアに関しては、au超ひかり10G/5Gが使えるエリアをご覧ください。
JCOMよりもauひかりの方が料金が安い上に速度も速い!
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最も安いネット回線はどれ?自宅のネット料金を徹底比較
J:COMはWEB限定割引で12ヶ月2,932円割引
J:COMでは、 公式ページ
からの申し込み限定で、月額2,932円(税抜 2,666円)の割引が適用されます。
ただ、テレビサービスとセットで利用し、なおかつ320Mbps以上のコースでしか対象にならないため注意が必要です。
J:COM12ヶ月2,932円/月 割引の条件
- 公式ページからの申し込み限定
- テレビサービスとセット
- 320Mbps以上のコース
最初の12ヶ月限定なので、2年目からは料金が高くなってしまいます。
最初の12ヶ月間 | 14ヶ月目以降 | |
---|---|---|
320M | 4,862円 | 7,788円 |
1G | 5,412円 | 8,338円 |
5G | 5,420円 | 8,888円 |
10G | 6,820円 | 9,746円 |
ただ、12ヶ月間の割引を考慮しても、auひかりの方がコスパは良いでしょう。
例えば、auひかりの公式プロバイダである So-net
から申し込みすると、戸建てで3年間3,798円、マンションでも2年間2,300円で利用できます。
(auひかりのキャンペーンについてはauひかりおすすめ窓口で紹介しています。)
月額料金や割引金額を考えても、auひかりの方がお得と言えるでしょう。
JCOMでギガコースが使える地域は限られている

既にご説明した通り、JCOMの1Gbpsコースとauひかりの1Gbpsコースとでは、auひかりの方が料金が安くコスパが安くなります。
しかし、JCOMにはもう一つ欠点が存在します。
実は、JCOMの1Gbpsコースはauひかりの回線を借りる事で提供しているサービスなのです。
そのため、JCOMで1Gbpsコースで申し込みをしたとしても、回線品質などはauひかりと全く違いがありません。
また、auひかりが使えるエリアのすべてでJCOM 1Gbpsコースが使える訳ではなく、関東や北海道、東北、九州の中のごく限られた地域のみです。
詳しい提供エリアに関してはJCOM公式ページ JCOM公式ページ 1Gコース対応エリアをご覧ください。
また、auひかりの提供エリアについてはauひかりが絶対使えない地域とエリア確認方法を解説で詳しく解説しています。
auスマートバリュー、スマホ割に違いはある?

JCOMの良い所はauひかりと同じように、auスマートバリューが適用される点です。
スマートバリューとはauひかりとauスマホやケータイなどをセットで利用することで、割引が適用されるサービスの事です。
JCOMとauひかり、スマートバリューの割引額
auひかりで契約しても、JCOMで契約しても、適用される割引額は全く同じです。
スマホ1台につき、550〜1100円の割引が適用されます。
データプラン | 割引額 |
---|---|
使い放題MAX 5G/4G |
1,100円 |
ピタットプラン5G/4G |
~1GB:対象外 1~7GB:550円 |
povo | なし |
出典(au:KDDI公式サイト)
また、家族でauスマホを使っている人が他にも居れば、最大10台まで、台数文の割引が適用できます。 この仕組みについてもauひかりとJCOMで違いはありません。
詳しくはauスマートバリューの適用方法と注意点をご覧ください。
スマートバリューの適用条件
auスマホとのセット割であるスマートバリューを適用するには条件が存在します。 auひかりとJCOMでスマートバリューの適用条件が微妙に違うので注意が必要です。
条件 | auひかり | JCOM |
---|---|---|
ネット回線 | 必須 | いずれか2つの申し込み |
固定電話 | 必須 | |
テレビサービス | 不要 |
auひかりで元々インターネットサービスがメインなので、ネット回線無しで契約する事はできます。
auひかりでスマートバリューを適用するには、固定電話サービスであるauひかり電話の申し込みが必要になります。
一方JCOMの場合、「ネット回線だけ」、「テレビサービスだけ」と言った契約方法が可能です。
JCOMでスマートバリューを適用する条件は、ネット、テレビ、固定電話のいずれか2つの申し込みが必要となります。
auひかりとの違いとして、「家のネット回線が必要がない」って人でもテレビと固定電話だけの利用でスマートバリューが適用できる点でしょう。
逆に家のネット回線が必要な人にとってはauひかりの方が、速度が速い上に、料金的にも安くなります。
auひかりとJCOMの料金比較でもすでにご紹介したとおり、JCOMは速度の割りに料金が高いためコスパは非常に悪くなってしまいます。
また、固定電話の料金もauひかりでは月額550円で利用できますが、JCOMの場合、月額1,047円と割高なってしまいます。
そのためネット利用がメインでテレビサービスなどは必要がないって方が、 一番安い月額料金でスマートバリューを適用するためには、auひかり+auひかり電話の組み合わせがもっと経済的と言えるでしょう。
auひかり | JCOM | |
---|---|---|
月額料金 | 550円 | 1,047円 |
※JCOMの1,047円の電話月額料金はテレビまたはネットサービスと併用した場合です。電話のみ単独で申し込んだ場合は月額1,463円に上がります。
スマートバリューの割引額は同じ!適用条件だけ少し違う
auひかりとJCOMのテレビ比較

テレビサービスは事業者によって視聴できるチャンネル数や、チャンネルのラインアップも異なるので一番比較が難しいところです。
auひかりとJCOM、それぞれのテレビサービスで一般的なコースの料金やチャンネル数を比較してみました。
auひかり | JCOM | |
---|---|---|
比較コース名 | プラチナセレクト | セレクト |
チャンネル数 | 43ch | 30ch |
月額料金 | 2,178円 | 2,404円 |
機器利用料 | 550円 | 880円 |
合計月額 | 2,728円 | 3,284円 |
コスパが高いのはauひかりのテレビサービスです。 視聴できるチャンネル数も多く、月額料金も安く抑える事が出来ます。
1チャンネル当たりに換算すると、auひかりは月額63円、JCOMは110円かかる計算になります。
しかし、プラチナセレクトの他には音楽系4chが楽しめるミュージックセレクト(697円)やチャンネル単体で楽しめるプレミアムチャンネル(1,100円〜)のみです。
一方、チャンネルの選択肢が多いのはJCOMです。
30chコースのほかにも、78ch(4,760円)や90ch(5,860円)も用意されており、ちょっとぐらい高くてもガッツリ番組を視聴したい方にはJCOMの方が適しているでしょう。
なお、auひかりのテレビサービスについて詳しくはauひかりテレビで詳しく解説しています。
auひかりおすすめ申し込み窓口
すでに解説したように、auひかりの申し込み時のキャンペーンを活用すれば、 JCOMの解約にかかる違約金や撤去工事費などを相殺することが可能です。
ただ、どこの窓口でもお得なキャンペーンが適用される訳ではありません。
なかには豪華なキャンペーンを宣伝していても、結果的に損をしてしまうような条件を設けている悪質な窓口も存在します。
そういった悪質な窓口に引っかかると還元金額が思ったよりも低くなってしまったり、毎月の月額料金が高くなってしまうなどトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
ここからは、auひかりで面倒な条件もなく高額還元を実施している窓口をまとめてみました。
2021年4月のキャンペーン情報
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So-netはSONYグループのプロバイダで、セキュリティ面やサポート面で定評があり、auひかりユーザーの6割が利用しているほど人気の高いプロバイダです。 So-net auひかりは代理店経由でも申し込みが可能です。 So-net公式ページから申し込みをすると、キャッシュバックの代わりにSo-net独自キャンペーンである月額料金の大幅割引が適用されます。 通常auひかりの料金はKDDIが管理しているため、どこでauひかりを申し込みしても違いはありません。 しかし、So-netでは独自キャンペーンで毎月の料金を安く利用することが可能です。 割引は、戸建てタイプで3年間3,798円、マンションタイプに関しては2年間2,300円で使うことができます。 割引期間の割引額を合計すると戸建てで、85,784円、マンションタイプで78,120円となり、一般的なキャッシュバックよりもお得になる仕組みです。 そのため、還元金額で考えると他のプロバイダや代理店申し込みよりもお得と言えるでしょう。 So-net公式申し込みは「少しでも毎月のネット料金を安くしたい!」という方に最もお勧めできる窓口です。 キャンペーンの詳細はSo-netのキャンペーンでも詳しく解説しています。 |
JCOMとauひかりの比較まとめ
- 速度的なコスパではauひかりの方が安くて回線速度も速い
- JCOMでギガコースは使えるエリアが限られる
- スマートバリューの割引額はどちらも同じ
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