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モバイルWi-FiのWiMAXからauひかりへの乗り換え|注意点と手順を解説
モバイルWi-FiのWiMAXとauひかりは、どちらも「auスマートバリュー」が適用される点では共通していますが、まったく別のサービスだと言えるでしょう。
知ってのとおり、WiMAXはモバイル端末を利用した無線でのインターネットサービスで、auひかりは光回線(光ファイバーケーブル)を利用した固定回線です。
WiMAXの速度制限が不便なので、
「定額使い放題で、auスマートバリューにも加入できるauひかりへの乗り換えよう!」
と、いう人は多いようですが、回線工事なしで利用できるWiMAXと違い、auひかりは光回線なので利用前に工事が必要です。
また、WiMAX解約後には、解約金や端末の残債の支払いが発生しることもあります。
そうなると、
「auひかりの工事費は高いの?」
と、すこしauひかりへの乗り換えを躊躇ってしていまうのではないでしょうか。
実は、WiMAX の解約金やauひかりの工事費はやり方次第で無料にできます。
このページでは、WiMAX 2+解約時の注意点、auひかりの初期費用などを無料にする方法を解説しました。
【乗り換え前の確認】WiMAX解約時の注意点5つ
まずは、WiMAXを解約する際の注意点について解説します。
- 解約金の支払いが必要
- 分割払いで購入した端末代の残債
- レンタルした端末の返却忘れ
- 解約後は一時的にネットが使えないことも
- プロバイダメールが使えないかもしれない
【1】解約金の支払いが必要
WiMAXは、ほとんどのプロバイダで1~3年の定期契約のプランに加入するため、契約更新月以外に解約すると、解約金を支払わなければなりません。
たとえば、UQ WiMAXでは、2019年10月に料金プランを大幅に改定したため、申し込み時期で解約金が異なります。
■UQ WiMAXの解約金
- 10,450円~20,900円
(2019年9月30日以前の申し込み) - 1,100円
(2019年10月1日以降の申し込み)
2019年9月30日以前に申し込んだ人は、料金プランごとに契約更新月や解約金が変わってきます。
詳細を表にまとめたので、参考にしてみてください。
料金プラン | 解約金 |
---|---|
ギガ放題プラン/7GBプラン(2年) |
|
ギガ放題プラン/7GBプラン(3年) |
|
7GBプラン(4年) |
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改定前の料金プランは、料金請求開始月から13か月未満の解約だと、解約金は20,900円です。
14~25か月未満の解約は15,400円で、それ以降は契約更新月以外の解約だと10,450円を解約時に請求されます。
全プランで契約更新月が1か月しかないため、2019年9月30日以前に申し込んだ人は、10,450~20,900円の解約金が発生する可能性が高いと覚えておきましょう。
2019年10月1日以降のUQ WiMAXの料金プランは、ギガ放題プランだけで、7GBプランは廃止されました。
ギガ放題プランの契約期間は下記3パターンに分かれます。
■UQ WiMAX ギガ放題プランの契約期間
- 2年自動更新あり
- 2年自動更新なし
- 契約期間なし
このうち契約更新月以外の解約で解約金の支払いが必要なのは、「2年自動更新あり」だけです。
料金プラン | 解約金 |
---|---|
ギガ放題プラン (2年自動更新あり) |
|
契約更新月以外に解約した場合、解約金は1,100円で、改定前と比べて、解約金を大幅に値下げしています。
契約更新月も24~26か月目の3か月間と、改定前より2か月増えました。
この記事で紹介した解約金は、あくまでもUQ WiMAXのケースで、解約金と契約更新月は、プロバイダごとに異なります。
解約前に自分が加入するプロバイダの公式サイトやサポートなどで正確な金額を確認しましょう。
【2】分割払いで購入した端末代の残債
分割払いで購入した端末代の残債も、WiMAXの解約時に注意すべきことの1つですが、多くのプロバイダは、端末を無料で提供しています。
しかし、端末代を請求するプロバイダもあり、その場合、15,000~20,000円前後の端末代が発生します。
申し込みの際に支払い方法に分割払いを選べ、UQ WiMAXを例にすると、2019年10月以降に申し込んだ人は16,500円の端末代を支払わなければなりません。
12回の分割払いを選び、支払いが終わる前に解約した場合は、解約後にまとめて未払い分の端末代を支払うと思ってください。
解約前に解約金と合わせて、端末代の残債もプロバイダに確認しましょう。
【3】レンタルした端末の返却忘れ
契約期間の縛りがないプロバイダだと、端末は無料レンタルとなるケースが多く、その場合、解約後にプロバイダが指定した期日までに端末を返却しなければなりません。
指定の期日までに返却しないと、高額な違約金を支払う羽目になり、端末本体だけでなく、USBケーブルやマニュアルなど付属品の返却忘れも違約金の対象ですので気を付けましょう。
端末をレンタルしていた人は、解約直後に端末一式をプロバイダに返却してください。
【4】解約後は一時的にネットが使えない可能性がある
WiMAX解約後は、auひかりへ乗り換えるまでのあいだ、一時的にインターネットが一時的に使えないこともあるので注意しましょう。
auひかりは、光回線なので回線工事をしないと、インターネットに接続できず、開通までに多少時間を要します。
申し込みから回線工事までの期間は、以下になります。
■auひかりの申し込みから回線工事までの期間
- 戸建て:1~2か月
- マンション:1~2週間
2~4月の引越しシーズンだと、上記期間より待たされることも多々あります。
auひかりに限らず、光回線のインターネット利用は申し込みから回線工事までタイムラグが発生しますので、WiMAX の解約はタイミングが大切です。
WiMAXの解約はauひかりの回線工事が終わるまで待った方がよいでしょう。
【5】プロバイダメールが使えないことも
auひかりの乗り換えでプロバイダメールが使えなくなる可能性があることも、WiMAXを解約する際に注意しましょう。
BIGLOBEやSo-netなど大手プロバイダのWiMAXを使っている人は、auひかりに乗り換えても、そのままプロバイダメールが利用できます。
auひかりの対応プロバイダは、次の7社です。
■auひかりの対応プロバイダ
- au one net
- So-net
- ビッグローブ
- @nifty
- DTI
- Asahi Net
- @TCOM
上記7社は現役のWiMAXプロバイダ、もしくは過去にWiMAXを提供していました。
この7社のWiMAXから乗り換える人は、auひかりでも同じプロバイダを選べば、メールアドレスを変更せずに済みます。
上記7社以外のWiMAXプロバイダからauひかりに乗り換えると、プロバイダメールを継続利用できない場合もあるわけです。
プロバイダが提供するメールアドレスを利用している人は、解約前に現在利用中のWiMAXプロバイダに、auひかりに乗り換えた後も今のメールアドレスが利用できるか確認が必要でしょう。
auひかりへの乗り換えで発生する工事費や初期費用
auひかりの乗り換えで発生する初期費用は、次の2つです。
■auひかりの初期費用
- 事務手数料
一律3,300円 - 回線工事費
戸建て41,250円
マンション33,000円
2つのうち、回線工事費は初期費用相当額割引が適用され、実質無料となります。
初期費用相当額割引は、分割払いで支払う工事費を全額または一部無料にする特典のことで、auひかりへ乗り換える際の大きなポイントだと言えるでしょう。
戸建てとマンションで初期費用相当額割引の内容が違うため、表にまとめてみました。
住居 | 申し込み内容 | 割引内容 |
---|---|---|
戸建て |
光回線+光電話 |
628円×60か月=41,250円 |
光回線 |
125円×60か月=8,250円 |
|
マンション |
光回線 |
1,434円×24か月=33,000円 |
戸建ては、光回線+光電話の申し込みでないと、工事費の41,250円は全額無料にならず、光回線の申し込みだけだと、8,250円しか割引されないので、33,000円は自己負担です。
一方、マンションは光回線だけの申し込みでも、工事費の33,000円は全額割引されます。
【要注意】分割払い完了前の解約だと工事費が発生する
戸建てなら60か月以降、マンションだと30か月以降に解約しないと、解約後に工事費の残債が発生します。
auひかりの初期費用相当額割引とは、分割払いで支払う工事費を割引するものです。
工事費の分割払いが終わる前にauひかりを解約すると特典が無効となり、残りの工事費は解約後にまとめて請求されるので注意しましょう。
解約金と工事費が実質無料になる乗り換えスタートサポート
auひかりでは、「他社回線の解約金を負担してくれる新スタートサポート」と呼ばれる特典があります。
新スタートサポートとは、最大30,000円相当の郵便為替もしくはau WALLET残高がキャッシュバックされる特典です。
auひかりの申し込みとは別に申請しなければならず、特典を受け取りたい人は手続きを忘れないようにしましょう。
新スタートサポートのキャッシュバックの内訳を以下の表にまとめた。
住居 | プロバイダ | キャシュバック額 |
---|---|---|
戸建て |
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マンション |
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つまり30,000円が全額キャシュバックされたら、WiMAXの解約金を実質無料にできます。
また、auひかりの戸建ては光回線の契約だけだと、初期費用相当額割引が減額されるので、30,000円分は工事費を自己負担しなければなりません。
戸建てで光回線しか使わない人も、新スタートサポートでもらえる30,000円を工事費に回せば相殺できます。
さらに、代理店やプロバイダで申し込むことで、新auスタートサポートに加えて、代理店やプロバイダ独自の特典を受け取ることも可能です。
例えば、auひかりの公式プロバイダであるSo-netでは、auひかりを申し込むと2つのキャンペーンが適用されます。
■auひかり×So-netのキャンペーン内容
- 初年度基本料金2,880円/月で利用可能!
- キャッシュバック
戸建:14,154円
集合:17,222円
面倒な手続きなく、So-netから申し込みをすれば、1年間は基本料金を980円/月で利用できます。
どの窓口でauひかりに申しむべきか迷っている人は、選択肢の1つにauひかりの公式プロバイダであるSo-netを検討してみてください。
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【警告】auひかり高額キャンペーンの罠!11万キャッシュバックは損をする?
WiMAXからauひかりへの乗り換え手順
WiMAXの解約や、auひかりの申し込み時に受けられる特典についてはわかったかと思います。
それでは、実際にWiMAXからauひかりへ乗り換えための手順を確認しましょう。
順番を間違えると、前述したようにインターネトが使えない時期が発生してしまいますので注意が必要です。
大切なのは、auひかりに申し込みをし、開通工事が完了してからWiMAXの解約をすることです。
更新月のタイミングなどで、どうしても先にWiMAXの解約をしたい場合は除いて、「auひかりの開通」⇒「WiMAXの解約」の順番で手続きを行いましょう。
auひかりへの申し込み手順
それでは、まずauひかりの申し込み手順を確認します。
auひかりが開通するまでの流れ
- auひかりの提供エリアを確認
- auひかりに申し込み
- KDDIと工事日を決める
- 通信機器と書類の到着
- 回線工事が行われる
- インターネットの接続設定をする
それぞれ、簡単に説明しますが、詳細を知りたい人は別記事「 auひかりにするなら必見!開通までの流れをわかりやすく解説」でauひかりへの申し込み方法を解説していますので、参考にしてください。
STEP1:auひかりの提供エリアを確認
まずは、申し込みの前に自宅がauひかりの提供エリアであるか確認しましょう。
エリア確認は、auひかり公式サイトの「提供エリア検索」で調べることができます。
【要注意】東海・関西地区・沖縄は提供エリア外
auひかりは下記エリアでは利用できません。
- 戸建て:東海、関西地区全域、沖縄県
- マンション:沖縄県
また、戸建ての10ギガ・5ギガプランは、東京・神奈川・千葉・埼玉と首都圏の一部エリアでしか使えないので注意しましょう。
auひかりのエリア確認方法を詳しく解説!絶対エリア外の地域が存在する?
STEP2:auひかりに申し込み
KDDIやプロバイダ、代理店になどで、auひかりに申し込みます。
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STEP3:KDDIと工事日を決める
申し込みから数日程度で、KDDIから電話が入るので、ここで工事日を決定します。
どの窓口で申し込んでも、工事の連絡はKDDIから入ると覚えておきましょう。
STEP4:通信機器と書類の到着
回線工事の2日前までに宅内で設置する通信機器や、契約に関する書類が到着します。
契約関連の書類は、移転やコース変更など各種手続きで必要になるので、大事に保管しておいてください。
STEP5:回線工事
工事日当日になったら、KDDIの作業員が宅内に光ファイバーケーブルを通し、光コンセントやONU(回線終端末装置)、ホームゲートウェイを設置します。
フレッツ光や光コラボなどNTT系の光回線と違い、auひかりには無派遣工事はなく、どのプランに申し込んでも、回線工事は派遣工事です。
工事日当日は、利用者の立ち会いが必要と覚えておきましょう。
工事の所要時間は、戸建てが約2時間、マンションが1時間程度と思ってください。
auひかりの工事が丸分かり!工事費やマンションの注意点も一挙公開!
STEP6:インターネットの接続設定
宅内の設置作業が終わったら、ONUやホームゲートウェイと無線ルーターやパソコンなどを自分で接続します。
その後、パソコンを起動してプロバイダの接続設定を行いましょう。
WiMAXの解約手順
auひかりの申し込みが完了し、開通したあとに、WiMAXの解約をするようにしましょう。
WiMAXの違約金や、端末代金の残債についての説明はすでにしましたので、ここでは、WiMAXの解約方法を、UQ WiMAXの場合を例にして説明しますので参考にしてください。
UQ WiMAXは、電話でのみ解約の申し込みを受け付けています。
電話をする先は、「UQお客様センター」です。
0120-959-001 (9:00~21:00) |
電話すると、契約者本人であるか確認をされます。
そのとき慌てないように、以下のものを手元に用意しておくと良いでしょう。
- 契約者名
- 連絡先電話番号
- 暗証番号、もしくは生年月日、および契約先住所
- MY UQ ID
UQ WiMAXの場合、電話をした翌日に解約が行われます。
また、UQ WiMAXでは使用料は日割りで計算されるので、月初に解約したからといって、1ヶ月分の使用料を支払うといったことはありません。
UQ WiMAX以外のプロバイダの解約
UQ WiMAXを例にして、解約の方法を解説しましたが、その他の代表的なプロバイダの解約方法についても一覧でまとめました。
プロバイダ | 解約方法 | 解約日 | 解約月の使用料 |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB |
|
更新月の20日までに手続きを行えば、その月の月末に解約 | 月額料金全額 |
So-net |
|
解約を手続きをした月の月末 | 月額料金全額 |
BIGLOBE |
|
16:30までの電話で、当日付の解約 | 月額料金全額 |
基本的に、解約を申し入れても、その月の使用料は請求されます。
サービスも月末まで利用できることがほとんどです。
結論:特典が豪華な窓口で乗り換えるのがオススメ!
WiMAXを解約し、auひかりに乗り換えるときの注意点が5つあります。
- 解約金の支払い
- 端末の残債
- 端末の返却忘れ
- 一時的にネットが使えない可能性がある
- プロバイダメールが利用できない可能性がある
WiMAXプロバイダの多くは1~3年の定期契約で、契約更新月が1か月しかありません。
ほとんどの人が10,000~20,000円前後の解約金を支払うはずですので、auひかりの新スタートサポートに申請して、30,000円のキャシュバックをしてもらいましょう。
結果、WiMAXの解約金を実質無料にできます。
また、申し込み特典が豪華なプロバイダや代理店からauひかりに申し込めば、新スタートサポートで還元される30,000円と合わせれば10万円近いキャッシュバックが受けとり可能です。
どの窓口で契約しても、申し込みから回線開通までの期間が変わらないので、特典がたくさんもらえる窓口でauひかりに申し込んでみるとよいでしょう。