WiMAXのキャンペーンでお得に!損をしない選び方と月額料金の落とし穴
![]() |
![]() |
WiMAXは、auひかりと同じKDDIグループのUQコミュニケーションズが提供しているモバイルインターネットサービスです。
モバイルWi-Fiルーターで通信できるため、工事が不要で手軽に契約できるのがメリットでしょう。
また、KDDIグループのためauスマホとのセット割も適用できます。
このページでは、どこのプロバイダが一番お得なキャンペーンを行っているかや、WiMAXとauひかりなどの光ファイバーとの比較などをまとめました。
WiMAXはこんな方におすすめ!

WiMAXはauひかりなどの光ファイバーと比べると利用目的や用途が変わってきます。
当然、インターネットに接続する点は変わりません。
たとえば、外出先でのインターネット使用頻度や回線速度、月額料金などの面など、相対的に考え自分に合った回線を選びましょう。
■WiMAXがおすすめな人
- auひかりが提供エリア外や工事不可などの理由で使えない方
- 外出先でのインターネットの利用が多くスマホでは物足りない
- 光ファイバーほどの速度は必要ないのでインターネットの月額料金を下げたい
WiMAXは工事不要なため、何らかの理由で光ファイバーが使えない場合に最適です。
とくに、auひかりではauスマホのセット割りが適用されますが、提供エリア外にお住まいの場合は利用できません。
そんなとき、WiMAXならauスマホとのセット割りの適用が可能です。
また、外出先のインターネットの利用頻度が多い場合は、スマホ側のデータ容量のリミットやバッテリーの消耗などによって、インターネットの接続環境が制限されてしまいます。
WiMAXを導入すれば、これらの問題も解決できるのです。
そのうえ、WiMAXは光ファイバーなどの比べて月額料金が安く、しかもキャッシュバックなどのキャンペーン内容も充実しており、よりお得に申し込めます。
WiMAXにはデメリットも存在する?
WiMAXは、光回線と比較すると実際の速度が遅くなってしまう場合があります。
最近はモバイル通信の進歩が凄まじく、最大速度もかなり上がりました。
しかし、WiMAXは物理的に回線を繋いでいるわけではないため、信号の損失が大きく、実際の速度はかなり遅くなってしまうでしょう。
利用する場所によっても変わってきますが、ときには10Mbps以下に落ち込むのも珍しくありません。
また、WiMAXには3日で10GBの通信容量制限が存在します。
実質、1か月あたりの通信容量が30GBに限られてしまうため、大容量のデータをやりとりしたい方には向いていないでしょう。
このように、WiMAXには光ファイバーにないデメリットがいくつか存在します。
詳しくはWiMAXのデメリットを徹底解説もご覧ください。
WiMAXはモバイルWi-Fiとしては異例の高額キャッシュバックを開催

モバイルWi-Fiは、月額料金が安く工事の必要も無いため、キャンペーンなどで還元されるキャッシュバックが低めです。
auひかりのような光ファイバーであれば、選ぶ回線によっては40,000円近くのキャッシュバックが受け取れますが、モバイルWi-Fiのキャンペーンは5,000〜10,000円程度でしょう。
しかし、WiMAXは同じモバイルWi-Fiにも関わらず高額なキャッシュバックが受け取れるため、一般的なモバイル回線よりもお得に申し込めます。
またWiMAXはUQコミュニケーションズのサービスですが、あらゆるプロバイダに対応しています。
キャンペーン内容はプロバイダによって様々ですが、にUQコミュニケーションズから申し込むよりも、より多くのキャッシュバックを受け取れる大手プロバイダで申し込むのがおすすめです。
プロバイダ | 月額料金 | キャッシュバック |
---|---|---|
So-net | 3,718円~ | 30,000円 |
GMO とくとくBB |
1,474円~ | 40,000円 |
BIGLOBE | 3,680円~ | 5,000円 |
ただ、キャッシュバックの多さや、料金の安さだけがプロバイダを選ぶポイントではありません。
場合によっては、月額料金が安くても限定的で逆に損をしてしまうこともあるので注意しましょう。
WiMAXは料金が安いからお得なわけではない

WiMAXは、契約するプロバイダによって月額料金が変わります。
また、月額料金が安いからと言って、必ずお得になるとは限りません。
通常、月額料金が安いのは最初の数ヶ月間だけで、何ヶ月か使ったら料金が上がってしまうので、利用期間によってもお得度が変わってきます。
人によってWiMAXを利用する期間は異なるでしょうが、目安として2年間と考えるのが妥当でしょう。
なぜなら、WiMAXはどこのプロバイダで申し込んでも2年契約となり、2年以内に解約すると14,000〜19,000円の違約金が発生するからです。
この2年契約は自動更新のため、無料で解約できるチャンスは2年に一度訪れる更新月のみです。
また、インターネットの設備は常に進化しており、2年間同じ端末を使っている間に新しい機種が発売されているでしょう。
仮に2年以上の利用があっても、端末交換の目的で他のプロバイダから再契約すれば、端末も新しいものに切り替えでき、キャンペーン特典で再度キャッシュバックがもらえます。
そのため、契約後どのくらい使うか分からなくても、2年間の利用を目安に月額料金を考えてみると良いでしょう。
プロバイダによっては月額料金割引特典の場合も
プロバイダのキャンペーンによってはキャッシュバックを受け取らない代わりに月額料金を安くできます。
仮に2年WiMAXを使い、更新月に無料で解約した場合の2年間の総額の支払い料金は以下のとおりです。
プロバイダ | 支払総額 | キャッシュバック | |
---|---|---|---|
So-net | キャッシュ バック無し |
82,120円 | - |
キャッシュ バック有り |
94,550円 | 20,000円 | |
BroadWiMAX | 79,809円 | 0円 | |
UQ WiMAX | 103,068円 | 3,000円 | |
BIGLOBE | 103,750円 | 20,000円 | |
GMOとくとくBB | 101,004円 | 34,000円 |
たとえば、So-netでは初月から2ヶ月目までは3,495円、3ヶ月目以降は3,980円です。
しかし、キャッシュバックの20,000円を受け取らなければ、初月から2ヶ月目までは2,780円、3ヶ月目以降は3,480円になり、月額料金が大幅に安くなります。
WiMAXは結局どこのプロバイダがお得?

先述したとおり、WiMAXは2年間の月額料金の総額とキャッシュバックの額で申し込む窓口を決めるのをおすすめします。
WiMAXは、どこで申し込んでも回線はUQ コミュニケーションズが提供しており、提供エリアや回線品質などは変わりません。
そのため、月額料金とキャッシュバックキャンペーンの内容でプロバイダを決めましょう。
当サイトで各プロバイダのキャンペーンを比較した結果、特におすすめなのは下記の2つのプロバイダです。
]![]() ![]() |
|
GMOとくとくBBは、日本最大のドメイン管理会社であり、東証一部に上場もしている大手プロバイダです。 GMOとくとくBBでは、最大40,000円のキャッシュバックを行っており、選択する端末によって金額が変わってきます。 月額料金に関しても、2年間の総額で支払う金額が、合計101,004円となり、キャッシュバック金額を差し引くと、実質67,004円で使えます。 |
]![]() ![]() |
|
So-netのキャンペーンでは、キャッシュバックの有無で月額料金が約500〜700円程度変わってきます。 ■キャッシュバック無し
■キャッシュバック有り
ただ、月額料金が多少高かったとしても、キャッシュバックをもらうのをおすすめします。 なぜなら、キャッシュバックの有無による2年間の総支払額を比べると差額は12,430円です。 キャッシュバックをもらえば2年間の支払い総額は94,550円と高額です。 |
WiMAXの速度はどこのプロバイダも同じ

WiMAXは、基本的にUQコミュニケーションズからのみ提供しているサービスです。
当初、電波法の関係でUQコミュニケーションズだけにWiMAX使用権のあるライセンスが付与されました。
しかし、UQコミュニケーションズだけでサービスを独占してしまうと独占禁止法に触れてしまいます。
そのため、UQコミュニケーションズでは多くのプロバイダに回線を開放し、現在ではあらゆるプロバイダでWiMAXが利用できるようになっているのです。
あらゆるプロバイダに回線を開放しているとは言え、技術的には仮想的に事業者を切り替えているだけなので、プロバイダごとの回線品質や速度、提供エリアに全く違いがありません。
2015年3月より最大220Mbpsの速度での通信が可能となり、2016年7月からは一部の地域で最大370Mbpsの利用が開始されました。
auひかりの通信速度が1Gbps(1,000Mbps)なのでWiMAXの最大速度は光の1/3程度まで縮まりました。
まだまだ光回線の速度には届きませんが、これからどんどんスピードアップしていくでしょう。
このように、WiMAXは回線速度や品質、提供エリアなどすべてUQコミュニケーションズ頼りであり、他のプロバイダから契約してもまったく同じです。
WiMAXのプロバイダを選ぶポイントは月額料金とキャンペーン内容、そしてプロバイダのサポートなどの信頼性のみと言えるでしょう。
WiMAXでもauスマホとのセット割が使える!

WiMAXはauひかりと同じKDDIグループであるUQコミュニケーションズが回線事業者として提供しているサービスです。
そのため、WiMAXではauスマホとのセット割であるスマートバリューmineが適用できます。
auひかりでは、スマートバリューという固定回線とスマホとのセット割りが適用されスマホの月額料金が最大で2,000円安くなりました。
WiMAXの場合、月額料金が安いためauひかりのスマートバリューほどの割引は受けられませんが、毎月最大934円の割引が適用されます。
割引はスマホ側の料金から割引され、スマホのデータプランによって割引額が異なります。
データプラン | 割引金額 |
---|---|
データ定額5〜30GB/月 | 934円 |
データ定額2/3GB/月 | 743円 |
データ定額1GB/月 | 500円 |
プロバイダや申し込み先が違っても、キャッシュバックなどのキャンペーン内容が違うだけで、基本的にスマートバリューmineの割引はどこも同じです。
プロバイダによっては、あたかも自社独自のキャンペーンであるかのように告知していることもあるため、注意しましょう。
WiMAXのauスマホセット割は家族は対象外
auひかりのスマートバリューでは、同姓名義で同一世帯の家族であれば、複数のスマホで割引が適用されました。
しかし、WiMAXのスマートバリューmineの場合、WiMAX1回線に対して割引が適用できるスマホは1回線です。
家族のスマホは割引の対象にならないので注意しましょう。
auひかりのスマートバリューとの併用は不可
auひかりは固定回線なので、自宅で家族と共有して使い、WiMAXは自分用に外出先で使うなどの使い分けができます。
そのため、auひかりとは別にWiMAXも契約している方も少なくありません。
auひかりを使っているauスマホユーザーであれば、ほとんどの方はauスマートバリューを適用しているでしょう。
その際の注意点として、現在auひかりでスマートバリューを適用しているスマホ回線は、WiMAX側での割引の対象になりません。
つまり、どちらか一方を選ぶ必要があります。
ただ、auひかりのスマートバリューとWiMAXのスマートバリューmineとでは、auひかりの方が割引率が大きいです。
そのため、auひかりとWiMAXの両方を使っている方の場合、auひかりのスマートバリューで適用するのをおすめします。
誰でも割シングルとの併用は不可
auスマートバリューmineは、auスマホ側の割引サービスである「誰でも割シングル」との併用ができません。
「誰でも割りシングル」とは、スマホの契約期間を2年契約にする事で月額料金が大幅に割引になるサービスです。
2年単位の自動更新で、更新月以外に解約すると9,500円の契約解除料が請求されます。
そのため、無料で解除できるチャンスは2年に一度訪れる2ヶ月間の更新月のみです。
ただし、WiMAX側で割引を適用した場合、誰でも割りシングルは自動解除となるため、解約金は発生しません。
WiMAXは賃貸アパートやひとり暮らしの方におすすめ

ここまでの解説を踏まえ、WiMAXはアパートなどの賃貸部隊にお住まいの方や、ひとり暮らしをしている方におすすめです。
賃貸などで光ファイバーが使えない方に最適
このように、光ファイバーなどの固定回線が使えない状況の方は、工事不要で気軽に申し込めるWiMAXがぴったりでしょう。
賃貸物件の場合、大家さんの許可がないと光ファイバーの導入が出来ないケースがあります。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合、光ファイバーが導入済みであれば大家さんの許可は不要です。
しかし、未導入の建物の場合、許可をもらわなければ工事が行えません。
許可をとりたいときの言い回しや注意点については賃貸で大家さんに許可を貰うコツをご覧ください。
しかし、物理的な光ファイバーケーブルを引き込むので必ず許可が出るとは限りません。
大家さんや管理会社によっては、嫌な顔をされる可能性もあるでしょう。
また、光ファイバー以外の固定回線としてはADSLも選択肢には挙がりますが、NTTの加入電話が必要なうえに速度も非常に遅いデメリットがあります。
以上の理由から、賃貸物件にお住まいの方にはWiMAXも選択肢のひとつに入れて問題ないでしょう。
WiMAXはひとり暮らしにもぴったり!いつでもルーターを持ち歩こう
WiMAXは、一人暮らしなどで家族のインターネット回線を共有する必要が無い方にも最適です。
もし自分以外に利用する人がいる場合、Wi-Fiルーターを外に持ち出してしまうと、自宅でインターネットが使えなくなってしまいます。
しかし、当然ながら一人暮らしであればまったく問題ありません。
逆に、家族と共有するのであれば、誰かがWi-Fiルーターを持ち出してしまうと、他の家族が自宅でインターネットに接続できなくなってしまうので不便でしょう。
家族で共有したいのであれば、auひかりなどの光ファイバーが適しています。
WiMAXなら引越し手続きも簡単
WiMAXは工事が必要ないので、光回線に比べて引越しの際の手続きが非常に簡単です。
光ファイバーの場合、引越しの手続きをするにも、回線の撤去を行い、引越し先で再度工事が必要になってしまいます。 そのため、タイミングが合わないとしばらくインターネットが使えないなどのタイムラグが発生してしまいます。
WiMAXはモバイル回線なので、プロバイダで住所変更をしたうえで引越し先にWi-Fiルーターを持って行けば、すぐにインターネットに接続できます。
auひかり引越しナビ|解約違約金発生条件やエリア外だった時の対処
WiMAXでスマホのバッテリー問題も解決!

外出先でインターネットの利用頻度が多いとき、感じる方が多いのがバッテリー問題です。
スマホでインターネットに接続しているとバッテリーの消費が非常に速く、常にスマホ用の携帯充電器を持ち歩いている方も多いでしょう。
スマホは一般的に4G LTE回線でインターネットに接続していますが、LTE回線はWi-Fi接続と比べるとバッテリーの消費が激しいです。
特に、ゲームなどのCPU使用率が高いアプリをスマホで行っていると余計にバッテリーを消費します。
スマホのCPU使用率が高く、しかもLTEで長時間通信を行っていれば、あっという間にバッテリーがなくなってしまうでしょう。
スマホでポケモンGOをプレイしていると、2〜3時間でバッテリーがゼロになるのも珍しくありません。
しかも、ポケモンGO自体、外に出歩かなくてはプレーが出来ないので、携帯充電器だけでは足りなくなる可能性もあるでしょう。
WiMAXは、モバイルWi-Fiルーターを使ったサービスなので、WiMAXでスマホを接続すれば、 スマホ側はLTEではなくWi-Fiでインターネット接続します。
つまり、LTEとは違い基地局への通信がなくなるので、スマホのバッテリー消費を最小限に防げるのです。
WiMAXは持ち込み端末は使える?

WiMAXでは、元々所有している古い端末を利用して契約できます。
そのため、以前WiMAXを使っていたり、友人からもらったなどの理由で、すでにWi-Fiルーターを持っている方であれば、別途購入する必要がありません。
ただ、WiMAXを提供している多くのプロバイダでは、契約時にキャンペーンが適用され、端末がタダ同然で手に入ります。
しかも、古い端末を使うときと月額料金も変わらず、最新の端末を利用できるため回線速度も速く、コストパフォーマンスも高くなるでしょう。
WiMAXに限らず、インターネットの利用者は年々増え、通信量もどんどん上がり続けています。
インターネットの速度はベストエフォートなので、回線の速度は保証されません。
とくに、WiMAXなどのモバイル回線は近年劇的に利用者の数が増えているにも関わらず、固定回線と比べるとまだまだ貧弱です。
利用者と通信量が上がれば上がるほど、当然速度も低下してしまうので、古い端末では対応しきれなくなるでしょう。
そのため、ある程度快適にインターネットを行うためには、なるべく最新の端末を使い、回線速度を速くしなくてはいけません。
WiMAXの契約は通常2年契約ですので、キャンペーンを上手く利用して、なるべく2年毎にプロバイダを乗り換えるのが理想的です。
WiMAXのキャンペーンと申し込み方法まとめ

- WiMAXは回線品質や速度に関してどこのプロバイダでも同じ
- 月額料金とキャンペーン内容で申し込み先を決めよう
- 月額料金が安いからお得とは限らない!2年間の総支払額を比較しよう
![]() |
![]() |




