ドコモ光の引越しでプロバイダは手続きしないと解約になる!?
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「引越し先でもドコモ光を使いたいけど、費用はいくら?」
「引越し先でも今のプロバイダがそのまま使えるの?」
「引越しするとまた回線工事が必要なの?」
ドコモ光ユーザーで近々引越し予定の人は、何かと疑問に思うことがありますよね。
引越し先次第でドコモ光を継続利用するより、他社光回線に乗り換えたほうがお得になる場合もあります。
今回は、ドコモ光の引越し手続きや引越しにかかる費用、注意点、乗り換えをした方がお得なケースを徹底的に解説します。
ドコモ光の移転手続きの流れ

引越し先でもドコモ光を継続利用する場合は、ドコモ光に連絡して移転手続きを行います。
移転手続きの詳細な流れを一緒に確認しましょう。
STEP1:移転先がドコモ光の対応エリアかチェック
ドコモ光に連絡する前に、移転先でもドコモ光が使えるか調べましょう。
ドコモ光は光コラボレーションなので、フレッツ光の対応エリアと同じです。
NTT東日本・西日本の対応エリア検索から調べてみてください。
移転先がNTT東日本のエリア
引越し先が北海道、東北、関東、甲信越地方だとNTT東日本のエリアです。
下記リンクから移転先がドコモ光の対応エリアかチェックしましょう。
移転先がNTT西日本のエリア
引越し先が北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄地方だとNTT西日本のエリアです。
下記URLから移転先がドコモ光の対応エリアか調べてみましょう。
STEP2:ドコモに移転の申し込み
引越し先もドコモ光の対応エリアであることがわかったら、ドコモ光に連絡して移転の申し込みを行います。
移転の申し込み方法はWebと電話(ドコモショップ)の2種類。
2019年8月現在、Webで移転の申し込みを行うと2000pt分のdポイントが付与されるキャンペーン実施中です。
実質、移転事務手数料2,200円分が無料になるため、特別な事情がなければWebでの申し込みをおすすめします。
Webと電話の移転の申し込み方法は、下記を参考にしてみてください。
Webでの移転申し込み方法
移転申し込みには以下が必要です。
- 契約者の名義
- ペア回線の携帯電話の番号
- 契約ID
- 引越し先の住所
- 回線工事の希望日
上記の準備ができたら、下記サイト内のWebフォームから申し込みの手続きを行いましょう。
電話(ドコモショップ)での申し込み方法
ドコモインフォーメーションセンターに連絡します。
ドコモインフォメーションセンター
- TEL:151(ドコモの携帯電話)、0120-151-151(一般電話)
- 営業時間:年中無休9:00~20:00
申し込みに必要なものはWebと同じです。
ドコモ光のオペレーターから本人確認でネットワーク暗証番号について質問されます。
ネットワーク番号も用意しておきましょう。
最寄りのドコモショップで申し込む場合も手続きに必要なものは、Webや電話と変わりません。
STEP3:移転前の住所で回線の撤去工事
移転前に旧住所で回線の撤去工事を行います。
回線の撤去工事とは、NTTの作業員が契約者の自宅に来て作業をする派遣工事のことです。
別記事『ドコモ光引っ越し手順のポイント』でも解説していますが、回線の撤去工事は、必ず必要ではありません。
工事が必要なときと不要なときがあるので、それぞれのちがいをまとめてみました。
自分がどっちに該当するかチェックしてみてください。
マンションのファミリータイプは工事が必要な可能性大
マンションのファミリータイプは、マンションの管理会社や大家さんから回線撤去の要望があったときは工事が必要です。
別記事『ドコモ光工事についてのまとめ』でも解説していますが、マンションは戸建てと違い、建物最寄りの電柱から引っ張った光ファイバーケーブルをそのまま敷設するわけではありません。
建物の共有設備を経由して電話線、LAN、分割された光ファイバーケーブルを各部屋に引き込むことでインターネット接続できる仕組みとなっています。
しかし、マンションのファミリータイプは、最寄りの電線から契約者の部屋まで直接光ファーバーケーブルを引き込んでいます。
戸建ての光ファイバーケーブルの敷設方法と変わりません。
少し特殊な光ファイバーケーブルの敷設方法なので、退去の際にマンションの管理会社や大家さんから回線撤去を依頼される可能性があります。
退去前に必ずマンションの管理会社や大家さんに、回線撤去が必要か確認してください。
戸建てと通常のマンションタイプは工事不要
以下に該当する場合は回線の撤去工事が不要なケースがほとんど。
- 戸建て
- 通常のマンションタイプでの契約
引越し日までに機器を取り外して、必要に応じて返却もしくは移転先にもっていきましょう。
STEP4:移転先での回線の開通工事
移転先の住居に光ファイバーケーブルや光コンセントなど必要な設備がなければ回線の開通工事が必要です。
ここでいう回線の開通工事とは、NTTの作業員が自宅を訪れる派遣工事を指しています。
別記事『ドコモ光の立会い工事不要のケース』でも解説していますが、派遣工事だと工事日当日に契約者は立ち合いをしなければなりません。
引越し先での工事が必要な場合は、ドコモ光から案内があります。
ドコモ光から案内が来たときは、指示に従って工事日の調整を行いましょう。
すでに移転先に光ファイバーケーブルや光コンセントが設置済みのときは、NTT局所内で工事は完結します。
そのため、派遣工事は不要です。
STEP5:ONUやWi-Fiルーターなど機器設定
回線の開通工事が終わったら、ONUやWi-Fiルーターなど通信機器の設置とインターネットの接続設定を行います。
NTTの作業員が派遣工事で自宅を訪れても、通信機器の設定とインターネットの接続設定は契約者の作業範囲。
NTTの作業範囲ではないので、NTTの作業員に設定作業を依頼しないよう注意してくださいね。
プロバイダの引っ越し手続きは必要?それとも不要?

引越しするとプロバイダの手続きも必要なのでしょうか?
料金プランごとに対応方法がちがいます。
手続きが不要なときと必要なときをまとめてみたので、参考にしてみてください。
タイプAとタイプBは手続きが不要
料金プラン「タイプA」と「タイプB」は、手続きが必要ありません。
光回線とプロバイダがセットになった料金プランだからです。
ドコモ光の手続きが終われば、ドコモ光経由でプロバイダの契約者情報が更新されます。
ただ、オプションサービスに加入している際は、別途手続きが必要となるケースもあるため、注意しましょう。
単独タイプとドコモ光ミニは手続きが必要
料金プラン「単独タイプ」と「ドコモ光ミニ」は、プロバイダ側でも手続きも必要です。
2つとも光回線とプロバイダでそれぞれ個別に契約するプランだからです。
手続きの詳細は契約を結んでいるプロバイダの公式ホームページや電話で確認してみてください。
タイプA・タイプBはプロバイダ手続き不要です
ドコモ光の引越しに必要な費用

ドコモ光では引越しすると次の2つ料金を支払わなければなりません。
- 移転事務手数料
- 回線工事費
費用の総額は、住居タイプと工事の種類で異なります。
ドコモ光の引越しに必要なお金の総額を表にまとめてみました。
自分がどれに該当するかチェックしてみてください。
住居 |
工事 |
工事費 |
移転事務手数料 |
総額 |
---|---|---|---|---|
戸建て |
派遣工事 |
9,900円 |
2,200円 |
12,100円 |
無派遣工事 |
2,200円 |
2,200円 |
4,400円 |
|
マンション |
派遣工事 |
8,250円 |
2,200円 |
10,450円 |
無派遣工事 |
2,200円 |
2,200円 |
4,400円 |
住居 |
工事 |
工事費 |
移転事務手数料 |
総額 |
---|---|---|---|---|
戸建て |
派遣工事 |
19,800円 |
2,200円 |
22,000円 |
無派遣工事 |
2,200円 |
2,200円 |
4,400円 |
|
マンション |
派遣工事 |
16,500円 |
2,200円 |
18,700円 |
無派遣工事 |
2,200円 |
2,200円 |
4,400円 |
関連記事

ドコモ光の引越しにおける注意点4つ

ドコモ光の引越しにおける注意点は次の4つ。
- プロバイダが対応エリア外だと変更が必要
- ドコモ光の対応エリア外は解約が必要
- 光電話・テレビオプションは別途工事費が必要
- NTTのエリアが変わると新規契約扱いになる可能性アリ
では、1つひとつ詳細を説明していきますね。
プロバイダが対応エリア外だと変更が必要
引越し先が利用中のプロバイダの対応エリア外だと、別のプロバイダに変更しなければなりません。
引越し前にプロバイダに移転先が対応エリアであるか確認しましょう。
プロバイダが変わると、パソコンでインターネットの接続設定が再度必要です。
新しいプロバイダから届く設定マニュアルを確認したうえで、インターネットの接続設定を行ってください。
ドコモ光の対応エリア外は解約が必要
引越し先がドコモ光の対応エリア外だと解約しなければなりません。
ドコモ光の対応エリアは、冒頭で紹介したNTT東日本・西日本のフレッツ光の公式サイトで調べることができます。
『ドコモ光エリア外の対処法』でも解説していますが、引越し前に移転先の対応エリアを調べておきましょう。
ドコモ光解約後の乗り換え先は、あとで詳しく説明しますね。
光電話・テレビオプションは別途工事費が必要
光電話やテレビオプションを使っている人は、回線工事とは別に工事費がかかります。
移転に伴う光電話とテレビオプションの工事費を表にまとめてみました。
オプションサービス |
工事費 |
---|---|
光電話 |
1,100円 |
テレビオプション |
10,450円 |
表は、移転前と契約内容が同じ場合の金額です。移転先で接続するテレビや追加する電話番号の数で工事費は変わってきます。
正確な金額は、ドコモ光公式サイトの工事料金シミュレーションで調べてみてください。
NTTのエリアが変わると新規契約扱いになる可能性アリ
NTTのエリアが変わる引越しだと、移転先に光ファイバーケーブルや光コンセントが設置されていない場合は新規契約と同じ扱いになる場合があります。
新規契約扱いになると、移転であっても回線工事費は新規契約と変わりません。
回線開通工事の日を土日祝日に設定した場合は、工事費に加えて3,000円分の追加料金を支払う必要があります。
関連記事

ドコモ光を解約したほうお得!?おすすめの乗り換え先3選

NTTのエリアが変わる引越しをした場合、移転先の環境やオプションの利用状況により移転費用が20,000~30,000円かかることもあります。
高額な移転費用を支払うのであれば、ドコモ光を解約して「高額キャッシュバック」や「違約金負担」などキャンペーンがある光回線に乗り換えるほうがお得です。
解約となると違約金が気になりますよね。
ドコモ光は契約更新月以外に解約すると、違約金が発生します。
ドコモ光の解約違約金
- 戸建て:5,500円
- マンション:4,180円
しかし、違約金を支払ってもキャッシュバックや違約金負担のキャンペーンがある光回線に乗り換えたほうが結果的に得することが多いです。
移転費用の総額が予想以上に高くなった人向けに、お得なキャンペーンがあるおすすめの乗り換え先を3つ紹介します。
【1】月額料金の大幅割引がうれしいauひかり

auひかりは、KDDIが運営する光回線です。
関西や中部地区など一部のエリアを除いて全国の幅広い地域で利用できます。
最大通信速度はドコモ光と同じ1Gbps。
2018年3月より関東の一部地域の戸建てプランは、5Gbps・10Gbpsの超高速インターネットが利用可能です。
2019年8月現在、auひかりでは次の新規申し込みキャンペーンを実地中です。
- 乗換え費用最大30,000円還元
- 総額94,336円の月額料金の割引
- auスマートバリューでスマホ代最大1,100円割引(毎月)
乗換え費用として最大30,000円還元しているので、ドコモ光の違約金を支払っても安心です。
月額料金も契約期間中はずっと割引が適用されるため、ドコモ光と比べて約2,000円ほど安くなるので毎月の通信費を節約できますよ。
さらにauのスマートフォンを使っていれば、家族全員分の月額料金が割引されてお得です。
auひかりが気になる人は下記URLより、引越し先が対応エリアか調べてみてくださいね。
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【2】最大速度2Gbps!コスパ抜群のNURO光

NURO光も、おすすめの乗り換え先の1つになるでしょう。
NURO光は関東全域と東海・関西・九州の一部地域で利用可能な光回線です。
対応エリアは限定されますが、全エリアで最大通信速度2Gbpsの超高速インターネットが楽しめます。
NURO光のすごいところは、通信速度だけではありません。
「回線利用料 + プロバイダ料 + セキュリティサービス + Wi-Fiレンタル料」が込みで月額料金が5,200円とコスパ抜群な光回線なのです。
2019年8月現在、NURO光では次の新規申し込みキャンペーンを行っています。
- 45,000円のキャッシュバック
- 44,000円の工事費が実質無料
- 設定サポートの初回利用が無料
NURO光のキャッシュバック額は45,000円なので、ドコモ光の解約金を払ってもお金が余りますね。
しかも、キャッシュバック受け取り条件にオプション加入は一切ありません。
オンラインゲームや高画質な動画を見る頻度が多く通信速度が速い光回線に乗り換えたい人は、下記URLより対応エリアを確認してみてください。
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【3】お得な特典がいっぱい!Softbank光

SoftBank光は、NTTのフレッツ網を利用した光コラボレーションです。
ドコモ光と同じ光コラボレーションなので、対応エリアや通信速度は変わりません。
引越し先の対応エリアは東西NTTのフレッツ光の公式サイトから確認しましょう。
2019年8月現在、Softbank光では下記キャンペーンを行っています。
- 最大35,000円のキャッシュバック
- 回線開通前の無料Wi-Fiレンタル
- 最大10万円の違約金負担
- おうち割でスマホ代が毎月最大1,100円割引
- スマホ乗換えで解約金9,500円分を還元
違約金負担とキャッシュバックを合わせると最大13万5,000円のお金が受け取れます。
ドコモ光の違約金を払っても余裕でお金が余りますね。
しかも、ドコモやauからソフトバンクのスマートフォンに乗り換えると9,500円分の違約金が還元されます。
ソフトバンクに乗り換え後もおうち割が適用されて、月額料金が毎月最大1,100円割引されるのでスマホ代の節約にもなりますよ。
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まとめ:引越しの移転工事費が新規契約と同じなら乗り換えがベスト

ドコモ光を引越し先で使うときはWebで移転申し込みを行うと、2000pt分のdポイントがプレゼントされてお得です。
付与されるdポイントは、移転事務手数料2,000円相当になるため、実質無料で移転できることになります。
移転事務手数料を節約したい人は、Web経由で移転申し込みを行いましょう。
移転先の光回線の敷設状況により、派遣工事になる場合とならない場合があります。
特にNTTのエリアが変わる移転で派遣工事が必要だと工事費は新規契約と変わりません。
工事の日にちやオプションサービスの利用状況次第で、移転費用の総額が20,000~30,000円近くすることも珍しくありません。
移転費用が高額になった場合は、auひかり、NURO光、Softbank光とお得なキャンペーンがある光回線への乗り換えを検討してみてください。
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