auひかり電話の6つのデメリット!アナログ電話とどっちがいいか徹底比較
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auひかりではインターネット接続サービス以外にも、光回線を利用した電話サービスである「auひかり電話」を提供中です。
auひかり電話は、月額500円で利用でき、電話番号もそのまま引き継げます。
そのため、これまで利用していたアナログ電話から光回線を使った電話サービスに切り替える人が多く、人気も高いサービスです。
ただ、この電話サービスを申し込むにあたり、いくつかのデメリットもきちんと知っておく必要があります。
今回は、auひかり電話のメリットとデメリットについて、アナログ電話と比較しつつ解説しました。
auひかり電話のメリットは?

auひかりを選ぶメリットとしては、以下の4点が挙げられます。
■auひかり電話のメリット
- 毎月の電話料金が安くなる
- auスマホ+auひかり電話で通話無料
- NTT加入電話の電話番号を引き継げる
- キャッシュバックの増額が可能な場合も
各項目についてチェックしてみましょう。
毎月の電話料金が安くなる

auひかり電話にするもっとも大きなメリットは、やはり電話料金が安くなることでしょう。
アナログ電話が月額1,700円ほど掛かるところに対し、auひかり電話の場合は月額500円と、1,200円も安く利用できます。
通話料は、アナログ電話の場合は同市内3分8.5円掛かるところ、auひかり電話の場合は3分8円とそこまで大きな違いはありません。
しかし、アナログ電話の場合は距離によって通話料金が大きく異なってきます。
たとえば、アナログ電話の場合、60Km以上離れているところへ電話を掛ける場合は3分で40円の通話料は発生してしまいます。
しかし、auひかり電話の場合は距離によって通話料金が変わることはなく、3分8円のままです。
そのため、月額料金、通話料ともに圧倒的にauひかり電話の方がお得になると言えるでしょう。
アナログ電話 | auひかり電話 | |
---|---|---|
初期費用 | 800円 | 800円 |
月額料金 | 1,700円 | 500円 |
通話料 固定電話⇒固定電話 |
8.5〜40円/3分 (距離によって変動) |
8円/3分 |
通話料 固定電話⇒携帯電話 |
17〜20円/分 (発信先キャリアによって変動) |
15.5円/1分(au) 16円/1分(au以外) |
auひかりの料金については【auひかりの料金を徹底解説】プランによっては解約金が発生!?をご覧ください。
auスマホ+auひかり電話で通話無料

auひかり電話にするメリットの二つ目は、固定電話や携帯電話をauでまとめると通話料が無料になるという点です。
通話料無料にするためにはKDDIまとめて請求に加入し、auひかり電話の連絡先電話番号にau携帯電話が登録されている必要があります。
しかし、この条件さえクリアしてしまえば申込手続きや月額料金など不要の「auまとめトーク」が適用され、固定電話からau携帯への通話料が無料となります。
また、au携帯の自宅電話番号にauひかり電話が登録されていれば、au携帯からauひかり電話へ掛ける場合も通話料が無料になりますので、それぞれ登録を行っておけば通話料がとても安く済むのが特徴です。
auスマートバリューとは?スマホセット割引適用方法と注意点をまとめました
NTT加入電話の電話番号を引き継げる

auひかり電話にする3つ目のメリットは、NTT加入電話の電話番号を引き継げることです。
今までNTTで長く使っていた電話番号や思い入れのある電話番号があった場合は、auひかりへ乗り換えてもこの番号を変更せず利用出来るため、面倒な電話番号変更の手続きが必要ありません。
また、もしNTTの加入電話番号を持っていない場合でも、auひかり電話を申し込めばKDDIから新しい番号が発行されます。
キャッシュバックの増額が可能な場合も!

auひかりに申し込める窓口によっては、auひかり電話の同時申し込みでキャッシュバック額が増額される場合があるのもメリットでしょう。
たとえば、auひかりの正規代理店である NNコミュニケーションズ
は、auひかりの申し込みだけで56,000円のキャッシュバックを行っています。
しかし、auひかりと同時にauひかり電話もまとめて申し込むことで、キャッシュバックが6,000円増額され、合計62,000円が受け取れるのです。
NNコミュニケーションズは、他の代理店と比べても還元率が高く、最短で開通翌月に受け取れるスピード感も魅力でしょう。
詳しくは別記事NNコミュニケーションズの評判を比較検証でまとめて解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
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NNコミュニケーションズ以外にも、auひかり電話などの有料オプション申し込みでキャッシュバック額を増額できる代理店・プロバイダは多くあります。
それぞれの窓口によって還元額は異なりますが、もし最大限にお得な特典を受け取りたいのであれば、auひかり電話の申し込みも検討してみてください。

au新スタートサポートを利用する際もauひかり電話必須
NNコミュニケーションズから申し込んだ場合でも、KDDI公式が行っている新スタートサポートキャンペーンの併用できます。
新スタートサポートキャンペーンは、他社回線からauひかりへ乗り換えた場合に発生する解約金を、最大30,000円まで還元するキャンペーンです。
新スタートサポートキャンペーンの適用にはauひかり電話の加入が必須のため、キャンぺーンを利用してauひかりへ乗り換えを考えているのであれば、auひかり電話も忘れずに申し込みましょう。
auひかり電話の6つのデメリットとは?

では次に、auひかり電話のデメリットについても紹介します。
■auひかり電話のデメリット
- 光回線の契約が必要
- 発信できない電話番号がある
- 停電時や回線普通時は利用不可
- 2番号までしか持てない
- 電話番号を引き継げない場合も
光回線の契約が必要

月額料金がとても安いauひかり電話ですが、利用するには光回線の契約が必要です。
そのため、auひかり電話を利用する場合には、auひかり電話の月額料金500円とは別に、光回線の月額料金も発生します。
そのため、インターネットは利用せず電話だけ利用したいという方は、アナログ電話を使っているほうが安くなってしまうでしょう。
また、auひかり電話と同様に、NTTのフレッツ光を利用したひかり電話サービスの場合でも光回線が必要です。
NTTでは、使った分だけ料金が課金されるものの上限金額が決まっている「フレッツ光ライト」と呼ばれる月額料金2,000円〜4,300円の光回線サービスでひかり電話を契約・利用できます。
この「フレッツ光ライト」の回線の場合、ひかり電話はほとんど通信を使いませんので、回線料金はほぼ少額で済むことが多く、ひかり電話の月額基本料金500円と併せても毎月3,000円ほどで利用することが出来るようになっています。
その為、電話だけを利用するようであれば、auひかり電話ではなくフレッツ光の電話サービスを利用する方も多く存在します。
なお、auひかり電話でもマンションタイプの回線で利用する場合のみ、月額1,400円で電話だけの契約をすることが出来ます。
マンションギガとマンションミニギガの光配線方式の建物の場合は電話サービスのみの利用が出来ないため、光回線利用料が発生するので注意が必要です。
発信できない電話番号がある

電話番号には固定電話番号や携帯電話番号以外にも、0120からはじまるフリーダイヤルや110番や119番などの特番と言われる電話番号も存在します。
auひかり電話はこういったフリーダイヤルや特番、050からはじまるIP電話、0570からはじまるナビダイヤルなどにも対応していますが、一部の電話番号へは発信することが出来ないので注意が必要です。
ダイヤル | 内容 |
---|---|
102 | 非常・緊急扱い電話 |
106 | コレクトコール |
108 | 自動コレクトコール |
112 | 共同加入社受付 |
114 | 話中調べ |
121 | クレジット通話サービス |
136 | ナンバーアナウンス |
141 | でんわあん、二重番号サービス |
145/146 | キャッチホン2 |
147 | ボイスワープセレクト、なりわけサービス |
0170〜 | 伝言ダイヤル |
停電時や回線不通時は利用不可
auひかり電話は光回線を利用した電話サービスのため、光回線の故障などでインターネットが使えないような場合に、auひかり電話も同じように発信、受信ともに利用できません。
また、光電話は専用の機器に電話機を接続して利用するサービスです。
停電で専用機器の電源が落ちてしまった場合も同様、auひかり電話も使えなくなるため注意しましょう。
それに対し、アナログ電話は電話線から電源を取っているため、電話機が電源供給を必要としないタイプであれば停電の時でも利用できます。
そのため、緊急時にも安心して利用できるのです。
2番号までしか持てない

アナログ電話の場合、費用と設備を整えれば複数の電話番号を所持できますが、auひかり電話は2番号2台までしか番号を持てないデメリットがあります。
一般的な家庭で利用する分には電話とファックスの2番号など、少ない電話番号数でも十分でしょう。
しかし、オフィスで利用する場合や、事務所と自宅を兼用している場合など、複数の番号が必要な環境の場合はauひかり電話だけでは対応が難しいです。
なお、NTTフレッツ光を利用したひかり電話の場合は、1番号につき100円の追加番号サービスを利用することで、最大5つまで番号を取得できます。
詳しくはauひかりのデメリット|ひかり電話の電話番号は2つまでをご覧ください。
電話番号を引き継げない場合も
auひかり電話のメリットでNTT加入電話の電話番号を引き継げることを紹介しましたが、引き継げる番号と移行出来ない番号があります。
移行できる電話番号としては、NTTで電話加入権と取得したNTT加入電話か、KDDIのADSLoneで電話を利用していた場合です。
たとえば、ケーブルテレビで取得した電話番号や、NTTひかり電話申込時に新しく取得した電話番号の場合は、同じ電話番号は継続できません。
また、auひかり電話で新規に電話番号を取得した場合も同じく、他社へ乗り換える際には電話番号を引き継げないため、他社で新しい電話番号を取得する必要があります。
移行前 | 移行後 | 移行可否 |
---|---|---|
NTT加入電話で取得した電話番号 | auひかり電話 | ○ |
KDDIのADSLoneで取得した番号 | auひかり電話 | ○ |
NTTひかり電話で取得した電話番号 | auひかり電話 | × |
ケーブルTVで取得した電話番号 | auひかり電話 | × |
auひかり電話で取得した電話番号 | NTTひかり電話 | × |
auひかり電話で取得した電話番号 | 他社電話 | × |
なお、auひかり電話の場合、電話サービスだけ残してauひかりのインターネットサービスを解約したい際には条件があります
1つ目はVDSL方式かLAN方式のマンションタイプであること、2つ目はau one netのプロバイダに加入しておく必要があることの2点が条件となっています。
それ以外の場合はauひかり解約と同時に電話も解約する必要がありますのでご注意ください。
詳しくはauひかり電話|今までの電話番号を引き継ぎ利用可能も参考にしてください。
利用したいサービスによって契約する電話サービスを選ぶ

アナログ電話を使っている場合、光回線に変更しないか、光回線に変更した方が電話も安く利用出来る、といった勧誘の電話がかかってくることもあると思います。
もちろん、インターネットや光通信を使ったテレビサービスを一緒に利用したい場合は、auひかり電話を利用した方がお得になります。
しかし、インターネット環境やその他のサービスは利用せず、固定電話のみを使いたいという場合はアナログ電話を使った方がよりお得に利用することが出来ます。
こういった自分にあったサービスをお得に利用するためにも、安い、便利といった言葉に惑わされず、デメリットもしっかりと確認して、必要なサービスをしっかりと取捨選択するのが重要です。

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