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ADSL回線と光回線の違いを比較!速度や料金、乗換えの注意点まで
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昨今、ホームページの閲覧や動画視聴などのインターネットを利用するために欠かせない光回線ですが、インターネットを利用するための回線には、ADSL回線と呼ばれる回線も存在します。
ADSL回線は、2000年頃から普及した、電話回線を使ってインターネットに接続するサービスで、Asymmertric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)を略したものです。
ADSL回線には、既存の加入電話と共用せずに新たにADSL回線を利用する、インターネット専用のADSL専用型と、電話と同時にインターネットが利用出来る電話共用型が存在します。
いずれの場合でも光回線と同様に、インターネットに接続するためにはプロバイダ契約が必要です。
今回は、ADSL回線と光回線の料金や速度の比較や、ADSL回線の将来性などを詳しくご紹介します。
ADSL回線と光回線の月額料金の違い

ADSL回線を提供している会社は何社かありますが、その中でも代表的な会社であるNTTのADSLを例に挙げると、回線料金だけで2,000〜5,000円程度になっています。
サービスタイプ | ADSL専用型 | 電話共有型 |
---|---|---|
モアIII(47Mbps) | 5,050円 | 2,800円 |
モアII(40Mbps) | 4,950円 | 2,700円 |
モア(12Mbps) | 4,850円 | 2,650円 |
8M | 4,750円 | 2,600円 |
1.5M | 4,550円 | 2,800円 |
エントリー(1Mbps) | 2,950円 | 1,600円 |
※NTT東日本のADSL回線の場合
インターネットを利用するためには、上記の回線料金の他に、月額約1,000円のプロバイダ契約と、月額約500円のADSL専用モデムが必要です。
つまり、ADSL回線を利用する場合は一般的には3,000〜6,500円程度が目安と言えるでしょう。
対して光回線の場合、auひかりのホームタイプを例に挙げると、光回線の最大伝送速度は1Gbpsです。
さらに、光回線、プロバイダ、光回線用の機器代を含めた月額料金は6,300円となります。
auひかりの月額料金に関しては、当サイトのauひかりの月額料金と安く使えるプロバイダで解説していますので、ご覧ください。
ADSL専用型の一番速いプランと月額料金はほとんど変わらず、回線速度は1Gbpsとなるので、コストパフォーマンスは圧倒的に光回線の方が良いと言えるでしょう。
さらに、ADSL回線の場合は月額料金の割引がほぼ存在しませんが、auひかりの光回線では月額料金が割引されるプラン「ずっとギガ得プラン」が用意されています。
そのため、同じ最大伝送速度1Gbpsの回線で月額料金5,100円での利用が可能です。
結果的に、ADSL回線の場合は回線速度を気にしない、または電話共用型のプランで利用するようであれば月額料金を安く抑えることも可能ですが、回線速度と月額料金を両方とも重視する場合は光回線の方がお得に利用することができます。
【auひかりの料金を徹底解説】プランによっては解約金が発生!?
ADSL回線と光回線の速度と仕様の違い
光回線の場合、auひかりではホームタイプで最大速度上り下りともに1Gbps、マンションタイプの場合でも下り100Mbps、上り35Mbpsとなっています。
そのため、ホームページ閲覧だけでなく動画視聴やオンラインゲームを十分に楽しめる速度が出ていると言えるでしょう。
いずれの場合もベストエフォート型のサービスとなっていますが、高速インターネット通信を可能にしているのが光回線の特徴と言えます。
ADSL回線の速度は光回線の半分程度
対してADSL回線は、もっとも速いプランの場合でも下り47Mbps、上り5Mbpsとなっており、光回線の一番遅いプランの約半分程度の速度しか出ません。
タイプ | 最大速度 | |
---|---|---|
下り | 上り | |
ホーム | 1Gbps | 1Gbps |
マンションVDSL | 100Mbps | 35Mbps |
マンションLAN | 100Mbps | 100Gbps |
マンション光配線 | 1Gbps | 1Gbps |
サービスタイプ | 最大速度 | |
---|---|---|
下り | 上り | |
モアIII(47Mbps) | 44〜47Mbps | 5Mbps |
モアII(40Mbps) | 40Mbps | 1Mbps |
モア(12Mbps) | 12Mbps | 1Mbps |
8M | 8Mbps | 1Mbps |
1.5M | 1.5Mbps | 512kbps |
エントリー(1Mbps) | 1Mbps | 512kbps |
光回線と同じくベストエフォート型となってはいますが、速度にかなり違いがあります。
光回線とADSL回線では使用している回線が異なっており、この違いがインターネットの通信速度にも大きく影響しているのです。
配線の仕様が通信速度に影響する
光回線は、光ファイバーケーブルと呼ばれる通信ケーブルでデータ通信を行っており、この光ファイバーケーブルは石英ガラスやメタクリル樹脂で作られた細い繊維を束にしたもので作られています。
光ファイバーケーブルは、電気信号を光に変えて情報を伝達しているため、家電製品のノイズをはじめとした外部からの影響に強く、安定した通信を保ちながら大容量のデータを長距離に渡って伝送できるのが特徴と言えるでしょう。
それに対してADSL回線は、電話回線を使ってインターネットを使用する仕組みです。
しかし、この電話線には銅線(メタルケーブル)が用いられているため、送電線鉄道の架線、幹線道路などから放射される電磁波の影響を受けやすくなっています。
そのため、他の家電製品などから干渉を受けやすく、速度が遅くなってしまうのです。
NTT収容所への距離などでも速度は変動する
また、このメタルケーブルは、自宅内にあるADSLモデムからNTT収容局までの距離やメタルケーブルの太さ、分岐の数によって電気信号が伝わりづらくなる特性を持っています。
距離が遠くなったり、分岐数が多くなればなるほど電気信号が伝わりづらくなるため、伝送速度もそれに比例して遅くなってしまうのです。
なお、この電気信号の伝わりづらさを値で記したものを「伝送損失」と呼び、この伝送損失はNTTのHPで調べることが可能になっています。
もしADSL回線を利用していて速度が遅いことが気になっているようであれば、一度HPで調べてみることをオススメします。
調べた結果、30デシベル以上の数値が出た場合は、光回線への乗換を検討した方が良いと言えるでしょう。
ADSL回線の場合は、上記で説明した伝送損失も実際の速度に関係してきます。
つまり、ADSL回線の速度だけでプランを選んだとしても、自宅からNTT収容局が遠く離れている場合はプランの最大伝送速度を活かせません。
NTT収容局は自分では選べませんので、利用している住居からNTT収容局が遠く離れている場合、速度が遅くとも対策を行うのはかなり難しいでしょう。
もちろん自宅とNTT収容局が近ければ希望する速度を出すことは可能ですが、ADSL回線は最大でも下り47Mbpsである点や、環境によって速度が大きく影響されてしまう点を踏まえると、インターネットをよりストレスなく利用できるのは光回線であると言えます。
auひかりの実際の速度はどのくらい?1Gbpsは無意味かもしれない
ADSL回線と光回線の申込時のメリットの違い

最後に、ADSL回線と光回線の申込時のそれぞれのメリットについてご紹介します。
光回線はキャンペーンの種類が豊富
光回線は、現在多くの回線事業者やプロバイダが新規の申込を受け付けており、回線会社や申込窓口などによってキャッシュバックや月額料金の大幅な割引キャンペーンを行っているのが最大のメリットです。
また、auひかりの場合はそういったキャンペーン以外にも、auひかりのスマートフォンや携帯電話を契約している場合、auスマートバリューという割引が適用されます。
auスマートバリューの割引額や適用方法については、auスマートバリューの適用方法と注意点まとめをご覧ください。
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ADSL回線は申し込める窓口がかなり少ない
対してADSL回線は、現在新規で申込を受け付けている窓口が非常に少なく、キャッシュバックや割引サービスを受けられることが非常に少ないです。
また、2000年中頃をピークにしていたADSL回線は、光回線や携帯電話、WiMAXなどの無線インターネット接続の普及に伴い、利用者が減少しています。
NTTでは、フレッツ光の提供可能エリアに関して、2016年6月末をもって新規申し込み受付を終了し、2023年1月末をもってADSL回線のサービス提供終了も告知されているのです。
そのため、ADSL回線の利用可能エリアは今後減少する一方ですので、力を入れて普及する回線事業者も減っていく可能性は非常に高く、新規申込時のキャンペーンなどのメリットはほぼないと言っても過言ではないでしょう。
光回線へ乗り換えるメリットとデメリット

月額料金や速度、今後の将来性などの点から、光回線へ乗り換えようと考えている人も多くいるでしょう。
光回線へ乗り換えるメリットとしては、安定した速度で高速通信が可能な点や、月額料金が安い点、高額なキャッシュバックが受けられる点など様々あり、デメリットがないように感じる方も多いと思います。
しかし、今回ご紹介したauひかりへ乗り換える際はいくつか注意すべき点がありますので、ここではその注意点を解説します。
詳しくはauひかりのデメリットでも解説していますので、合わせてご覧ください。
選べるプロバイダが少ない
インターネットをするために必要なプロバイダ契約ですが、auひかりで選べるプロバイダは7つしかありません。
NTTのADSL回線の場合ですとかなりの数のプロバイダの中から自分の好きなプロバイダを選べました。
しかし、auひかりでは以下の7つのプロバイダのなかから選ばなくてはいけません。
- @nifty(ニフティ)
- @Tcom(アットティーコム)
- ASAHIネット
- BIGLOOBE(ビッグローブ)
- DTI(ディーティーアイ)
- So-net(ソネット)
- au one net
もしこれまでに利用していたプロバイダがこの7つ以外のプロバイダだった場合は、別のプロバイダに乗り換える必要が出てきます。
プロバイダが変わると、多くの場合でこれまで利用していたメールアドレスやホームページのドメインなどが使えなくなります。
プロバイダによっては、メールアドレスなどのオプションだけ残すのも可能ですが、auひかりとは別にその分のプロバイダ料金を支払う必要が出てくるでしょう。
auひかりのプロバイダについてはauひかりプロバイダ比較で詳しく解説しています。
新規申込の場合は工事日数が掛かる
auひかりを新規で契約する場合は、工事日数が掛かる可能性があります。
お住まいのマンションにauひかりの設備がすでに導入済みの場合は、工事日数が掛からず、すぐに利用出来ることが多いです。
しかし、戸建てタイプで新規申込をして工事を行う必要がある場合、申込から利用開始まで3〜4週間ほど掛かることもあります。
ADSL回線であれば、既存の電話線を利用するため、工事期間は1〜2週間程度で利用可能になるケースが多いです。
この工事期間を基準にADSL回線を解約してしまうと、光回線開通までにインターネットを利用出来ない期間が生じてしまうかもしれません。
そのため、ADSL回線から光回線へ乗り換える場合はADSL回線の解約タイミングに注意しましょう。
【具体的な工事方法・注意点をおさらい】auひかり開通工事、乗り換え手順
利用出来ないエリアがある
auひかりは、フレッツ光や光コラボなどのNTTの回線を使っているサービスに比べると、提供エリアが狭いです。
ADSL回線の場合は、既存の固定電話回線を利用したインターネット通信なので、ほぼ全国での利用できました。
しかし、auひかりの場合はホームタイプに限り、以下の地域で光回線の提供を行っていません。
<関西エリア>
大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、福井県
<中部エリア>
愛知県、岐阜県、静岡県、三重県
※マンションタイプは、上記エリアでも利用可能
上記で挙げた地域に関してはauひかりホームタイプのサービス提供がありません。
これは、KDDIと提携しているeo光とコミュファ光というインターネットサービスとauひかりのサービスが競合しないためです。
そのため、引越などをする場合は利用地域に注意が必要でしょう。
auひかりを使えないエリアについてはauひかりが絶対使えない地域とエリア確認方法の記事でも解説していますので、チェックしてみてください。
デメリットはあるものの魅力の多いauひかり
上記で説明したようなデメリットは何点か存在しますが、auひかりは安定した高速通信と格安の月額料金、高額なキャッシュバック、充実したサポート体制など、とても魅力的なサービスが充実しています。
ADSL回線で速度が遅く困っている方や、auのスマホや携帯を利用していて割引サービスなどを付けたいと思っている方は、お得に利用することが出来るauひかりを検討してみるのも良いでしょう。
auひかりをおトクに申し込める窓口はどこ?

ここまでの解説を踏まえて「現在のADSL回線から光回線に切り替えたい!」という方もいるかもしれません。
先述したとおり、auひかりではキャッシュバックキャンペーンを行っている窓口も多いです。
当サイトの管理人がauひかりの回線を比較した結果、もっとも手軽でおトクなキャンペーンは NNコミュニケーションズ
です。
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また、人気プロバイダのSo-netは、キャッシュバックではなく月額料金の割引キャンペーンを行っています。
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auひかりでは、7つのプロバイダから好きなものを選択できます。 通常、auひかりの料金はギガ得プラン適用時で月額5,390円から5,610円ですが、So-netのキャンペーンを利用して申込むと、適用期間である36ヶ月間は月額980円で利用できます。 ただし、このキャンペーンを利用する場合、auひかりのプロバイダもSo-netとなるため、他のプロバイダを希望している方には向かないでしょう。 So-netの割引キャンペーンの詳細はauひかりでSo-netのキャンペーンの月額料金大幅割引の詳細をご覧ください。 |
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