ドコモ光の速度ってどう?気になる評判や速度低下の改善法を解説
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インターネットの通信速度は、利用者にとってとても重要なものです。
高速でインターネットが可能と宣伝していても、実際導入してみてると速度が遅かったり、何度も回線が切れたりして、イライラする事もあります。
今回は、ドコモ光の通信速度に関してのさまざまな情報を調査、解説していきます。
実際ドコモ光を使っている人の声や、通信速度が遅くなる原因、改善策や対応策なども紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
ドコモ光の実際の通信速度に関する口コミ

ドコモ光の速度の評判はどうでしょうか。
通信速度に関して、実際にドコモ光を使っている人の口コミをSNS上でみてみるとさまざまな内容がアップされています。
今月からドコモ光に転用!安くなって速度低下なし!!使用中のインターネットの速度は: DL290Mbps. UL360Mbps IPv6さすが!
— K.Y (@athens_oh) July 4, 2019
回線速度治った!!ドコモ光すまんかったお前は何も悪くなかった!!
— JX55@SCUMおじさん (@jx5555) June 21, 2019
IPv6の対応のルーターの中でIPOE形式に対応してないと駄目だったんだな・・・
めっちゃ勉強になったわw
昨日の夜は350Mから500Mでました!!
うわああドコモ光のGMO開通したけど速い…速いよ…今までが遅すぎたのかな。ありがとうv6…
— せろん@主義原稿 (@seron_yn3) July 1, 2019
フレッツ光からドコモ光+DTIにしたんだが、夜ピーク時の速度がクッソ遅い。深夜までかけて大量にDLしてる時の速度をみてると、10倍くらいちがうかなあ。
— No. K. Y. (@rigiljp) June 8, 2019
ドコモ光さん回線速度遅いどころかネットにすら繋がらなくなった
— 豚足(シャオ@燻製オジサン) (@tonsoku_pighand) July 6, 2019
内容をまとめてみると、同じドコモ光を使っている人の中でも、通信速度が非常に出ている人と出ていない人がいる事がわかります。
批判もありますがどちらかといえば、速度が改善したという口コミが多い傾向にあり、全体的には悪くありません。
もちろん、利用環境によって通信速度は変わってきます。
そのため、同じような結果が得られるとは限りませんので、あくまで参考としてください。
ドコモ光は速度の実測値ってどのくらい?

ドコモ光は、理論上最大1Gbps(1,000Mbps)の通信速度がでるようになっています。
ADSLの最大50Mbpsに比べると速度は20倍にもなり、動画再生や動画配信もストレス無く行える速度です。
しかし、これはあくまで理論上の最大値になり、上記の口コミでもわかるように、実際の速度とは違ってきます。
実際の速度を測ってSNSで公表してくれているユーザーも多いので、その通信速度をみてみましょう。
16時ドコモ光
— リブラあんどジュニアのりぶら (@li8ra_fx) July 8, 2019
使用中のインターネットの速度は: 400Mbps. お使いのインターネットの速度はどのくらいですか? https://t.co/9teuFoYYti
ドコモ光 IPv6接続 IPoE(OCNバーチャルコネクト)の測定結果
— akinosuke (@akinosuke7) July 8, 2019
プロバイダ: ぷらら
Ping値: 25.94ms
下り速度: 82.88Mbps(速い)
上り速度: 121.51Mbps(かなり速い)https://t.co/Ri5aFOfjwg #みんなのネット回線速度
ドコモ光 IPv6接続 IPoE(v6プラス)の測定結果
— Mute (@Mute88730074) July 7, 2019
プロバイダ: GMOとくとくBB
Ping値: 107.2ms
下り速度: 144.44Mbps(かなり速い)
上り速度: 245.64Mbps(非常に速い)https://t.co/IuJ8EDUT44 #みんなのネット回線速度
かなり速度の出ている人がいる反面、かなり遅い通信速度の人もいます。
建物の状況、プロバイダ、機材のスペックなどさまざまな要因があるのでこのように速度が違ってくるのです。
通信速度の見方
通信速度には、2つのポイントがあります。
SNS上でアップされているドコモ光の通信速度の画像には、「上り」「下り」の2種類の速度が見受けられるでしょう。
この上り、下りとはどういう事なのか少し触れておきます。
通信速度の「上り」とは?
通信速度の「上り」とは、自分のパソコンから発信、送信する際のスピードです。
この速度が早いと、メールの送信が速くなったり、ブログなどに写真や動画をストレスなくアップロードする事ができます。
通信速度の「下り」とは?
通信速度の「下り」とは、インターネット上から自分のパソコンにファイルや画像をダウンロードする速度です。
この速度が早いと、画像や動画がスムーズに観れたり、ファイルを素早くダウンロードできたります。
一般的に「通信速度が遅い」と言われたり、感じる場合は、この「下り」の通信速度が遅い場合がほとんどです。
速度をきいたり、自分で測定する時によりわかりやすくなるので、覚えておくといいでしょう。
ドコモ光で速度低下の大きな原因はプロバイダ

ドコモ光は、平均すると十分と言える程の速度が出ている場合がほとんどです。
しかし、どうしても速度のばらつきが出てしまいます。
さまざまな要因が考えられるのですが、その中でも大きな要因の一つして考えられるのが、プロパイダによる「接続速度」の差です。
実はプロバイダを通す前のネット回線自体の通信速度は、そのエリアで同じ条件下であればほとんど変わる事はありません。
なぜなら、電気信号を送る配線の太さなどは物理的に一緒だからです。
そのため速度に違いが出てくる最初の原因は、インターネット回線の電気信号をインターネット空間につなぐ役割を果たす「接続速度」、つまりプロバイダに左右される事になってくるのです。
プロバイダによってインターネットへの接続を処理する能力と規模が違います。
そのため接続が混雑しキャパシティーを超えてくると処理が遅くなり、通信速度が遅くなる事に繋がってくるのです。
v6プラスが利用できるかできないかで大きく変わる!

どのプロバイダが接続処理が早いのか、実際はよくわからないですよね。
特にインターネットに関して知識が無い場合は、「有名だから!」くらいしか選択がありません。
ただ、ドコモ光でプロバイダを選ぶ際に必須となってくるのが、v6プラスに対応しているかどうかです。
このv6プラスが利用できると、通信速度がかなり速くなる可能性があります。
v6プラスとは?
v6プラスとは、IPv4とIPv6への通信を自由に行き来できる技術の事をいいます。
そもそも「IPv4とIPv6とはなに?」となってくると思いますので、少し説明しておきましょう。
よく目にするIPv4とかv6って何だろ??
IPv4
IPv4とは、Internet Protocol Version4(インターネット・プロトコル・バージョン4)の略でインターネットの主流になっている通信技術です。
IPアドレスという言葉を聞いた事はありませんか?
インターネットを利用するには、まずこのIPアドレス(インターネット上の住所)を取得しないと利用できません。
IPv4を利用する際には、IPv4用のIPアドレスが必要になってきます。
また、IPv4用のIPアドレスは、3桁の数字が.(ドット)によって4つに区切られています。
- 例:「255.255.255.255」
パソコン上でみる事も多いのですが、プリンターの設定でこの3×4の数字の羅列をみた人もいるかもしれませんね。
ところが、このIPv4アドレスは数がきまっており、約43億個までしか利用ができない仕様になっていて、なんと2011年2月3日にIPv4のアドレスが枯渇してしまったのです。
IPアドレスを取得できなければ、インターネットを利用する事ができなくなってしまいます。 この問題を解決するために生まれたのが「IPv6」です。
IPv6
IPv6は、Internet Protocol Version 6(インターネット・プロトコル・バージョン6)の事で、IPv4の枯渇問題を解消するために開発された新しいIPアドレスの技術です。
爆発的に増えつつあるインターネット利用者をカバーするために、枯渇しないようになんと340澗個という膨大なIPアドレスを利用する事ができます。
「澗」という値を聞いた事もない人もいるかもしれませんが、億から数えると更に6つ上の桁桁です。
地球上の全員にIPアドレスを渡しても、一生かかって使い尽くせないIPアドレスの数なので、IPアドレスが枯渇するという自体は今後起きないでしょう。
ちなみにIPv6のIPアドレスは、4つの英数字が:(コロン)で8つに区切られて表示されます。
例:「0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000」
IPv4とIPv6間での問題
IPv6の開発により、新しい問題が生じます。
それは、IPv4上にあるWebサイトをIPv6のアドレスからは見ることができず、逆も同様な状態が起こってしまったのです。
WEBサイトによって見れる見れないといった事態が起きてしまうため、非常にストレスになる事は間違いありません。
そこで、その問題を解決するのに生まれたのがv6プラスという技術です。
v6プラス
v6プラスは、IPv4とIPv6に関係なくWEBサイトの閲覧を可能にし、さらに通信速度を上げる技術の事です。
少し専門的ですが、ネットワーク技術では「トンネリング」と言われ、通信の行き来を擬似的要素を使い可能にする仕組みになります。
IPv6にはもともと、IPV6PPPOE方式(トンネル方式)、IPV6IPOE方式(ネイティブ方式)という接続方法が使われています。
この中で、IPV6IPOE方式(ネイティブ方式)はプロバイダの認証を行わずにインターネット通信を行える技術で、この技術が接続速度を格段にスピードアップさせるため、実際の通信速度が上がります。

v6プラスは、このIPV6IPOE方式(ネイティブ方式)の技術と、IPv4overIPv6(IPv4の通信データをIPv6の通信データに変換する)技術を足したものなのです。
両方のIPアドレスを回線の混雑具合に応じて自動選択してくれるため、通信速度が速くなり、かつIPv4とIPv6の垣根を超える事のできるいいとこ取り通信技術なのです。
選ぶべきはv6プラスが使えるプロバイダ!
上記を踏まえ、ドコモ光ではv6プラス対応のプロバイダを選ぶ事で、速度が快適なる可能性が高くなります。
有名、無名に関わらず、v6プラスがプロバイダを選ぶ事が、快適なインターネットを行う上で鍵になってくるのです。
そこで、ドコモ光で契約できるプロバイダの中で、v6プラスが利用できるプロバイダはどこなのか一覧にしてみました。
v6プラスが使えるプロバイダ | 月額費用(回線利用料金込み) |
---|---|
GMOとくとくBB
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5,720円 |
@nifty | 5,940円 |
ic-net | 5,720円 |
Tigers-net.com | 5,720円 |
andline | 5,720円 |
OCN | 5,940円 |
この中で1番おすすめがGMOとくとくBBです!
GMOとくとくBBがおすすめの理由

v6プラスが使えるプロバイダの中でGMOとくとくBBをおすすめする理由以下です。
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キャッシュバックキャンペーンの額の大きさに目が行きがちですが、実際は色々オプションをつける事が必要になるため、最大金額の35,000円を貰う事は厳しいでしょう。
それよりも注目すべきは、「通信速度」の実測値を公開している事です。
速度が遅い場合のサービスがある事、そしてv6プラス対応Wi-Fiルーターを無料で使える事だといえます。
別記事『GMOとくとくBBを徹底調査』でも解説していますが、プロバイダの中でも実際の実測値を出している所は、GMOとくとくBBしかありません。
また、GMOとくとくBBは最低100Mbpsの速度保証を行っており、100Mbpsを下回った場合、申請をすれば100円相当のGMOとくとくポイント(毎月)が貰えます。

▲実測値100Mbpsの速度保証
この2つから考えても通信速度にかなり自信があるといっていいでしょう。
実際口コミでも、突出して通信速度が速いというものは無いものの、速度が速く安定している口コミが見受けられます。
そして、v6プラス対応Wi-Fiルーターが無料でレンタルできるのも非常に大きなメリットです。

あまりルーターなどの機器に詳しくない人が、いざv6プラス対応のWi-Fiルーター探すのは想像以上に面倒な場合があります。
それを無料で、しかもドコモ光のプロバイダの中でも最高クラスのルーターを貸出してくれるのは非常に嬉しいサービスです。
しかも、37ヶ月間利用すれば返却の必要もなしで完全に自分のものになります。
v6プラス対応のルーターを準備するのが面倒な人や、v6プラス対応のルーターを持ってない人もGMOとくとくBBで申し込みする事をおすすめします。
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通信速度が不満でプロバイダを変更したい場合

上記を読んでいて「もしかしたら、今の通信速度の遅さはプロバイダのせいかも…」と思った人はプロバイダの変更を考えてもいいでしょう。
プロバイダの変更方法は非常に簡単で、以下の3つの手順で完了できます。
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詳しく見ていきましょう!
1.電話かドコモショップで変更手続き
電話の場合、ドコモインフォメーションセンターにて変更の手続きをします。
オペレーターと会話する際にドコモの電話番号とネットワーク暗証番号(4桁の数字)が必要になってくるので、事前に準備しておきましょう。
その後、切り替え希望日を伝えれば完了です。
ドコモショップでプロバイダの変更手続きをする場合は、最寄りのドコモショップに行き、窓口で切り替え希望日を伝えましょう。
その際にドコモの携帯番号かドコモ光のお客様IDが必要になります。 事前に来店予約をしておくと、待つ事も無くスムーズに行えるはずです。
■ドコモインフォメーションセンター
TEL:0120-800-000 (年中無休:午前9時~午後8時)
2.切り替え日や設定方法などの書類が届く
変更の手続き後、一週間程で申込み内容や切替日が記載された書類が届きます。
ネットワークへの設定方法も同封されているので、切り替え日まで大切に保管しておきましょう。
3.新しいプロバイダに接続設定する
新しいプロバイダの切り替え日になったら、インターネットを使うために接続設定をします。
プロバイダの切り替えは自動的に行われ、例えば8月1日が切り替え日だった場合は、8月1日の午前0時にプロバイダが切り替わります。
その後、送られてきたマニュアルを見ながら接続設定を進めていきましょう。
大体10分程で完了し、新しいプロバイダを利用してインターネットが使えるようになります。
プロバイダを変更する時の注意点

プロバイダの変更自体はとても簡単ですが、いくつか注意点があります。
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重要な点が多いので詳しく説明していきます。
事務手数料がかかる
ドコモ光でプロバイダを変更する際には、必ず事務手数料3,300円が必要です。
事務手数料は、切り替え翌月の利用料金と一緒の請求となりす。
無料ではないので、注意しましょう。
違約金がかかる場合がある
通常、ドコモ光のプロバイダであれば違約金がかからない事がほとんどです。
しかし、プロバイダの変更内容によっては、プロバイダ契約上の「プラン変更」として取り扱われ、違約金などを請求される場合があります。
内容はプロバイダによって異なってくるので、変更する際は違約金が発生しないか一度プロバイダに問い合わせおくといいでしょう。
自動解約されない場合がある
プロバイダ変更をする際、旧プロバイダは自動解約になるケースがほとんどです。
しかし、以下の場合は自動解約されないので、自分で解約をする必要があります。
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まず有料プランに移行してしまうプロバイダですが、次の3社のプランを使っていた場合は、プロバイダ変更の翌月から解約されずに「有料プラン」に切り替わってしまいます。
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インターネットを使っていないのに、料金だけ支払う事になりますので、もし上記のプロバイダを利用していた場合は必ず確認し、自分で解約するようにしましょう。
また、各プロバイダで有料オプションを使っていた場合、有料オプションは自動で解約されない事があります。
もし有料オプションを利用している場合は、自動解約されるか確認して、されない場合は必ず自分でオプションを解約するようにしましょう。
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プロバイダ以外でのドコモ光の通信速度の低下の原因

プロバイダも変えたのに、ドコモ光の通信速度が全然改善されない場合は以下のような原因が考えられます。
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対応策と合わせて解説していきます。
周辺機器が原因の場合がある
プロバイダ以外での通信速度の低下でもっとも考えられるのは、ネットワークに関係する周辺機器の状態です。
ルーター、LANケーブルなど、ソフト、ハード面で劣化やスペックが影響する場合があります。
特にルータの場合、v6プラスに対応していなかったり、ソフトがアップデートされていない事が原因で速度低下に繋がケースがほとんどです。
v6プラスに対応してなければ買い替えをしたり、定期的にソフトウェアのアップデートなどは確認しておきましょう。
どうしても原因がわからない場合は、新しいものに入れ替える事も検討してみてください。
利用中のPCやスマホが原因の場合も
ネットワーク側の問題ではなく、利用しているPCやスマートフォンの状態で通信速度が遅くなったと感じてしまう事もあります。
特に他の機器は速いのに、特定のPCやスマートフォンだけ遅い場合は、その機器が原因の可能性が高いです。
ソフトウェアを最新のものしたり、それでもダメ場合はハード面での故障がないか確認してみてください。
集合住宅の場合は、速度低下が起きやすい
戸建てと比べ、集合住宅の場合は利用者が集中しやすく、通信の混雑により速度に影響が出やすい面があります。
この場合は、いくら最新の機器を揃えても速度が上がらない事がほとんどです。
WiMAXなどを利用したり、設備の問題でどうしても遅い場合は、大家さんや管理会社さんに相談したりしてみましょう。
まとめ

ドコモ光の通信速度は、さまざまな理由で差が出てしまう事があることはお分かり頂けたと思います。
これからドコモ光を申し込む人は、料金と同様に速度にも目を向けて、プロバイダを申し込みされる事をおすすめします。
また、現在速度に不満のある人もこのページを参考にして頂き、自分で対応可能な部分があればぜひ改善にむけて動いてみてください。
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