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【NURO光】XG-PONとXGS-PONとは?PONって何?

速度

現代の光ファイバーを使ったインターネットではPONと呼ばれる回線共有技術が使われています。
このPONのおかげで、NURO光などの高速回線でも低価格でのサービス提供が可能となっているのです。

また、NURO光10Gの公式サイトを見ると、同じPONでも「XG-PON」と呼ばれる技術が使われていることが分かります。

NURO光10Gとは?
次世代ネットワーク規格XG-PONを採用したことで実現した下り最大10Gの通信サービスです。 今後4Kの映像配信の普及やIoTの浸透によってインターネットにつながる機器が爆発的に増えると予想されています。 NUROでは今まで同様、すべてに先駆けて個人向け10Gサービスの販売を開始します。

ここに出てくる「XG-PON」という言葉ですが、初めて目にする人にとっては何が何だかさっぱりです。そこで今回は、NURO10Gで使われているXG-PONやXGS-PONについて解説していきたいと思います。

そもそもPONってなに?

ネット回線を申し込むと、最初に光ファイバーを引き込む工事をするのですが、この時にPONと呼ばれる回線共有技術が使われています。

たとえば、光ファイバーを丸ごと借りようと思ったら月数十万円の料金が必要です。しかし、それではあまりにも高すぎるため、事業者はPON技術を使って通信を分岐させています。

1本の光ファイバーを複数の人が共有することで、より少ない価格、つまり現在の月数千円という値段でサービスが提供されているのです。

色々なPON技術

実は、どのPON技術を使うかによって、光回線の最大通信速度は変わってきます。

現在普及しているのは「GE-PON」

現在、一般的に使われているのはGE-PONというPON技術です。低価格で導入がしやすい反面、回線速度が上下最大1Gbpsに制限されてしまうデメリットがあります。

身近で有名な光回線でいえば、フレッツ光やauひかり、eo光などの電力系光も全てGE-PONが採用されています。

NURO光が採用した「G-PON」

一方、NURO光では当時最新技術であったG-PONを採用しました。

G-PONがGE-PONと違う点は、回線速度が下り最大2Gbpsであるところです。

コストが高いため導入が難しく、他の光回線と比べてサービス開始日が新しめとなりましたが、そのおかげでNURO光は当時の世界最速通信を可能としました。

10Gサービスを可能とした「XG-PON」

2013年にサービス提供を始めたNURO光ですが、2015年にNURO光10Gの提供を開始します。

NURO光10Gで、下り最大10Gbpsを可能としたのが「XG-PON」です。

このXG-PONは先ほど紹介したG-PONの進化版といえる技術になります。しかしながら、コスト的な問題から上り回線速度が最大2.5Gbpsという課題を抱えていました。

auひかりで10Gサービスが提供開始

当時、XG-PONを採用したことでNURO光は世界最速の名前を手にしていました。

しかしその3年後、NURO光10Gを上回る回線速度のサービスが現れます。

2018年にKDDIが発表した「auひかり ホーム10ギガ・5ギガ」です。

こちらは「10G-EPON」を採用し、上下最大10Gbpsの回線速度を実現しました。

NURO光で10G/6Gプランを提供予定

NURO光では新しい10Gサービスである10G/6Gプランの提供を予定しています。

こちらで採用されているのは、XG-PONの進化版となる「XGS-PON」です。

XGS-PONとXG-PONの違うところは、上下最大10Gbpsという点になります。

提供エリアはどうなってるの?

現在、NURO光の10Gに関連するサービスの提供エリアは以下の通りとなっています。

NURO光の10Gに関連するサービスの提供エリア
■NURO光10Gのエリアマップ

提供エリアが比較的狭いため、自分の住んでいる場所が対応しているかどうかは、コチラを参考にして確認するのがおすすめです。

NURO光の方が提供エリア拡大の期待大

詳しくはコチラのNURO光10Gと10Gsの違いでも解説していますが、NURO光2Gで使用されている「G-PON」と、NURO光10G、10G/6Gプランで採用されている「XG-PON」、「XGS-PON」は互換性があります。

そのため、NURO光2Gを利用していた場合、同じケーブルを利用して10Gが利用可能です。

一方、auひかりではKDDIとNTTの光ケーブルを共有して利用している「シェアードエリア」という地域があります。つまり、auひかりで10Gエリアを拡大するためにはNTTが「GE-PON」への対応が必要です。

現状、NTTの光ケーブルのシェア率は67.8%となっており、それらを全て対応させるのは容易ではありません。そういった事情を考慮すると、auひかりの10Gエリアは拡大しない可能性が高いと言えるでしょう。

先に2Gを申し込んで待つのもアリ

NURO光は工事が遅いと言われています。NURO光の工事が遅い原因でも解説しているとおり、少しでも工事をはやくする方法はあるのですが、場合によっては大幅に工事が遅れてしまう可能性があります。

先ほど説明した通り、2Gから10Gへの切り替えは簡単に行えます。

もし「10Gが待ちきれない!はやく利用したい!」という人がいたら、先に NURO光 へ申し込むのもよいでしょう。

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