So-net光とauひかりの明確な違い!光コラボを徹底比較
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So-netの光回線には「So-net光 auひかり」「So-net光プラス(光コラボ)」など似たような名前が並んでいます。
特に、So-netはプロバイダの中でもあらゆる回線に対応しており、種類も豊富です。
一般的にはSo-net光と言ったら、So-netの光コラボ回線であるSo-net光プラスを意味します。
ただ、auひかりやコミュファ光なども、通称としてSo-net光と呼ぶこともあります。
このページではSo-net光プラスとauひかりの違いを中心に、その他のSo-net光と付くSo-netサービスについて詳しくまとめました。
So-net光プラス | auひかり | |
---|---|---|
料金 | 戸建て:2,980円 マンション:1,980円 |
戸建て:5,390~5,610 マンション:4,180円 |
最大速度 | 1Gbps | 1Gbps |
実測値平均 | 277.3Mbps ※みんそくより |
378.63Mbps ※みんそくより |
IPv6 | 利用可 | 利用可 |
10ギガサービス | なし | あり ※関東エリアの一部 |
回線網 | NTT フレッツ光 (光コラボ) |
KDDI |
プロバイダ | So-net | 複数から選べる |
キャンペーン | 合計64,296円割引 ※ So-net公式 ![]() |
合計94,336円割引 ※ So-net auひかり ![]() |
So-net光って何?auひかりとの違い
So-net光は、フレッツ光やauひかりなどの回線を利用してSo-netがプロバイダとして提供している光回線サービスの総称です。
So-netはソニーグループの大手プロバイダで、1995年からサービス提供を行っており、フレッツ光やauひかりなどあらゆる回線に対応しています。

その中で、So-net光プラスとSo-net光(auひかり)があります。
どちらもauのスマホ代が毎月500~2,000円割引されるauスマートバリューが適用されます。
名前は似ていますが、全く別の光回線です。
具体的に何がちがうのかというと、光回線の通信網が異なります。
- So-net光(auひかり):KDDIが運営する独自の通信網
- So-net光プラス:NTT東西のフレッツ光の通信網を使う光コラボレーション
So-net光(auひかり)はKDDIの通信網を使っているので、フレッツ光のからの転用はできません。
しかし、光コラボレーションのSo-net光プラスはフレッツ光から転用が可能です。
それぞれ別の会社の通信網を使っているので、料金プランや提供エリア、速度など各種サービス内容は全く別物と考えてください。
So-netは以下の光回線を提供しています。
■So-netで提供されている光回線一覧
So-net光プラスとauひかりの違い

So-net光プラスとauひかりを詳しく比較しました。
結論から言うと、以下のような人にそれぞれお勧めです。
auひかりがおすすめの人
- 長期的に安く使いたい(3年以上)
- とにかく速度重視
So-net光プラスがおすすめの人
- 短期的に安く使いたい(2年以内)
- auひかりはエリア外だけどauスマホとのセット割を適用したい
- 工事が面倒!(フレッツ光や他社光コラボから工事なしで乗り換え可能)
▼関連リンク
So-net光プラス公式ページ
(総額64,296円割引付きで申し込む場合)
So-net光(auひかり)公式ページ
(総額94,336円割引付きで申し込む場合)
料金はSo-net光プラスが安い?割引金額に注意
結論から言うと、最初の2年間はSo-net光プラスの方が安いです。
So-net光プラスは 公式ページ
からの申し込みで特別な割引が付きます。
そのため、戸建てタイプで最初の2年間2,980円、マンションでは1,980円で利用できます。
ただ、3年目以降は割引が終了するので、戸建てで6,138円、マンションでは4,928円になってしまうのです。
回線 | 住居タイプ | 月額料金 |
---|---|---|
So-net光プラス
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戸建て | 1~2年目:2,980円 3年目以降:6,138円 |
マンション | 1~2年目:1,980円 3年目以降:4,928円 |
|
So-net(auひかり)
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戸建て | 1~3年目:980円 4年目以降:5,390円 |
マンション | 1~2年目:980円 3年目以降:4,180円 |
|
auひかり (その他プロバイダ) |
戸建て | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目以降:5,390円 |
マンション | 4,180円 |
一方、auひかりの場合、戸建てで5,610円から始まり、3年目以降はずっと5,390円です。
料金が高くなることはありません。
また、auひかりのプロバイダをSo-netにすることで、auひかりでも特別な割引が付きます。
戸建てで、最初の3年間980円、マンションでは980円で利用できます。
割引期間後は通常の金額になってしまいますが、これでもSo-net光プラスよりも安く使えるでしょう。
So-net auひかりの特別割引についての詳細(公式ページ)
2年程度で解約する
⇒So-net光プラスの方が安い
2年以上使う
⇒auひかりの方が安い
工事費はどっちも実質無料
So-net光プラスとauひかりは、いずれも工事費が実質無料です。
工事費が分割で請求されますが、工事費の請求と同時に、同じ金額が割引されます。
回線 | 住居タイプ | 工事費 | 割引 |
---|---|---|---|
So-net光 プラス |
戸建て | 26,400円 (440円×60回払い) |
440円×60ヶ月割引 総額26,400円 |
マンション | 26,400円 (550円×48回払い) |
550円×48ヶ月割引 総額26,400円 |
|
auひかり | 戸建て | 41,250円 (571円×60回払い) |
571円×60ヶ月割引 総額41,250円 |
マンション |
33,000円 |
1,304円×24ヶ月割引 |
So-netプラスの工事費は、戸建ては440円×60回払い・マンションは550円×48回払いで支払います。
支払い方法は分割払いのみで、一括払いはできません。
ただし、いずれも工事費の分割支払い分と同額の割引が適用されるため、戸建てなら5年・マンションなら4年継続して利用すれば実質無料になります。
なお、フレッツ光や他社の光コラボを利用していた場合は、転用を利用すれば工事費の負担なしで乗り換えできます。
そのため、現在フレッツ光や光コラボ回線を利用している方であれば、乗り換え時の費用負担が少なくなります。
詳しくはフレッツ光からの転用方法を詳しく解説をご覧ください。
auひかりは、戸建ては571円×60回・マンションは5,390円×24回の分割払いで支払います。
ちなみに、どちらの回線ももし分割払い期間中に解約してしまうと、解約時に工事費の残債が一括請求されるため、解約するタイミングには十分注意しましょう。
auひかりの方が速度が速い
So-net光プラス | auひかり | |
---|---|---|
下り | 277.51Mbps | 379.23Mbps |
上り | 200.67Mbps | 281.12Mbps |
※平均速度はみんそくより
基本的にフレッツ光回線である光コラボでは、NGNと呼ばれるフレッツ光網とプロバイダの間のネットワーク機器にトラフィックが集中して、混雑が発生します。
しかし、auひかりの場合、KDDIがネットワーク網を独自に整備し、プロバイダの設備とauひかり網が統合されているため、混雑が発生しにくくなります。
So-net光プラスでも一応、IPoE接続であるv6プラスを利用することで、混雑を軽減させています。
しかし、実際の実測値などを見る限り、auひかりの方が速度的に有利と言えるでしょう。
また、一部のエリア限定ですが、auひかりでは5ギガや10ギガサービスの提供もあります。
提供エリアはSo-net光プラスが強い!フレッツ光ユーザーなら工事無し
いくら使いたいサービスでも、住んでいる地域でサービスが提供されていなければ利用できません。
So-net光プラスはNTTフレッツ光の設備を使った光コラボです。
フレッツ光の提供エリアは日本のどの光回線よりも広いと呼ばれており、光エリアカバー率も96%を超えています。
つまり、日本全国のほとんどのエリアで利用できる回線なのです。
また、マンションなどでもフレッツに対応している物件が多く、このような集合住宅では簡単な開通作業さけでSo-net光プラスが利用できます。
その他、すでにフレッツ光を使っていれば「工事無し!」「解約金なし!」でSo-net光に転用が可能です。
詳しくは、別記事フレッツ光は時代遅れ?光コラボに乗り換えるべき理由をご覧ください。

一方、auひかりはKDDIが独自に整備している光回線網が使われています。
エリアによってはNTTの光ファイバーを借りることで提供していますが、KDDI側が設備を用意する必要があります。
そのため、フレッツ光が使えるからと言って、auひかりが使えるわけではありません。
そのため、必然的にauひかりの方が提供エリアは狭くなるでしょう。
また、関西エリアと東海エリアではauひかりの戸建てタイプが提供されていません。
業務提携をしている eo光
や、子会社である コミュファ光
との競合を防ぐためです。
どちらもauスマートバリューでスマホセット割が可能
auひかりはKDDIが提供しているので、当然KDDIの携帯電話事業であるauスマホとのセット割が受けられます。
このauスマートバリューを適用することで、スマホ1台あたり、550~1,100円/月の割引が適用されるのです。
So-net光プラスは、ソニーグループであるSo-netが提供しており、回線網はNTTのフレッツ光です。
一見、auスマホと無関係に思えますが、auスマートバリューの対象回線なのです。
割引の条件や割引金額もauひかりと全く同じ内容になっています。
詳しくは、別記事auスマートバリューとは?スマホセット割引適用方法と注意点をまとめましたをご覧ください。
関連リンク
So-net光プラス公式ページ
(総額64,296円割引付きで申し込む場合)
So-net光(auひかり)公式ページ
(総額94,336円割引付きで申し込む場合)
So-neの光コラボ「So-net光プラス」ってどんなサービス?


料金 | 戸建て:2,980円 マンション:1,980円 |
---|---|
最大速度 | 1Gbps |
実測値平均 | 277.3Mbps ※みんそくより |
IPoE (IPv6) | 利用可 |
10ギガサービス | なし |
回線網 | NTT フレッツ光 (光コラボ) |
プロバイダ | So-net |
キャンペーン | 合計64,296円割引 ※ So-net公式 ![]() |
転用で簡単に乗り換え可能!工事や違約金なし
実態はフレッツ光なので、すでにフレッツ光を使っている場合、工事なしで簡単に転用ができます。
また、フレッツ光で2年割引などを適用していた場合でも、解約金などはかかりません。
ソフトバンク光やドコモ光からも簡単乗り換え
すでに他社光コラボを使っている場合も、事業者変更という形で簡単に乗り換え可能です。
例えば、光コラボであるドコモ光やソフトバンク光などは、So-net光プラスと同じく、フレッツ光を使った光コラボ事業者です。
そのため、これらの回線からでも工事なしで簡単にSo-net光プラスに乗り換えできます。
申し込み前に転用承認番号が必要
フレッツ光を使っている場合、So-net光プラスに申し込みをする前に必ず転用承認番号の取得が必要です。

この番号が無いと申し込みできないので注意しましょう。
フレッツ光を使っている方は、NTTの公式ページで手続きできます。
また、ソフトバンク光とドコモ光についてはWEB手続きができないので、電話で申し込みする必要があります。
auスマートバリュー対象の数少ない光コラボ
どちらもauスマートバリューでスマホセット割が可能でも解説しましたが、So-net光プラスではauスマホとのセット割が適用できます。
実はauスマートバリューの対象となる光コラボ事業者はSo-net光プラスの他にビッグローブ光ぐらいです。
その他、すでに新規受付を終了したひかりJなどが挙げられます。
「auひかりの提供エリア外で申し込みできない!」
「住んでいるマンションがフレッツしか対応していない」
こんな人でも、auスマホとのセット割が適用できます。
v6プラスで速度を強化
auひかりの方が速度が速いでも解説しましたが、基本的に光コラボ回線はauひかりなどの独自回線サービスと比較すると速度が遅いと言われています。
しかし、So-net光プラスはフレッツ光で使われていたPPPoE接続ではなく、IPoE接続方式を採用しています。
PPPoEとは従来のフレッツ光で使われていた方式で、フレッツ網(NGN)と各プロバイダを接続するネットワーク機器にトラフィックが集中し、混雑を起こしやすい状況でした。

しかし、IPoEではVNEと呼ばれるIPoE接続事業者が帯域を独自で調整できるため、NTTのフレッツ網に依存しません。
そのため、PPPoEと比較すると、混雑が起きにくいとされています。

So-net光プラスでは、VNE事業者としてKDDIの子会社である日本ネットワークイネイブラー(JPNE)を使いIPoE接続を提供しています。
そのため、設備的にはauひかりに近い水準の回線品質を提供することが可能です。
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auひかりってどんなサービス


料金 | 戸建て:5,390~5,610 マンション:4,180円 |
---|---|
最大速度 | 1Gbps |
実測値平均 | 378.63Mbps ※みんそくより |
IPoE (IPv6) | 利用可 |
10ギガサービス | あり ※関東エリアの一部 |
回線網 | KDDI |
プロバイダ | 複数から選べる |
キャンペーン |
合計94,336円割引 |
プロバイダが選べる!しかしプロバイダ料金は不要
auひかりでは以下のプロバイダに対応しています。
申し込み前に、どこのプロバイダにするか決めておく必要があります。
フレッツ光のように、「プロバイダは後から追加」なんて事は出来ないので注意しましょう。
また、auひかりはプロバイダと完全に一体となったサービスのため、別途プロバイダ料金は不要です。
auひかりの月額基本料だけで利用できます。
光コラボよりも速度は速い
フレッツ光や光コラボでは回線の提供をNTTが行い、接続事業者としてプロバイダがインターネットの接続を行います。
その際、フレッツ光網と各プロバイダとの接続にて混雑が発生し、速度低下が起きやすいと言われています。

しかし、KDDIでは独自の設備により、auひかり網とプロバイダ設備が統合されています。
そのため、フレッツ光のような混雑は起きません。

また、フレッツ光があらゆる光コラボ事業者間で回線が共有されています。
同じ1本の光ファイバーの中に、ソフトバンク光やドコモ光と言った、あらゆる事業者のユーザーが混在するのです。
そのため、トラフィック量が増大となり、こちらも混雑の原因となります。
KDDIが提供する光ファイバーは、auひかりユーザーが独占しており、必然的にユーザー数が少なくなります。
そのため、1本の光ファイバーの使用率が少なくなり、速度が上がりやすいのです。
auひかりが速い理由
- プロバイダ設備とKDDI網を統合!混雑に強い
- KDDI独自回線のため、他社サービスと共有しない
10ギガに対応している
NTTでもフレッツ光クロスが提供されており、一部のエリアでは10Gbpsで利用できます。
しかし、提供エリアは東京都の一部などで、しかも対応しているプロバイダも数社しかありません。
そのため、光コラボ事業者で10ギガ対応している事業者も非常に少ないでしょう。
それ比べてauひかりでは関東地方を中心に比較的広いエリアで10ギガ回線を提供しています。

また、通常の1ギガ回線に高速オプションをつけるだけなので、低価格で利用可能です。
プラン | 月額オプション料金 |
---|---|
auひかり X (10ギガ) | 1,408円 |
auひかり V (5ギガ) | 550円 |
また、3年契約であるずっとギガ得プランを使っていれば、auひかりV(5ギガ)が3年間無料で利用できます。
10ギガコースについて詳しくは別記事auひかり10G/5Gのまとめをご覧ください。
キャンペーンが充実
場合によっては10万円を超えるようなキャッシュバックを提供している代理店も存在します。
ただ、このような異常に高額なキャッシュバックの場合、厳しい条件がついているので注意が必要です。
オプションとしてテレビサービスやポケットWi-Fiなどに申し込みが必要な上に、友達紹介などもしなくてはなりません。
詳しくは、別記事auひかり高額キャンペーンの罠!11万円キャッシュバックは損をする?で解説しています。
リスクなしで受け取れる特典の相場は3~4万円程度です。
また、一部の代理店やプロバイダ窓口ではリスクなしでも5万円以上還元している窓口も存在します。
窓口 | キャンペーン内容 |
---|---|
So-net auひかり公式
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戸建て:総額94,336割引 マンション:総額78,531円割引 |
NNコミュニケーションズ
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ネットのみ:64,000円 ネット+電話:70,000円 キャッシュバック |
アシタエクリエイト
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45,000円キャッシュバック |
還元金額が大きいのはSo-net公式
So-net auひかりは上記でご紹介した NNコミュニケーションズ
などの代理店でも申し込み可能です。
しかし、プロバイダ公式ページと代理店とでは、キャンペーン内容が異なるので注意が必要です。
So-net公式ページからの申し込みの場合、キャッシュバックはもらえません。
しかし、So-net独自の特別な割引が付きます。
通常、auひかりの月額料金は戸建てタイプで5,390~5,390円、マンションでは4,180円です。
So-net公式キャンペーンの場合、戸建てタイプで3年間980円、マンションタイプで2年間980円で利用できます。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
通常料金 | 5,390円 | 4,180円~ |
割引後の料金 |
980円 |
980円 |
割引総額 |
94,336円割引 |
78,531円割引 |
割引期間中の割引金額をすべて合計すると、戸建てタイプで94,336円、マンションでは78,531円が還元される計算となるのです。
そのため、代理店などでキャッシュバックを受け取るよりもお得と言えるでしょう。
「キャッシュバックよりも料金を安くしてほしい!」って方には特におすすめの窓口です。
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