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安さには落とし穴あり！？So-net光minicoを契約する前の注意点

minicoは老舗プロバイダのSo-netが運営する光コラボです。

So-netはSo-net光プラスという光コラボも展開していますが、2022年2月1日よりminicoのサービスを開始しました。

minicoは月額料金が戸建てで4,500円、マンションで3,400円です。
So-net光プラスの月額料金が戸建て5,995円、マンション4,895円なのを考えると、かなり安価に抑えられているでしょう。

では、どうしてminicoはこんなにも安いのでしょうか。
このページでは、minicoの月額料金が安い理由も含め、気になる新サービスminicoの情報をまとめました。

So-net光minicoとは？なぜこんなに安い？

冒頭でも説明したようにminicoはプロバイダのSo-netが運営している光コラボです。

光コラボというのは、フレッツ光の設備を使った独自サービスのことを指します。
有名なところだと、ドコモ光、ソフトバンク光、ビックローブ光などでしょう。

プロバイダのSo-netが展開しているSo-net光プラスも光コラボです。

So-netはすでにSo-net光プラスを展開していますが、2022年2月1日にminicoをスタートしました。

分かりやすいように、So-net光プラスとminicoのサービス内容を比較してみましょう。

■minicoとSo-net光プラスの比較

	minico	So-net光プラス
月額料金	戸建て：4,500円 マンション：3,400円	戸建て：5,995円 マンション：4,895円
最大速度	最大1Gbps	最大1Gbps
速度制限	混雑時	なし
キャンペーン セット割	工事費実質無料	最大50,000円キャッシュバック auスマホとのセット割
契約期間	なし	36ヶ月（自動更新）
公式サイト	minico公式	So-net光プラス公式

So-net光プラスよりもminicoが安い理由

minicoはキャンペーンやセット割をなくす代わりに、月々にかかる月額料金を抑えたサービスです。

以下の理由でminicoはSo-net光プラスよりも月額料金が安いのでしょう。

So-net光プラスでは、キャンペーンとしてキャッシュバックが最大50,000円で、auスマートバリューが利用できます。

auスマートバリューはauスマホとのセット割で、auスマホ1台につき月額最大1,100円の割引が受けられるものです。

しかもauスマートバリューは同住所にお住まいの家族にも適用されます。

一方、minicoはキャッシュバックのキャンペーンはなく、auスマートバリューもありません。

「スマホとか格安SIM使ってるし、セット割とかいらね」

と、いう人にはminicoのほうが月額料金が安くなるので良いでしょう。

また、So-net光プラスは速度制限がありませんが、minicoは以下の場合、速度制限がかかる可能性があります。

絶対に速度制限がかかるわけでもなく、データ量に応じた速度制限でもありません。
利用するのに、不便があるかは実際に使ってみて、どれくらいの速度制限がかかるかによるでしょう。

「でも、ZOOM会議のときに遅くなったらどうしよう…」

と、心配な人も安心してください。
minicoでは、1回200円で通信速度を速くすることができます。

どうしても速度制限をかけたくない時があるときは、利用を考えてもいいかもしれません。

So-net光minicoは遅い時間がある！？時間帯別の平均速度を徹底調査！ So-net光minicoは老舗プロバイダのSo-netが新たに提供を始めた光コラボです。大きな特徴として、月額料金の安さがあげられますが、その代わりに公式ページでは速度制限がかかると明記されています。このページでは、気になるSo-net光minicoの実測について分析しました。 記事を別タブで開く 2022-10-26

minicoは縛りを撤廃した光回線

minicoの月額料金がどうして安いのかはわかったかと思います。

他にもminicoには、以下の特徴があります。

minicoは新規工事費で26,400円かかります。
この工事費は36ヶ月の分割で支払うのですが、月々にかかる費用と同等額をminicoでは割引してくれるわけです。

つまり実質工事費無料でminicoを導入することができます。

また、Wi-Fiを利用するのに必須のルーターを無料でレンタルすることが可能です。
高速通信のv6プラスに対応したルーターを貸してくれるので、よっぽどのこだわりがない限りはレンタルするのが良いでしょう。

そして、minico最大の特徴は縛りがないことがあげられます。

縛りというのは定期契約のことで、例えば2年間の契約が自動的に適用され、2年以内に解約する場合は解約金がかかるというものです。

「解約金が高すぎて、乗り換えができない…」

と、いう話をきいたことがある人もいるでしょう。
この解約金については、ここ最近では安くしたり、撤廃したりといった方向性であらゆる企業がうごいています。

minicoもそのひとつで、縛りを撤廃して、いつ解約しても解約金はかかりません。
注意点としては、36ヶ月以内に解約すると、工事費の残債が一括で請求されることです。

しかし工事費は本来払うべき料金が無料になっていただけなので、損をするということはありません。

また、縛りがあり解約金が発生するサービスでも、工事費残債については請求される仕組みが一般的なので、minicoだけのデメリットとは言えないでしょう。

縛りなしの光回線を比較してみた

minicoの最大の特徴は月額料金の安さもありますが、やはり縛りがないことでしょう。

いつ解約しても解約金がかからないのは、うれしいです。
minicoの他にも縛りのない光回線はありますので、比較してみて見ましょう

縛りのない光回線おすすめ6選

多くの光回線では、定期契約（縛り）があります。
ここで紹介する6つの光回線は、縛りがない光回線です。

■縛りのない光回線の比較

縛りのない回線	月額料金	特徴
minico	戸建て：4,500円 マンション：3,400円	プロバイダSo-netが運営する光コラボ 混雑時に速度制限がかかる可能性あり 月額料金が最も安いサービスのひとつ Wi-Fiルーター無料レンタル 工事費実質無料（分割料金を割引）
GMOとくとくBB光	戸建て：4,818円 マンション：3,773円	GMOとくとくBBが運営する光コラボ Wi-Fiルーター無料レンタル
enひかり	戸建て：4,620円 マンション：3,520円	株式会社緑人による光コラボ UQWimaxやahamoのセット割あり モバイルWi-Fiが3泊4日レンタル無料
excite MEC光	戸建て：4,950円 マンション：3,850円	1年間の月額割引あり Wi-Fiルーター無料レンタル 工事費が完全無料
DTI光	戸建て：5,280円 マンション：3,960円	同時契約でauスマホとのセット割あり 同時契約で格安SIMとのセット割あり 工事費の割引、無料サービスなし
おてがる光	戸建て：4,708円 マンション：3,608円	工事費が完全無料 セゾンカード契約でキャッシュバック

一覧の表を見て、わかると思いますが現在、もっとも最安値の月額料金でサービスを提供しているのはminicoです。

上記のサービスすべて、回線はフレッツ光の設備を使っています。
そのため、回線の品質について差はないと思って良いでしょう。

光回線の2年縛りはいつからなくなるのか？

2021年の5月の記事で以下のようなものがありました。

光回線などのインターネットの固定通信について、総務省が２年契約の代わりに料金を割り引く“２年縛り”の廃止に向けた議論を本格化させることが２６日、分かった。

出典（Sankei Biz）

スマホと同様に、光回線などのインターネットでも縛りを撤廃する動きが出てきています。
多くのサービスでは、定期契約がある場合、月額料金が安くなる代わりに、契約更新期間（多くの場合1ヶ月～2ヶ月間）に解約しなければ、解約金が発生する仕組みです。

結果、競争が起きにくくなってしまっているのを危惧した総務省が、縛りの廃止にむけて動き出しました。

しかし、いますぐすべての光回線で縛りがなくなるわけではありません。

「縛りがなくなるのを待ってから乗り換えよう…」

と、思っていると、いつ乗り換えができるかわからないでしょう。

最近では、上記のような動きを察知した企業が、前述した「縛りなしの光回線を比較してみた」で紹介したような縛りなしのサービスを展開し始めています。

契約時に解約のことを考えるのは難しいかもしれませんが、解約時に多額のお金を請求されないようにするためにも、計画的にインターネットは契約するのが良いでしょう。

迷っているようであれば、minicoのような月額料金が永年変わらないサービスを選んで契約してみるのが賢明です。