公衆無線LAN(フリーWi-Fi)ってなに?スポットの探し方やリスクを解説
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近年、訪日外国人の増加や東京オリンピックの開催に伴い、街中の公衆無線LAN(フリーWi-Fi)サービスが利用できるスポットも増えています。
すでに日常的に利用している人もいる一方で、「まだ使ったことがないけれど、気になっている」という人も多いでしょう。
確かに、公衆無線LANはうまく使えば、外出先でもスマホのデータ容量を気にせずインターネットを利用できる便利なサービスです。
しかし一方で、公衆無線LANはセキュリティ面のリスクがあるということも覚えておく必要があります。
セキュリティ対策をしないまま使い続けていると、知らないうちに個人情報が漏れたり、SNSなどのアカウントやスマホが乗っ取られたりするなど、大きなトラブルに巻き込まれることもあるかもしれません。
このページでは「公衆無線LANとはどんなサービスか」という基本的なことから、身近な公衆無線LANスポットを探す方法やセキュリティ面のリスクを抑えながら安全に使う方法までをわかりやすく解説しました。
公衆無線LAN(フリーWi-Fi)とは

無線LAN(Wi-Fi)は、LANケーブルなどを使わず、電波でスマホ・パソコンをインターネットに繋げる技術のことを指します。
無線LANを多くの人が自由に利用できるように提供されているものが、『公衆無線LAN(フリーWi-Fi)』です。
カフェなどで「Wi-Fi使えます」と掲示されているのを見たことがある方も多いと思います。
こうした掲示がある場所が、公衆無線LANを使える場所(フリースポット、フリーWi-Fiスポット)です。
公衆無線LANにも色々種類があり、利用料や利用できる時間はサービスごとに違います。
契約した人だけが使える有料の公衆無線LANもあれば、電波が届く範囲内にいれば誰でも無料で利用できる公衆無線LANもあるわけです。
自宅や会社で使う普通のWi-Fiと公衆無線LANの違い
自宅や会社などで使う無線LAN(Wi-Fi)は通常、パスワード(暗号化キー)を設定し、家族やその会社の従業員など特定の人しか使えないようにします。
もし訪問者が一時的にでもWi-Fiを使いたい時は、その家の人や従業員に頼んでゲスト用のパスワードを発行してもらうなど手間をかけることが必要です。
しかし、公衆無線LANの場合は、店内にパスワードを掲示するなど、初めて店に来た人でも手軽に利用できるように設定されています。
最初に簡単な手続きが必要な場合もありますが、その場合も、1度手続きすれば2回目以降はそのWi-Fiスポットに行けばすぐにネットに接続できるようになることが多いです。
しかも、コンビニなどの大手チェーン店で提供されている公衆無線LANの場合、1度利用登録を行えば、登録したのとは別の店舗でもすぐにWi-Fiを使えます。
このように、特定の人だけが使う家庭や会社で使う普通のWi-Fiに対して、公衆無線LANは手間なく多くの人が使えるの特徴です。
Wi-Fiと無線LANの違いとは?今更聞けない基礎知識と注意点を解説
公衆無線LANのメリット

最近では、公衆無線LANの利用できるエリアが、自治体主導でどんどん広がっていますが、なぜそこまで公衆無線LANを使えるようにする必要があるのでしょうか。
街中の公衆無線LANを使うことでどんなメリットが生まれるのかをまとめました。
メリット1:外出時でもデータ通信量を気にせずネットが使える
公衆無線LANを使う最大のメリットは、スマホなどのモバイルデータ通信のデータ通信量を節約できるという点です。
モバイルデータ通信では毎月のデータ通信量の上限が決まっているプランが多く、使い過ぎると速度制限を受ける(いわゆるギガ死状態)ことになりかねません。
「頻繁に速度制限されるけど、月額料金が高い大容量プランには乗り換えたくない」
そう悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つのが無料の公衆無線LANです。
外出中は公衆無線LANを使うようにすれば、モバイルデータ通信の通信量を抑えながら快適にインターネットを使えます。
メリット2:モバイルデータ通信が利用できない端末も外出先でネットが使える
ノートパソコンやWi-Fiのみのタブレットなど、モバイルデータ通信が使えない端末でもインターネットに接続できるというのも、公衆無線LANが利用できるスポットのメリットです。
スマホのテザリング機能を使ってインターネットに接続するという手もありますが、その場合、テザリング機能を使っているスマホのバッテリーやギガが消費されてしまいます。
公衆無線LANを利用すれば、利用中のノートパソコンのバッテリーだけを気にすればよく、外出先で長時間インターネットを使えるわけです。
また、訪日外国人の方にとっても、無料で手軽に使えるWi-Fiスポットは重宝されます。
海外から来た方が日本でインターネットを使う方法は他にもいくつかありますが、いずれも無料の公衆無線LANを利用するのに比べると費用や手間が大きいです。
自治体としては訪日外国人の方にもっと来てもらいたいので、無料Wi-Fiスポットを増やして利便性を高めているわけですね。
公衆無線LANはどこで使える?

公衆無線LANは、全国の公共交通機関やカフェ、コンビニ、公共施設など様々な場所に設置されています。
最近では、人気の観光スポットや公園でも無料で公衆無線LANが使えるところも多いです。
ここでは代表的な公衆無線LANが使えるスポットと、地図で公衆無線LANスポットを調べる方法を解説します。
無料で使える公衆無線LAN(フリーWiFi)スポット
日常的に利用することが多い場所で利用できる場所は以下の4ヶ所です。
- コンビニ
- カフェ・飲食店
- 空港・駅
- 自治体が提供するフリーWi-Fi
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
コンビニ
コンビニ3社では、それぞれ独自の公共無線LANを提供しています。
店名 | SSID | 初回登録 | 利用時間 |
---|---|---|---|
ローソン | LAWSON_Free_Wi-Fi | 必須 | 1回60分、1日5回 |
セブンイレブン | 7SPOT | 必須 |
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ファミリーマート | Famima_Wi-Fi | 必須 |
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どこも最初にメールアドレスなどの初回登録が必要ですが、2回目以降は全ての店舗でスムーズに公共無線LANを利用可能です。
カフェ・飲食店
カフェが提供する公衆無線LANは、お店によって利用時間に大きな差があります。
店名 | SSID | 初回登録 | 利用時間 |
---|---|---|---|
ドトールコーヒー | DOUTOR_FREE_Wi-Fi | 不要 | 1回60分、何回でも可 |
スターバックスコーヒー | at_STARBUCKS_Wi2 | 不要 | 1回60分、何回でも可 |
タリーズコーヒー | tullys_Wi-Fi | 不要 | 時間制限なし |
上島珈琲店 | +Free_UESHIMA_WiFi | 不要 | 時間制限なし |
コメダ珈琲店 | Komeda_Wi-Fi | 必須 | 1回60分、何回でも可 |
PRONTO | PRONTO_FREE_Wi-Fi | 必須 | 1回30分、1日3回 |
銀座ルノアール | Renoir_Miyama_Wi-Fi | 不要 | 1日1回、1回3時間 |
マクドナルド | 00_MCD-FREE-WIFI | 必須 | 1回60分、何回でも可 |
初回登録が不要のところは、1回目から注意事項を確認するだけですぐに利用できます。
「1回60分、何回でも可」となっているところは、60分経つと1度接続が切れますが、再接続すれば使い続けることが可能です。
空港・駅
電車の駅や空港など、人が集まりやすい公共交通機関では、後で紹介する携帯キャリアのWi-Fiサービスが導入されていることが多いです。

また、一部の大きな空港では、無料で独自の公衆無線LANを提供しているところもありますが、同じ空港内でも、利用する公衆無線LANサービスごとに使える場所が違います。
公衆無線LANが使える場所では、Wi-Fiステッカーが掲示されているので見落とさないようにしましょう。
自治体が提供するフリーWiFi
観光スポットや公共施設を中心に、誰でも無料で使える公衆無線LANを『ご当地Wi-Fi』として提供する自治体も増えています。
自治体 | SSID | 初回登録 | 利用時間 |
---|---|---|---|
東京都 | FREE_Wi-Fi_and_TOKYO | 必須 | 制限なし |
大阪府 |
Osaka_Free_Wi-Fi Osaka_Free_Wi-Fi_Lite |
必須 |
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なお、通常はどこかのご当地Wi-Fiの初回登録をしても、利用できるのは同じ自治体が提供する公衆無線LANだけです。
別の自治体が提供する公共無線LANスポットを利用する際は、そこでも初回登録をする必要があります。
ただし、後で紹介する『Japan Wi-Fi auto-connect』のような自動接続アプリを使えば、1度の利用登録で日本全国のエリアの自治体が提供する公衆無線LANを検索・利用できます。
公衆無線LANの利用可能エリア・マップを調べる方法

公衆無線LANはサービスごとに利用できる地域やお店が違います。
各サービスのアプリや公式WEBサイトで検索する
「docomoのフリーWi-Fiを使いたい!」というように、利用したい公衆無線LANが決まっている場合は、各公式サイトまたはアプリの店舗検索で調べるという手もあります。
例えば、コンビニ3社の場合は下記の公式WEBサイトの店舗検索ページで、検索オプションや条件で『フリーWi-Fiが使える店舗』を指定することで調べられます。
カフェや飲食店などの場合も同じで、店舗検索時に「公衆無線LAN」や「フリーWiFi」などの条件にチェックを入れることで、該当する店舗がわかります。
自動接続アプリを使えばWi-Fiスポットを見つけられる
各公衆無線LANサービスの公式サイトで検索する方法では、他社の公衆無線LANサービスまではチェックできません。
これだと「現在地付近で1番近い公衆無線LANを知りたい…」という時には不便ですよね。
そんな時に便利なのが、マップ機能が付いた『公衆無線LAN(フリーWi-Fi)自動接続アプリ』です。
■公衆無線LAN(フリーWi-Fi)自動接続アプリとは

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)自動接続アプリとは、付近にある利用可能な公衆無線LANサービスに自動的に接続してくれるアプリ。
複数の公衆無線LANサービスに対応しており、初めて使う公衆無線LANでも初回登録の手間を省いて利用できる。
自動接続機能以外に、マップ機能やVPNなど、より快適に公衆無線LANが利用できるようになる機能を備えているアプリもある。
複数の公衆無線LANサービスに対応している公衆無線LAN自動接続アプリなら、提供元に関係なく、利用可能な公衆無線LANスポットを見つけることができます。
2020年現在、無料で使えてマップ機能もある公衆無線LAN自動接続アプリで有名なのは『Japan Wi-Fi auto-connect』と『タウンWiFi by GMO』です。
また、これらのアプリの公式WEBサイトにも、利用可能なフリーWi-Fiスポットを確認できるマップが掲載されています。
■無料の公衆無線LAN(フリーWi-Fi)自動接続アプリのマップ
- Japan Wi-Fi auto-connect:
公式WEBサイトのマップ - タウンWiFi by GMO:
公式WEBサイトのマップ
「Wi-Fiスポットは知りたいけれど、いきなりアプリをいれるのには抵抗がある」という方は、まずは上記のページで確認してみてはいかがでしょうか。
公衆無線LANの利用にはリスクもある?

誰でも手軽にWi-Fiを利用できて便利な公衆無線LANですが、セキュリティ面ではいくつか注意が必要な点もあります。
ただし、対処法さえ知っていれば、リスクを減らしながら利用ができるはずです。
安全に使うためにも、まずは公衆無線LANサービスを使う時のリスクをチェックしましょう。
このページで紹介するリスクは可の3つです。
- 情報を盗み見される
- 乗っ取り・ウイルス
- 偽の公衆無線LANに注意
多くの人が利用している公衆無線LANなので、そこまで怖がる必要はありませんが、リスクがあることだけは覚えておいてください。
リスク1:情報を盗み見される
無料の公衆無線LANには「誰でもすぐにインターネットに接続できる」という利便性が優先するため、暗号化に必要なパスワードが設定されていないものも多いです。
暗号化されていない公衆無線LANでやり取りしている内容は、同じ公衆無線LANを使っている第3者から簡単に盗み見ることができます。

セキュリティのリスクが高いこと
何の対策もしていないと、視聴しているWEBサイトやSNSの投稿内容、クレジットカード情報、会員制サービスのログインパスワードなど重要な個人情報まで赤の他人に知られてしまう可能性も否定できません。
なお、暗号化が設定されている公衆無線LANでも、パスワードが広く公開されている場合や長期間同じパスワードを使っている場合は盗聴されるリスクが高いと言えるでしょう。
リスク2:乗っ取られたりウイルスを送り込まれる
パソコンやスマホには、同じネットワーク内にある他の端末と手軽にファイルを共有できる機能があります。
家族や会社の人とファイルをやり取りする際には便利なファイル共有機能ですが、公衆無線LANを利用する際にこのファイル共有機能をオンにしておくのは危険です。
例えば、ファイル共有フォルダ内に保存していた個人的な写真や重要なデータを他人に読み取られたり、逆にウイルスに感染したファイルを送り込まれるリクスがあります。
ファイル共有機能をオンにしている端末をの公衆無線LANに繋ぐ場合は、ファイル共有機能をオフにしておきましょう。
リスク3:偽の公衆無線LANに要注意
多くの人が利用する公衆無線LANスポットに、悪意ある人がよく似たSSID(ネットワーク名)の偽の公衆無線LANを用意していることもあります。
企業の公衆無線LANと間違えて偽の公衆無線LANに接続してしまうと、通信内容の盗み見されたり、改ざんされたりすることもあるでしょう。
さらには、その公衆無線LANを使った人を偽サイトに強制的に誘導し、ログインIDやクレジットカード情報などの重要情報を入力させて手に入れようとするケースも存在します。
公衆無線LANを安全に使うための対処法

セキュリティのリスクがある公衆無線LANですが、気をつけて利用すればリスクを減らすことができます。
公衆無線LANを安全に使うための対処法を4つ解説しますのでチェックしてください。
- 暗号化されたものを使う
- VPNアプリを利用する
- 安全なwebサイトのみを使う
- 信頼できない無線LANは使わない
どれも単純で簡単なことなので、安全に公衆無線LANを利用するために活用しましょう。
対処法1:暗号化されている公衆無線LANだけを使う
通信内容を第3者に盗み見されないように、できるだけ暗号化されている公衆無線LANだけを使うようにしましょう。
暗号化されているかどうかは、Wi-Fi接続画面で鍵マークがついています。

ただし、鍵マークが付いている公衆無線LANなら安全というわけではありません。
公衆無線LANの暗号化方式には『WEP』『WPA』『WPA2』『WPA3』という4つの種類がありますが、このうち『WEP』で暗号化された内容はツールを使えば簡単に解読できてしまいます。
そのため、『WEP』で暗号化された公衆無線LANは利用しない方がいいでしょう。
対処法2:VPNアプリを利用する
VPNとはVirtual Private Networkの略です。
簡単に説明すると端末からサーバーに送る通信の内容を暗号化してくれるサービスのことで、公衆無線LANを利用する時にこのVPNアプリを使用することで、第3者による通信内容の盗み見を防ぐことができます。
また、偽の公衆無線LAN対策として、接続する公衆無線LANの安全性を自動的に判別する機能が付いたものアプリも多いです。
App StoreやGoogle Playストアにはスマホ向けのVPNアプリが提供されているので、公衆無線LANを使いたい方は1度チェックしてみてください。
代表的なVPNアプリ
対処法3:安全なWEBサイトのみ利用する
公衆無線LAN接続中にブラウザを利用する時は、URLの先頭が『https://』から始まる(または鍵アイコンが表示されている)WEBサイトにだけアクセスするようにしましょう。
URLが『https://』から始まるWEBサイトではSSLという通信内容を自動的に暗号化する技術が使用されるため、第3者によるデータの盗み見や改ざんを防止できます。
一方、URLが『http://』から始まるWEBサイトとのやり取りでは通信内容が暗号化されないため、公衆無線LANからアクセスするのは避けた方が無難です。
対処法4:信頼できない公衆無線LANは利用しない
誰でも利用できる状態の公衆無線LANを見つけても、提供元が信頼できないまたは不明ならば利用しないようにしましょう。
悪意がある人が設置した公衆無線LANの可能性があります。
「パスワードなしで接続できるから使ってみよう」と軽い気持ちで利用すると、後々個人情報漏れやアカウント乗っ取り、ウイルス感染などの大きなトラブルを招いてしまうかもしれません。
公衆無線LANは提供元が信頼できるものだけを使うようにしましょう。
キャリアがスマホユーザー向けに提供する公衆無線LANもある

au、docomo、ソフトバンクの携帯キャリア3社も、それぞれ独自の公衆無線LANサービスも提供しています。
そのキャリアの携帯・スマホユーザーなら公衆無線LANを無料または格安で利用できるため、携帯・スマホを契約中の方なら利用しない手はありません。
全国のコンビニや飲食店、駅、空港など幅広い場所で提供されていて、日常的に利用しやすいのも携帯キャリアの公衆無線LANの特徴です。
また、条件を満たせばそのキャリアを契約していない人でも利用できる公衆無線LANサービスもあるので、格安SIMユーザーの方もチェックしてみる価値はありますよ。
最大5台の端末が利用可能『au Wi-Fi SPOT』
auが提供する公衆無線LANサービス『au Wi-Fi SPOT』は、auの携帯・スマホを契約中の方だけが利用できるサービスです。
auスマホ | 他の端末 | |
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月額料金 | 無料 | 無料または300円 |
申込 | 不要 | 必要 |
専用アプリ | 必要 | 不要 |
利用できる場所 |
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SSID |
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暗号化方式 |
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au契約中のスマホは申込不要&無料で、『au Wi-Fi接続ツール』という専用アプリで初期設定を行っておけば、後は利用可能なスポットが近くある時に自動的にWi-Fiに接続されます。
また、別途『Wi2 300 for auマルチデバイスサービス』に申し込めば最大5台のパソコン、タブレット、ゲーム機などの端末でも利用が可能です。
『Wi2 300 for auマルチデバイスサービス』の利用料は、契約中のスマホのプランによって変わります。
各プランの利用料はこちらのページで確認できます。
『d Wi-Fi』はdocomoスマホユーザー以外も利用可能
docomoでは、2020年3月25日からdポイントクラブ会員向けに、無料の公衆無線LANサービス『d Wi-Fi』を開始しています。
docomoスマホ | 他の端末 | |
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月額料金 | 無料 | 無料 |
申込 | 必要 | 必要 |
専用アプリ | 必要 | 不要 |
利用できる場所 |
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SSID |
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暗号化方式 |
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docomo携帯・スマホユーザーを中心に提供中の従来の『docomo Wi-Fi』と違い、『d Wi-Fi』はdocomoのスマホを契約がなくても利用OKです。
『dアカウントの発行』と『dアカウントにdポイントカードを利用登録する』という条件をクリアすれば誰でも使えるので、auやソフトバンク、格安SIMユーザーでも利用できます。
しかも、1つのdアカウントで同時に最大5台まで接続できるため、スマホとノートパソコンを同時に使う時でもギガを気にしなくて済むでしょう。
有害サイトへのアクセスを制限するコンテンツフィルタオプションも無料で付けられ、未成年の方が利用する場合も安心です。
なお、従来の公衆無線LANサービス『docomo Wi-Fi』の方は、2021年度中にサービス終了予定なので覚えておくと良いでしょう。。
『ソフトバンクWi-Fiスポット』は無料で使える!?
ソフトバンクではソフトバンク携帯・スマホとそれ以外の端末で利用できる公衆無線LANサービスが違います。
ソフトバンクスマホ | 他の端末 | |
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料金 |
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467円/日 |
申込 | 必要 | 必要 |
専用アプリ | 必要 | 必要 |
利用できる場所 |
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SSID |
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SWS1day |
暗号化方式 |
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ソフトバンク携帯・スマホ向けの『ソフトバンクWi-Fiスポット』の方は、契約中のソフトバンクスマホのプランによって料金が異なります。各プランの料金はこちらで確認できます。
ソフトバンク契約中のスマホなら、『ソフトバンクWi-Fiスポット』対応店に加え、同じくソフトバンクが提供する公衆無線LANサービス『BBモバイルポイント』が設置されている場所でもWi-Fiを利用可能です。
ただし、『ソフトバンクWi-Fiスポット』の対象となるのは、ソフトバンクと契約中の携帯・スマホだけです。
ソフトバンク携帯・スマホを契約している方でも、ノートパソコンやタブレット、他社と契約中のスマホなど、ソフトバンクと契約していない端末もWi-Fi接続したい場合は、別途『ソフトバンクWi-Fiスポット(EX)』を利用しなくてはいけません。
『ソフトバンクWi-Fiスポット(EX)』は、日額467円で誰でも24時間『ソフトバンクWi-Fiスポット』のWi-Fiを利用できる公衆無線LANサービスです。
ユーザー登録(無料)後は、Wi-Fiを使いたい日だけWEBサイトから利用申し込みをして467円を支払う方式なので無駄がありません。
しかも、WEBサイトから利用申し込みをして決済が完了すればすぐに利用開始できるので、「出先で急にWi-Fiを使わないといけなくなった」という時もすぐに対応できます。
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