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auひかりがマンションでも高速に!auひかりのIPv6接続ってなに?
auひかりはフレッツ系の光回線より快適に使えることが多く、IPv6接続もその理由の1つです。
特にマンションで利用している方は、VDSL方式等の理由から戸建より速度が出にくく、IPv4接続の環境ではストレスになることもあるでしょう。
最近は他の光回線でもIPv6接続が多くなりましたが、具体的に何がいいのかわかりにくいのも事実です。
そこで今回は、auひかりマンションタイプのIPv6接続について解説します。
ここでIPv6接続についてわかりやすく解説していくので、auひかりのIPv6接続についてしっかり確認しましょう!
auひかりマンションタイプのIPv6接続はどんなもの?
IPv6接続は、今まで主流だったIPv4接続に代わる新しい通信方式です。
細かな仕様を気にすると難しい話になるので割愛しますが、簡単に言ってしまえば「より速くて安全」と考えていいでしょう。
auひかりでは、ホームタイプもマンションタイプも関係なくIPv6接続に対応しています。
今までフレッツ系の光回線でIPv4接続をしていた方なら、auひかりに乗り換えるだけでかなり速くなる可能性が高いと言えるのです。
なぜIPv6接続が登場したのか?
IPv4アドレスは、インターネットが普及し始めた頃にはすでに存在していました。
最近までネットに繋いでいる=IPv4接続だけをしている状態だったのです。
ただ、2011年2月時点で、IPv4接続で発行されるIPアドレスが枯渇状態に。
それ以降は、発行済みのIPアドレスをプロバイダが上手に運用し、枯渇状態でも快適にネットに繋げられるように頑張っています。
この状態は、道路と車で考えると少しわかりやすいかもしれません。
- IPアドレス=道路
- ネット接続するデバイス=車
こう考えると、IPv4接続では「道路をこれ以上増やす余裕がない」のに、パソコンの普及やスマホの台頭で「通行する車がどんどん増えている」という状態です。
どこに行っても大渋滞というのが、今のIPv4接続の状況と言えます。
この大渋滞を解消するために、新たにIPv6接続が登場しました。
IPv6接続では、世界中にあるデバイス全てをネットに繋いでも、IPv6のIPアドレスは1%も使っていません。
実質無限にIPアドレスがあると言われるくらい多く発行でき、今後もずっと枯渇する心配はないでしょう。
IPアドレスの数
- IPv4アドレス:約43億個
- IPv6アドレス:約340潤個(340×1兆×1兆×1兆個)
先の例で言えば、いくらでも道路が作れてるうえに、スカスカに空いている状態で快適に走れるのです。
これ以上増やせないIPv4接続に変わりIPv6接続が登場したことで、今後は渋滞で遅くなることがなくなったと言えるでしょう。
IPv6の通信速度はどのくらい?
それでは、IPv4接続とIPv6接続で通信速度はどの程度変わるのでしょうか?
今回は、私の自宅で利用しているauひかりで計測したもので比較してみます。
まずはIPv6接続で速度測定したものが次の画像です。
デスクトップPC計測していますが、接続しているWi-Fiルーターは少し離れた部屋に設置しています。
また、家族がゲームや動画を利用している時に計測したこともあり、速度は少し遅くなっています。
とはいえ、下り228Mbps出ているのでWeb検索や動画もサクサクです。
続いてIPv4接続での速度測定の結果を見てみましょう。
利用している環境では完全なIPv4接続にはできませんでした。
上記の画像は屋内はIPv6接続、外部への通信はIPv4接続に制限して測定しています。
IPv4接続では下り速度が大幅に遅くなり、上り速度はIPv6接続とあまり変わらない結果でした。
このことから、IPv4接続は混雑で遅くなるのに対し、IPv6接続は混雑の影響をほとんど受けずに快適に使えることがわかりますね。
マンションタイプは配線方式で速度が異なる
ここまでの解説でIPv6接続の方が速くて快適だとわかりましたが、auひかりマンションタイプでは物件の対応している配線方式とプランで最大速度が異なります。
マンションの配線方式によるプランの違いは『auひかりをマンションで申し込むポイント』で解説していますが、基本的にマンションではプランや速度を選ぶことはできません。
建物で契約可能なプランの速度しか利用出来ないため、どんなに速度減少の要因を減らしたとしても、回線のスペック以上の速度は出せないので注意しましょう。
配線方式 |
プラン |
最大速度 |
---|---|---|
VDSL方式 |
タイプV |
100Mbps |
タイプG(G契約) |
664Mbps |
|
LAN配線方式 |
タイプE |
100Mbps |
光配線方式 |
タイプF |
100Mbps |
ギガ |
1Gbps |
特に電話線を利用したVDSL方式を採用しているマンションが多いです。
VDSL方式では下り最大100Mbpsなので、半分の50Mbps出れば御の字と思っていいでしょう。
いずれにせよ、IPv4接続よりIPv6接続の方が速度低下がないため快適だということに変わりありません。
なお、マンションタイプの配線方式はauひかりの提供エリアを検索すれば確認できます。
お住いの配線方式がわからない方は、以下の記事を参考に提供エリアを検索してみてください。
auひかりのエリア確認方法を詳しく解説!絶対使えない地域が存在する?
auひかりはIPv4とIPv6を自動切り替え
先の解説でIPv6接続は通信速度が速いことがわかりました。
ただ、IPv6接続はIPv4接続との相互通信ができません。
- IPv6接続→IPv4接続の相手には通信できない
- IPv4接続→IPv6接続の相手には通信できない
つまり、IPv6接続の速い通信は、相手もIPv6接続に対応している必要があるのです。
仮に閲覧したいWebサイトがIPv4接続対応の場合、IPv6接続では表示できなくなってしまいます。
JPNICのIPv6推進委員会が調査した結果によると、2018年9月時点でIPv6接続の国内普及率は約55%です。
Yahoo!やYouTubeといった多くの方が利用するサービスはIPv6接続に対応済みですが、個人のWebサイトや中小企業のWebサイト等はまだ非対応のところも多いです。
IPv6接続で通信速度が速くなっても、見られないWebサイトや使えないサービスがあると不便になってしまうでしょう。
この問題を、auひかりはIPv6とIPv4のデュアルスタック方式を採用することで解消しています。
デュアルスタック方式とは、接続先のIPv6・IPv4接続状況に合わせて自動的に接続方法を切り替えてくれる接続方式です。
デュアルスタック方式なら
- 相手がIPv6接続→自動的にIPv6で接続
- 相手がIPv4接続→自動的にIPv4で接続
- 相手がIPv6・IPv4両方対応→自動的にIPv6で接続
IPv4接続相手でも何も気にせずに利用できるので、ネットワーク設定がわからない方でも安心して利用できるのです。
IPv6はセキュリティも強い
IPv6接続では、IPSecというセキュリティが標準搭載され、通信が暗号化されています。
そのため、暗号化に非対応のアプリケーション等を利用して通信しても、パスワード等を比較的安全に送信可能です。
パソコンでもスマホでもネットバンキングや各種SNSへのログインなど、通信の安全性は大切です。
それに伴い、セキュリティを意識した、パスワードを入力するページはSSL化されているサイトも増えてきていると言えるでしょう。
さらに、IPv6接続なら通信中のパケットも暗号化され、さらにセキュリティが高まっています。
ただ、パソコンやAndroidスマホのセキュリティ対策アプリが不要というわけではありません。
SSLもIPv6のIPSecも通信を暗号化するもので、悪意のあるアプリのインストールや不正アクセスを防ぐ機能ではないためです。
より安全にパソコンやスマホを利用するなら、別途セキュリティ対策は怠らないよう気を配りましょう。
■ここまでのまとめ
- IPv6は混雑で遅くならないから速い
- auひかりはIPv6・IPv4を自動切り替えで使えるIPv6はセキュリティも強いから安心して使える
auひかりマンションタイプは全プロバイダIPv6対応!
auひかりマンションタイプで選べるプロバイダは7社あり、どのプロバイダもIPv6に標準対応しています。
そのため、auひかり公式サイトのプロバイダ一覧にはIPv6対応かの表記はありません。
IPv6対応と明記されていないと不安に思う方もいるようですが、はじめから対応しているために記載がないだけなので安心してください。
また、どのプロバイダを選んでも、IPv6接続の利用にあたっての手続きは不要です。
プロバイダによって無料で発行されるメールアドレスの数や、オプション提供しているウイルス対策アプリが異なるだけで、auひかりの基本料金や電話料金も同じです。
プロバイダの差
- 無料メールアドレスの発行可能数
- メールボックスの容量
- Webサイトの容量
- セキュリティアプリの種類
- 設定サポートの内容・料金
上記に必要性を感じなければ、どのプロバイダを選んでも不満を感じることはないでしょう。
そのため、好きなプロバイダやキャンペーン内容の良いプロバイダを選ぶのがオススメです。
プロバイダに迷ったらSo-netがおすすめ!
auひかりマンションタイプのIPv6接続の速度を口コミでチェック!
auひかりのIPv6接続がどれ位の速度が出るのか、実際に利用している方の声をチェックしてみましょう。
auひかりに対応済みのマンションのうち、その多くはVDSL方式になっています。
フレッツ系の光回線より光配線方式の物件が少ないのはデメリットかもしれませんが、速度が出ていると感じている方が多いようです。
auひかりVDSL
— GR2 (@GR_THE_2) November 2, 2019
おそらく同じ集合住宅内にauひかりユーザーが少ない
NTT系光と違ってボトルネックもないのでピーク時間でも変わらない
そもそもIPv4/IPv6のデュアルスタックで
変なIPv4 over IPv6しない
PPPoEしない
よってドノーマルなルーターで良い
それはNURO光も同じ
認証用HGW外せないのがネック pic.twitter.com/VEGaIecNoC
auひかりの測定結果(IPv6接続)
— セシル (@cecilseen) August 23, 2019
Ping値: 23.0ms
ダウンロード速度: 38.82Mbps(普通)
アップロード速度: 59.24Mbps(少し速い)https://t.co/CZzSK1CyMm #みんなのネット回線速度
1番速度が伸び悩んでいる方でも40Mbps近くあるので、普通にWeb検索やYouTubeの視聴程度なら全く問題ないでしょう。
一方、同じVDSL方式のマンションでも、フレッツ光を利用している方は速度が伸び悩む口コミが多くなっています。
うちのフレッツ光マンション、土日と夜がひどく遅いため、WiMAXにしてみたら写真二枚目。家の端まで行っても三枚目。NTT解約決定。 pic.twitter.com/gd9DIXIW60
— パピさん (@5959c) May 22, 2019
auひかりの開通工事完了。VDSL方式だからうちのマンションの場合、ベストエフォート下り100Mbpsなんだけど、無線LAN接続での速度測定したら爆速すぎて笑ったわ。所詮はVDSLだからギガには対応しないけど、ゲームのダウンロード時以外は満足行く速度だと思うわ。 pic.twitter.com/8mfvjyb91P
— たたたたたたたた (@ktyng_y) March 11, 2017
特に2つ目の口コミでは、auひかりに乗り換え前後の速度測定結果が比較できるので分かりやすくなっています。
これは、同じ物件環境でもauひかりの光回線はフレッツ系の光回線より契約者が少なく、回線に余裕があるためでしょう。
MM総研が2018年9月末時点でまとめたレポートでは、NTT東西の光回線シェアは約7割に上ります。
これはフレッツ光だけでなく、So-net光やBIGLOBE光といった光コラボを含めたものです。
フレッツ光も光コラボも結局NTTの光回線を利用するので、インフラ側から見れば利用者が非常に多いのは変わりません。
一方、KDDIの光回線は約1割強のシェアと、NTT回線より契約者数は少なめです。
IPv6接続で混雑する時間帯も比較的速度が出やすいのに加え、光回線自体に余裕があるために通信速度が安定しやすくなります。
現在お住まいのマンションで、フレッツ光や光コラボで遅いと感じている方は、auひかりに乗り換えれば適な速度が出る可能性が高いと考えていいでしょう。
auひかりマンションタイプのIPv6接続は設定不要!
ここまでの解説で、auひかりはIPv6接続に標準対応し、通信速度も快適だとわかりました。
ただ、これからauひかりを申込む方にとって1番不安なのは「設定が難しくないか?」という点でしょう。
しかし、auひかりのIPv6接続は設定不要で利用できるため、ネットに苦手意識を持っている方でも安心して使えます。
auひかりは2011年4月からIPv6接続に自動移行
auひかりのIPv6接続は、2011年4月18日から対応がはじまりました。
関東圏のホームタイプは対応開始直後にIPv6接続が提供され、その他の地域やマンションタイプも2012年10月頃にほぼ全てIPv6接続の提供がはじまっています。
つまり、現時点でauひかりは、全国どこでもIPv6接続が完備されているのです。
2011年4月以前からauひかりを利用している方も、ホームゲートウェイのファームウェアの自動アップデートにより、IPv6接続に対応済みです。
ずっとauひかりを利用してきた方もこれからauひかりに申込む方も、特別な操作や手続きなくIPv6接続が利用できます。
auひかりのIPv6接続確認方法と接続できない場合の対処
最後に利用中のauひかりでIPv6接続ができているか確認する方法と、もしIPv6接続できていない場合の対処について確認しましょう。
auひかりでは申し込みも設定も不要でIPv6接続が利用できますが、お使いのパソコンや周辺機器の状況によってはIPv6接続できていないこともあります。
せっかくIPv6接続が提供されているのに、使えていなかったらもったいないですよね。
auひかり利用中の方もこれから申込む方も、IPv6接続ができているかはしっかり確認しましょう。
IPv6接続の確認方法
auひかりのIPv6接続状況は、KDDIの公式サイトにアクセ81*スすれば簡単に確認可能です。
パソコンからアクセスする場合は、サイト右上にIPv6・IPv4のどちらで接続しているか表示されます。
スマホからアクセスする場合は画面右上に「≡」をタップし、表示されるメニューを1番下までスクロールして確認可能です。
ここで次の表示なら、問題なくIPv6接続ができています。
パソコンでの表示 | スマホでの表示 |
---|---|
逆に、次の表示がされる場合は、何らかの問題でIPv6接続ができていません。
パソコンでの表示 | スマホでの表示 |
---|---|
もしIPv6接続になっていない場合は、次の原因が考えられます。
- 通信機器のOSが非対応
- Wi-Fiルーター等のネットワーク機器がIPv6非対応
- ホームゲートウェイのファームアップが行われていない
通信機器のOSが非対応
auひかり側がIPv6接続に対応していても、インターネットに接続する機器がIPv6接続に非対応の場合にはIPv4接続での通信になります。
特に少し古いパソコンはIPv6接続自体には対応していても、設定で有効化する必要があるケースもあるでしょう。
IPv6が標準で”ON”のOSは…
- Windows:Vista、7〜10
- Mac OS X:10.5以降
上記のOSを搭載したパソコンなら、初期設定から変更していなければIPv6接続は有効な状態です。
ネットワークの設定を変更した記憶のある方のみ、IPv6接続が無効になっていないか確認するようにしましょう。
なお、Windows Vistaはサポート終了時点でOSやネットワーク関連のデバイスドライバが最新バージョンになっているのが前提です。
2011年以前の段階から更新していない場合は、手動でIPv6接続を設定する必要があるかもしれません。
ただ、Windows Vista以前のOSは、すでにMicrosoftのサポートが終了しているため、アップデートが行われません。
OSのアップデートが行われないと、パソコンの中が覗き放題の状態になってしまいます。
現在、Windows Vista以前のOSで利用しているという方は、安全のため最新のパソコンに買い換えることをおすすめします。
ネットワーク機器がIPv6非対応
Wi-Fiルーターなどのネットワーク機器が古い場合にも、IPv6接続が利用できないケースがあります。
特にIPv4のIPアドレス枯渇が現実となった2011年以前に発売されたモデルは、IPv6非対応の製品もそれなりにあります。
ただ、BUFFALOやNECといった有名メーカーの製品はファームウェアアップデートで対応しているかも知れません。
上記以外のメーカー製品も含め、Wi-Fiルーターをアップデートした事がない方は最新バージョンにしてIPv6接続ができるか試してみましょう。
とはいえ、そもそもIPv6非対応のWi-Fiルーターは最大速度150Mbps以下のモデルばかりです。
ファームウェアアップデートでIPv6接続に対応させても、実効速度がスマホより遅くなる可能性があります。
さらに、ファームウェアアップデート後にIPv6接続をするために設定が必要になることもあるでしょう。
そのため、auひかりに接続しているWi-Fiルーターが2011年以前に発売したモデルなら、この機会に最新のWi-Fiルーターに買い換えた方がいいかも知れませんね。
なお、最新のWi-Fiルーターは特に設定する必要もなくIPv6接続できるので、ネットワーク設定が不安な方も買い替えがおすすめです。
ホームゲートウェイのファームウェアアップデートが行われていない
IPv6対応以前からauひかりを利用している方は、お住まいの地域がIPv6対応になったタイミングで、ホームゲートウェイのファームウェアアップデートが配信されました。
このアップデートは自動配信のため、基本的に何もする必要はありません。
しかし、何かしらの理由でアップデートができなかった場合はIPv6接続ができなくなってしまいます。
アップデートができない例
- 通話中等でホームゲートウェイが停止できなかった
- 停電や光回線のトラブルでアップデートの配信が受け取れなかった
通常は、アップデート配信で受け取れなかったケースでも複数回トライしてくれます。
そのため、ホームゲートウェイのアップデート漏れはそうそうありませんが、パソコンのOSもWi-Fiルーターも問題ない方は、ホームゲートウェイのファームウェアも確認した方がいいでしょう。
auひかりマンションタイプのIPv6接続まとめ
今回はauひかりマンションタイプで利用できる、IPv6接続について解説しました。
IPv6接続は従来のIPv4接続が遅くなる原因となる混雑に強く、遅くなりにくい快適な接続方式です。
IPv6接続まとめ
- IPv6は混雑で遅くならないため、結果的に速くて快適
- auひかりはIPv6・IPv4を自動切り替えで、どのWebサイトやサービスもOK
- IPv6接続は標準で暗号化されているから安心して使える
auひかりでは2011年からIPv6接続が開始され、使うための申込みも設定もいらないため、気軽に使い始められるのもポイントです。
プロバイダも選ばず使えますが、少しでもお得に使いたい方は、先に紹介したSo-netのキャンペーンを活用し、お得に快適なauひかりを体験してみてください。
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