OCN光解約ガイド|違約金の発生条件や電話番号を継続する方法

OCN光を解約する際、契約プランに応じて違約金が発生したり、申し込み方法によっては工事費の残金が請求される事もあります。
また、OCN光電話を使っている場合、電話番号を継続するには条件があり、場合によっては電話番号を変更しなければなりません。
このページではOCN光を解約する際の注意点を詳しくご説明します。
auひかりについてはauひかり解約まとめで解説しています。
OCN光の解約金はいくら?
OCN光は2年契約の無い場合、月額料金は高くなりますが、解約金はかかりません。 2年自動更新型割引を適用している場合、更新月以外に解約すると違約金が請求されます。
OCN光の場合、戸建てタイプでもマンションタイプでも違約金の金額は変わりありません。
OCN光違約金
11,000円
2年自動更新型割引の場合、2年に一度だけ更新月が存在し、無料で解約できるのは2年に一度訪れる、この更新月のみです。 それ以外に解約を行うと上記のような解約金が請求されてしまいます。
工事費の残金があれば残りを請求される
OCN光の申し込みの際、新規申し込みで工事を行っている場合、工事費が請求されているはずです。 この工事費は分割で請求され、未払い金があれば解約の際、残りの残金を支払う必要が出てきます。
しかし、フレッツ光から転用した場合など工事費がかかっていない場合は工事費の支払いはありません。
OCN光を新規で申し込んだ場合
OCN光の新規申し込みとは新たに工事を行いOCN光を使い始めた場合です。 OCN光を利用する前にフレッツ光を使っていて転用した場合は、新規申し込みには当たりません。
OCN光を新規で申し込みした場合、戸建てタイプで18,000円、マンションタイプでは5,000円の工事費が発生します。
OCN光の工事費
戸建て:18,000円
マンション:15,000円
この工事費はOCN光が開通した初月に3,000円だけ請求され、残りは30ヶ月間の分割となります。 戸建てタイプの場合は500円×30ヶ月の分割、マンションタイプの場合は400円×30ヶ月の分割です。
例えば、OCN光戸建てタイプを使っていて、もし開通から24ヶ月で解約した場合、残りの500円×6ヶ月で3,000円の工事費残金が請求されます。
フレッツ光から転用した場合
OCN光はそもそもフレッツ光の回線を使ったサービスなので、フレッツ光を使っている方であれば工事無しで転用手続きを行う事が出来ます。 転用手続きを行った場合工事が発生しないので当然工事費の請求もありません。
そのため、いつ解約しても工事費の残金を請求されることはありません。
ひかり電話の電話番号を継続したい

OCN光の固定電話サービスであるOCN光電話を使っている場合、現在の電話番号を継続した方もいると思います。 ただ、OCN光から他社光への乗り換えで電話番号を継続するには条件が存在します。
それは、電話番号を継続できるのはNTT加入電話で発行された電話番号のみです。 NTT加入電話とはアナログ回線のことなのでNTTのフレッツ光で発行された電話番号とも異なります。
NTT加入電話時代から使っている番号であれば、基本的にはどのサービスへの番号移行(番号ポータビリティ)も可能となっています。
電話番号が継続できるケース
NTT加入電話(発番)⇒OCN光⇒○他社回線
NTT加入電話(発番)⇒フレッツ光⇒OCN光⇒○他社回線
NTT加入電話(発番)⇒auひかり⇒OCN光⇒○他社回線
このようにNTT加入電話で発行された番号であれば、基本的にどのサービスへの番号を継続して使う事ができます。
電話番号が継続できないケース
フレッツ光(発番)⇒OCN光⇒×他社回線
OCN光(発番)⇒×他社回線
このようにフレッツ光のひかり電話で発行された番号や、OCN光で発行された番号を使っている場合は、電話番号を継続することは出来ないので注意が必要です。
インターネットが使えない期間、タイムラグは発生する?
OCN光か他の光回線へ乗り換えを行う際、気をつけないとインターネットが使えなくなる期間(タイムラグ)が発生してしまう事があります。
インターネットサービスを解約する際、回線が実際に使えなくなる日が存在しますが、その回線解除日と新しい回線の開通日とで間が空いてしまうとタイムラグが発生することになります。
しかし、OCN光と新しい回線が1日でもかぶっていればタイムラグを発生させずに乗り換える事が可能です。

あまりにも重複期間が長いと料金が二重に請求される期間も長くなってしまい負担が増えてしまいます。 しかし、数日程度の重複期間であればほとんど負担も無く問題は無いでしょう。
OCN光解約後に申し込みたい他社サービス
auひかり
| |
![]() |
|
auひかりはこんな方にお勧め
OCN光は基本的にスマホとのセット割りは適用されませんでした。 しかし、OCN光からauひかりへ乗り換えを行えば、auスマホとのセット割りの適用が可能です。 auひかりではauスマホやauケータイとのセット割りであるauスマートバリューにより毎月934円から最大で2,000円の割引が適用されます。 また、この割引はスマホの台数分だけ割引が受けられるので家族にauスマホを持っている方が居れば人数分の割引が出来ます。
またOCN光はフレッツ光の回線を丸ごと使っているので他の光コラボ事業者やフレッツ光と速度的には全く変わりありません。 |
ソフトバンク光
| |
![]() |
|
ソフトバンク光はこんな方にお勧め
ソフトバンク光はソフトバンクのスマホとのセット割りを適用できます。 auひかりと同様、今までOCN光でセット割りの恩恵を受けられなかった方にお勧めです。 割引額はスマホ側のデータ容量によって違い、毎月500〜2,000円の割引が適用されます。 また、家族にソフトバンクスマホを使っている方が他に居ればスマホの台数分の割引が受けられます。
ただ、ソフトバンク光はOCN光と同じようにフレッツ光の回線を丸ごと使っている事に変わり有りません。
ソフトバンク光は公式より代理店がお得 |
NURO光
| |
![]() ![]() |
|
NURO光はこんな方にお勧め
ソフトバンクのスマホを使っている場合、一般的にはソフトバンク光へ申し込んでスマホセット割りを適用するのが一般的です。 しかし、ソフトバンク光の場合OCN光と回線や設備は全く同じ物を使っているので、OCN光の速度に満足が出来なかった方には不向きです。
しかし、ソニーグループのプロバイダであるSo-netが提供しているNURO光であれば、OCN光とは全くの別回線が使われています。 また、ソフトバンクのスマホを使っている方であれば、ソフトバンク光とソフトバンクスマホとのセット割りと同等の割引が適用されます。 ソフトバンク光へ申し込むよりも速度面でメリットが非常に多く、なおかつ割引面ではソフトバンク光と同様の割引が適用可能なため、 今までOCN光の速度に満足出来なかった方には非常にお勧めの回線です。 ただ、OCNはフレッツ光の回線を使ったサービスのため、日本全国的に利用が出来ましたが、NURO光は現在のところ関東限定のサービスです。 関東地方の1都6県でのみ申し込みが出来ます。 公式申し込みページ: NURO光公式ページ |