1. NURO光
  2. 速度

このサイトはアフィリエイト広告によって運営されています

【NURO光】XG-PONとXGS-PONとは?PONって何?

速度

現代の光ファイバーを使ったインターネットではPONと呼ばれる回線共有技術が使われています。
このPONのおかげで、NURO光などの高速回線でも低価格でのサービス提供が可能となっているのです。

また、NURO光10Gの公式サイトを見ると、同じPONでも「XG-PON」と呼ばれる技術が使われていることが分かります。

NURO光10Gとは?
次世代ネットワーク規格XG-PONを採用したことで実現した下り最大10Gの通信サービスです。 今後4Kの映像配信の普及やIoTの浸透によってインターネットにつながる機器が爆発的に増えると予想されています。 NUROでは今まで同様、すべてに先駆けて個人向け10Gサービスの販売を開始します。

ここに出てくる「XG-PON」という言葉ですが、初めて目にする人にとっては何が何だかさっぱりです。そこで今回は、NURO10Gで使われているXG-PONやXGS-PONについて解説していきたいと思います。

そもそもPONってなに?

ネット回線を申し込むと、最初に光ファイバーを引き込む工事をするのですが、この時にPONと呼ばれる回線共有技術が使われています。

たとえば、光ファイバーを丸ごと借りようと思ったら月数十万円の料金が必要です。しかし、それではあまりにも高すぎるため、事業者はPON技術を使って通信を分岐させています。

1本の光ファイバーを複数の人が共有することで、より少ない価格、つまり現在の月数千円という値段でサービスが提供されているのです。

色々なPON技術

実は、どのPON技術を使うかによって、光回線の最大通信速度は変わってきます。

現在普及しているのは「GE-PON」

現在、一般的に使われているのはGE-PONというPON技術です。低価格で導入がしやすい反面、回線速度が上下最大1Gbpsに制限されてしまうデメリットがあります。

身近で有名な光回線でいえば、フレッツ光やauひかり、eo光などの電力系光も全てGE-PONが採用されています。

NURO光が採用した「G-PON」

一方、NURO光では当時最新技術であったG-PONを採用しました。

G-PONがGE-PONと違う点は、回線速度が下り最大2Gbpsであるところです。

コストが高いため導入が難しく、他の光回線と比べてサービス開始日が新しめとなりましたが、そのおかげでNURO光は当時の世界最速通信を可能としました。

10Gサービスを可能とした「XG-PON」

2013年にサービス提供を始めたNURO光ですが、2015年にNURO光10Gの提供を開始します。

NURO光10Gで、下り最大10Gbpsを可能としたのが「XG-PON」です。

このXG-PONは先ほど紹介したG-PONの進化版といえる技術になります。しかしながら、コスト的な問題から上り回線速度が最大2.5Gbpsという課題を抱えていました。

auひかりで10Gサービスが提供開始

当時、XG-PONを採用したことでNURO光は世界最速の名前を手にしていました。

しかしその3年後、NURO光10Gを上回る回線速度のサービスが現れます。

2018年にKDDIが発表した「auひかり ホーム10ギガ・5ギガ」です。

こちらは「10G-EPON」を採用し、上下最大10Gbpsの回線速度を実現しました。

NURO光で10G/6Gプランを提供予定

NURO光では新しい10Gサービスである10G/6Gプランの提供を予定しています。

こちらで採用されているのは、XG-PONの進化版となる「XGS-PON」です。

XGS-PONとXG-PONの違うところは、上下最大10Gbpsという点になります。

提供エリアはどうなってるの?

現在、NURO光の10Gに関連するサービスの提供エリアは以下の通りとなっています。

NURO光の10Gに関連するサービスの提供エリア
■NURO光10Gのエリアマップ

提供エリアが比較的狭いため、自分の住んでいる場所が対応しているかどうかは、コチラを参考にして確認するのがおすすめです。

NURO光の方が提供エリア拡大の期待大

詳しくはコチラのNURO光10Gと10Gsの違いでも解説していますが、NURO光2Gで使用されている「G-PON」と、NURO光10G、10G/6Gプランで採用されている「XG-PON」、「XGS-PON」は互換性があります。

そのため、NURO光2Gを利用していた場合、同じケーブルを利用して10Gが利用可能です。

一方、auひかりではKDDIとNTTの光ケーブルを共有して利用している「シェアードエリア」という地域があります。つまり、auひかりで10Gエリアを拡大するためにはNTTが「GE-PON」への対応が必要です。

現状、NTTの光ケーブルのシェア率は67.8%となっており、それらを全て対応させるのは容易ではありません。そういった事情を考慮すると、auひかりの10Gエリアは拡大しない可能性が高いと言えるでしょう。

先に2Gを申し込んで待つのもアリ

NURO光は工事が遅いと言われています。NURO光の工事が遅い原因でも解説しているとおり、少しでも工事をはやくする方法はあるのですが、場合によっては大幅に工事が遅れてしまう可能性があります。

先ほど説明した通り、2Gから10Gへの切り替えは簡単に行えます。

もし「10Gが待ちきれない!はやく利用したい!」という人がいたら、先に NURO光 へ申し込むのもよいでしょう。

関連記事
NURO光の10G対応LANカード 10G対応LANカードの基礎知識!NURO光やauひかりの10G回線に必須
速度
NURO光の10G回線で十分な速度を出すためには10Gに対応したLANカードも必要になります。未対応のLANポートのままだと実測が1G未満に制限されてしまい、思ったような速度がでないで...
NURO光 20Gはどんな感じ? NURO光の20Gプラン|世界最速だけどオススメできない理由を徹底解説
速度
NURO光は通常のプランですと、最大速度が2Gbpsです。最新の20Gプランは、その10倍の20Gbpsが最大速度で、NURO光の宣伝文句の通り世界最速だと言えるでしょう。しかし現状、ここま...
NURO光でIPv6は対応している? NURO光でIPv6通信で接続する方法を解説!IPv6でも遅い場合がある?
速度
NURO光ではIPv6で通信を行うことが可能です。一般的にネット速度が速いと言われるIPv6ですが、対応回線によっては思った速度がでずに、遅くなってしまうこともあります。このペー...
NURO光の速度制限 NURO光はデータ容量無制限!速度制限がかかる条件とは?
速度
一般的にインターネット回線では帯域制限が行われます。データ容量が制限されていることが多く一定の容量を使いきると速度制限がおきるでしょう。基本的にNURO光では速度制限はあ...
オンラインゲームの遅さは自分で解決できる! 有線なのにラグい!?オンラインゲームのラグを解決する方法とは
速度
有線接続でもオンラインゲームでラグが起こるときの解消法についてまとめています。オンラインゲームをプレイするとき、切っても切り離せないのがラグです。少しでもラグを減らす...